2017.May.15
トランギアのツンドラ3ミニ の軽量ストームクッカー化を行ってみた。
trangia(トランギア)
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材料は先日「アルミコッフェル ストームクッカー」で利用したのと同じ100均の深型アルミ鍋である。なかなか利用価値があるので4個追加購入した。
100均で150円のアルミ深型鍋。 |
私のツンドラ3ミニには古いトランギアのアルコールバーナーTR-B25と最近購入したゴトクTR-281をセットしている。
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このゴトクを利用したまま風防を作成し、ストームクッカー化する。
鍋の取っ手を外し、上部をサンダーで切除する。
深型鍋の底部を利用。 |
AR_CADというアプリケーションで切り抜く位置をラベルシートに印刷し、鍋の底に貼り付けリューターの切断砥石で切り抜く。
AR_CADは詳しい知識がなくても図面を作成できるありがたいソフトウェアである。
株式会社SHF様、ありがとうございます。
株式会社SHF http://www.shfweb.com/
AR_CAD http://www.ar-cad.net/
鍋底の切断図面を作成してラベルシートに印刷。 |
鍋底と出力した図面。 |
図面をカットして・・・ |
鍋底に貼り付ける。 |
鍋底のサイドに空気取り入れ口の穴を開ける。
完成した基台部を裏側から見たところ。 |
完成した基台部を表側から見たところ。 |
空気取り入れ口は180°までしか開けていない。 |
次に基台に載せる風防部である。もう一つのアルミ深型鍋をカットし、底に丸穴を開ける。穴の縁は軽くカールさせておく。
風防部を上から見たところ。 |
風防部を下から見たところ。 |
基台部に風防部を載せる。 |
基台部の中心の穴はトランギアのゴトクを中心にするための穴である。この穴の周囲8か所の長方形の穴は空気を入れる為と風防部のズレ防止のためのベロである。
拡大図。 |
収納時は風防部に基台部を入れる。基台部の突起状のベロは風防部の下辺内に収まり飛び出さない。
収納時は風防部に基台部を入れる。 |
収納状態下から見たところ。 |
では早速湯沸かしテストである。
基台部の中央にトランギアバーナーとゴトクをセットする。点火後上部の風防部を載せるだけである。
組み立て状態。 |
湯沸かしテスト中。 |
鍋全体から水蒸気が沸き上がる。 |
ポットを使用する時は上部の風防部を使用するが、フライパン使用時は風防を外す。
風防も付属のハンドルで外せる。 |
風防を外した状態。 |
火力調節用の蓋をセットし弱火にしてから…。 |
フライパンを載せる。 |
基台部の突起したベロは風防のズレを防止するだけでなく、フライパン使用時の風除けにもなっている。(気持ち程度ではあるが…。)
基台部上部のベロは風除けの意味もある。 |
弱火でもしっかりお湯が沸く。
フライパン全体で気泡が上がる。 |
基台部もトランギアのハンドルで掴めるので使い易い。
ベロの穴にハンドルを差し込みつかむ。 |
こちらのゴトクもミニトランギアのゴトクと同様、一か所をカットしている。
参考 trangia TR-28T ミニトランギア の紹介記事。
こうすると消火蓋のスライド蓋を小から大まで任意の火力で使用できる。
ゴトクは一部をカットし火力調節は自由自在。 |
では、今回ストームクッカー化で作成した基台と風防の重量を計測してみた。上下ふたつで96g。軽い。
基台部と風防部で96g。 |
ポットふたつとフライパン、蓋で311g。 |
アルミハンドルを足すと359g。 |
バーナーとゴトクは161g。 |
自作の蓋は34g。 |
収納は風防部の中に基台部を入れ、フライパンを入れる。
ポットふたつをいれ、中にスポンジ布巾、ゴトク、バーナー、ハンドル、洗剤とスポンジを入れる。
純正のポット用蓋をし、最後にフライパン用の自作の蓋を載せる。
付属の収納袋にすべて入れてもまだ余裕がある。
毎回残念なのは縁巻き加工ができないことである。少しずつ木槌かプラスチックハンマー等で叩いていけばいいのだろうが、仕上がりに自信がないし、気の遠くなる作業である。その内チャレンジしてみたいが…。
【追記】・・・2017.May.18.
縁巻き加工を縁を巻かずに縁巻きをしてみた。
「トランギア ツンドラ3ミニ ストームクッカー化 2」へ続く。
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