2017年6月24日土曜日

蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W Оリング交換

2017.June.10.

 庭作業で重要な働きをしてくれている蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W のポンプが加圧できなくなった。

蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W


蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
購入時の価格ラベルがそのままである。
購入価格は3,800円

 AmazonでもHS-703Wはまだ在庫販売はあるようだが…。メーカーのWebサイトでは製造終了のようである。

ミスターオートHS?703W [その他]
株式会社工進
売り上げランキング: 331,987


 後継機種はHS-707Wのようである。

工進 蓄圧式噴霧器7L ミスターオート HS-707W
工進 (KOSHIN)
売り上げランキング: 22,647




 私は昔からの癖で購入した物には購入年月日や購入店舗名をマジックで書きこんでいる。この噴霧器も底に記入してあった。

蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
2009年2月6日に豊見城のメイクマンで購入したようだ。

 2009年2月6日購入と言うことは8年使用していることになる。

 現在の不具合は、タンクの加圧ポンプが加圧しないことと、ノズルの噴霧ボタン付近からの液漏れ、ノズルの伸縮パイプの繋ぎ目からの液漏れである。

 とりあえずОリング交換を考え、ネットで検索した。

 株式会社工進|KOSHIN PUMP|ポンプの工進
 http://www.koshin-ltd.jp/products/agriculture/spray/hsw.html

 ミスターオートのパーツリストは
 http://koshin-ltd.jp/partslist/kokunai/0301.html

 Amazonで探すと「工進 蓄圧式噴霧器(HS-Wシリーズ)用補修パーツ HS-Wパッキンフルセット PA-181」と言うものがある。



 プライム会員ではあるが合わせ買い商品と言うことなのでノズルも注文することにした。




 届いた商品がこちら。

蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
補修パーツ HS-Wパッキンフルセット。

蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
ノズル伸縮2段2頭口ノズル組。


 新しいノズルは付け根のネジがプラスチックになってはいるが、それ以外は大きな変化はないようである。


蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
ノズルの新旧比較。
新しいノズルの付け根のネジが
金属からプラスチックになっていた。

 工進のWebページからダウンロードしたPDFの図面を拡大印刷したものを準備し、作業開始。

 老眼で見にくいので拡大したのだが、パッキンセットには図面も付属されていた。Оリングのサイズと使用箇所も明記されており、親切である。


 ノズルの噴霧ボタンを分解してみたが、Оリングがひとつ無い。多分以前につまりの掃除時に紛失したのであろう。


蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
写真上部のキャップ内にもОリングがあるべきである。
何度か分解掃除したのでいつの間にか
紛失したのであろう。


 Оリング交換時に使用したオイルがシリコーンスプレーとシリコングリスである。







 プラスチックやゴム類を侵さないので安心して使用できる。

 作業中は両手がシリコングリスまみれになってしまったので写真は撮れなかった。


蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
工進のWebページからダウンロードしたPDFの図面。

 圧力調整バルブの中にもОリングがあるようではあるが、下の写真中央のツマミの中心にある隠しネジのキャップが外れず断念した。

 今のところここからの漏れはないのでそのままで行こう。

蓄圧式噴霧器 工進 HS-703W
T字のツマミの中央にあるネジを隠すキャップが
どうしても外せず、分解断念。


 作業終了後、加圧テスト等を行ったが問題なし。また安心して使用できる。



 ちなみに我が家は家屋は狭いが庭が少し広い。周囲は空き地で雑草だらけである。また、ヤスデが時期になると大量発生するので薬剤噴霧は結構頻繁に行う必要がある。

 芝生にはザイトロンやMCPP、インプール、シバゲン、アージラン。
 空き地にはハイフーロンなどの除草剤。
 殺虫剤はサイベーレ、スミチオンなど。

 庭の手入れや周囲の除草で多い時は7リットルの噴霧器に4~5回の液剤を調合しなければならない。

 この噴霧器を購入する前は4リットルの噴霧器を使用していたが、大変であった。

 HS-703Wは加圧しやすく、噴霧ノズルも広角から狭角まで噴霧量も調整でき、ノズルパイプも長さが調整できる。タンクとノズルを繋ぐホースも長くて便利である。

 お勧めの噴霧器である。

2017年6月17日土曜日

愛車 スズキ ジムニー JB23W フロントガラスにヒビ

2017.June.06.

 朝、出かけようとして車に乗ると視界に違和感。

 太い蜘蛛の巣でも付いたか?と思い車外に出ると、フロントガラスにヒビが!


ジムニー フロントガラス ヒビ
運転席に座って見て、右下からハンドル上辺までのヒビ。

ジムニー フロントガラス ヒビ
写真ではガラスの左下から右上までのヒビ

ジムニー フロントガラス ヒビ


 うーん。これは痛い。DIYでの修理は不能である。

 平成13年8月に初年度登録の車であり、中古で購入後、平成15年から乗り続けている愛車である。現在走行距離は14万3千キロ。

 ただ、去年夏の車検ではフレーム前部に錆穴があり、次の車検は厳しいとの話も受けている。現在は大きな不具合はないが、急な坂道の登りでたまに瞬間的に加速が抜けるのと、車体あちこちの錆、足回りの遊びが大きくなっている、ワイパーのアームの下部のリンクの軸受けが削れて穴が広がっているなどの問題はある。



 ネットで原因を調べてみるとスズキの車は古くなるとフロントガラスの周辺の板金の錆が膨れてガラスが割れることがあるらしい。
 沖縄は台風時に山の頂上まで潮風が吹き荒れる塩害のひどい地域である。錆との戦いである。アンダーコート、グリスコートは必須なのは沖縄の常識となっている。

 板金をはじめフロントガラス交換等、修理をすれば乗れるが、10年以上の車なので税金の上昇、修理の費用対効果を考えると限界のようだ。

 次の車を探し終わるまでは頑張って欲しい。

2017年6月13日火曜日

この子はだあれ? 蝶? 蛾?

2017.May.29.

 帰宅して裏庭で犬のトイレをさせている間、白い蝶が芝生の上にいた。

裏庭にいた蝶。

 私や犬が近づくとヒラヒラと舞うのだが、すぐに地面に降りる。気付いてから30分以上裏庭の芝生の上にいる。

 オオゴマダラかも?と思ったが、茶色い模様もある。顔つきも?

 カメラを持ち出して何枚も撮った。

 よく見ると羽の最後尾が丸まっている。羽化しかけなんだろうか?


あなたはだあれ?



羽の後端が丸まっている。

 昆虫は詳しくないのでネットで探したが見つからない。

 元気にはばたけ! と、思いながら室内に入った。


 どなたかこの子の名前をご存じありませんか? 
 わからないので、ちょっと気になります。



【追記】2019.Nov.10.
「沖縄の蝶」と言うキーワードでgoogle先生に聞いてみたところ、

北摂の生き物(ほくせつのいきもの)
 http://www.hokusetsu-ikimono.com/index.htm
さんの
沖縄・八重山で出会ったチョウたち
 http://www.hokusetsu-ikimono.com/okinawa/butterfly/index.htm
で見つけることができました。

 この子は「イシガケチョウ」と言うようです。

 今更ながらスッキリしました。

2017年6月11日日曜日

アジアン雑貨店で購入したアルミ鍋の蓋の修理

2017.April.30.

 「やんばる学びの森 オートキャンプ」の後半で紹介したアジアン雑貨店で購入したアルミ鍋の蓋のツマミが割れてしまった。

割れたアルミ鍋の蓋のツマミ。

 この鍋は沖縄のどこだったか覚えていないが、アジア系の雑貨を売っているお店で大分前に購入したものである。ただ何となくキャンプにいいかも?というぐらいで購入したもので、ラーメンや炊飯にピッタリであった。

 以前も紹介したがネットではAll Aboutさんの2007年09月26日の記事「キッチュだけど頼もしい、万能アルミ鍋」でしか探せなかった。

昔アジアン雑貨店で購入したアルミ鍋。

今回割れたツマミの割れる前の姿。

鍋本体、中蓋、外蓋の3部構成。

ポケットタブレットコンロと固形燃料で、
2合までの炊飯ができる。


 アルミのフライパンの蓋のツマミだけは数個外して持っているのでこれを利用して修理した。 

手持ちの鍋のツマミ。

フライパン蓋用なので基台が大きい。

 手持ちの蓋ツマミではあまりにサイズが大きいので、ツマミの雌ネジ部分だけをリューターで削り出した。アルミのネジも長すぎるので切断。

中央のツマミとアルミネジをリューターで削る。

削った箇所を少し磨いて完成。

 鍋蓋のネジ穴を少し広げ、作ったツマミを取り付けて終了。

鍋蓋に取付。

裏はネジの頭だけ。

 この鍋、個人的には蓋のプレスの模様があまり好みではない。模様がない方が良かったのだが、使い勝手があまりに良いので手放せないでいる。

 炊飯すると飯が旨い。ラーメンやうどんを作ると丁度いい。お湯を沸かすだけでも便利である。

 おそらくこの鍋と同じようなものをアウトドア用品で探すとロータス・アルミポットなのだろう。

Lotus(ロータス) アルミポット
Lotus(ロータス)
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 もちろんロータスの方が材質の厚みも耐久性もはるかに上なのだろうとは思うが・・・。

2017年6月5日月曜日

トランギア ツンドラ3ミニ ミニトランギア用自作ストームクッカー フライパン用ゴトク

2017.June.03.

 「ミニトランギア TR-28T ストームクッカー化
 「トランギア ツンドラ3ミニ ストームクッカー化 1 (風除け)
 「トランギア ツンドラ3ミニ ストームクッカー化 2 (風除け)
 「ミニトランギア TR-28T ストームクッカー化 燃焼テスト
 で制作、紹介した自作ストームクッカー(風防)の改良を行った。

 
自作ストームクッカー
ミニトランギアTR-28T用自作ストームクッカー。
目玉焼き調理中。

 改良点は
 1. 基台部の空気穴の大径化。
 2. フライパン用ゴトクの制作。
 である。


 もう少し酸素の供給量の安定化を図るため、基台部の空気穴をステップアップドリルで大きく開け直し、更に空気穴を開けていなかった反対にも2ヵ所穴を開けた。

 これらのストームクッカーを制作した当初はフライパンは上部風防部を使用せずそのままトランギアの純正ゴトクに載せるようにしていた。何度かフライパンでの湯沸かし実験を行ったが、熱効率が良くないようであった。
 フライパンをハンドルで持ち上げると一気に沸騰する。つまりもう少し高さが必要であるということだ。

自作ストームクッカー
制作当初のフランパンの載せ方。

 風防部の上にフライパンを載せてみようと、その方法を1週間ほど悩み2つほど試作してみた。だがどうも良くない。

 最終的には0.5mm厚のステンレス板を使用したゴトクに決定した。

自作ストームクッカー
完成したフライパン用ゴトク。

 まずはミニトランギア TR-28T 用自作ストームクッカーから。




 ゴトクは3枚のステンレス板を切り込みに合わせ三角形に組み合わせ、風防の上辺部に掛けるだけ。バーナーの火力調節用消火蓋をほぼ全開にし、立ち上る炎がゴトクの三角の板の内側からゴトク上部の歯の隙間からフライパンの底を舐めるように外辺部に排気されるように考えた。
 また、ゴトクの各パーツの全長はスタッキング時に風防の底に収まるサイズにした。


自作ストームクッカー
ミニトランギア TR-28T 用 ゴトク。

自作ストームクッカー
ミニトランギア TR-28T 用 ゴトク。

自作ストームクッカー
ミニトランギア TR-28T 用 ゴトクのセット方法。

 フライパンを使用するには、これまで通り基台部をセットし、その上に風防部を載せる。風防の上にゴトクをセットし、フライパンを載せるだけである。

自作ストームクッカー
基台部。
空気穴は大径化してある。

自作ストームクッカー
ゴトクのセット状態。

自作ストームクッカー
フライパンを載せたところ。

自作ストームクッカー
風防とフライパンの隙間。

自作ストームクッカー
風防とフライパンの隙間。

自作ストームクッカー
ゴトクの重量は30g。
自作ストームクッカー
収納方法。


 次にトランギア ツンドラ3ミニ 用自作ストームクッカー。

trangia(トランギア) ツンドラ3ミニ ブラックバージョン TR-TUNDRA3MN-BK
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自作ストームクッカー
ツンドラ3ミニ TR-TUNDRA3MN-BK 用ゴトク。

自作ストームクッカー
ゴトクの組み合わせ方。

自作ストームクッカー
ゴトクのセット方法。

自作ストームクッカー
フライパンを載せる。

自作ストームクッカー
高さはこれ位。

自作ストームクッカー
隙間。

自作ストームクッカー
重さは21g。


 では、早速調理テストを実施。

 裏庭で目玉焼きを作ってみた。

自作ストームクッカー
ツンドラ3ミニ 用ゴトクをセット。

自作ストームクッカー
こちらはミニトランギア用ゴトク。

 目玉焼きはミニトランギア、ツンドラ3ミニのどちらも調理してみた。下の写真はツンドラ3ミニでの調理風景。フライパンはどちらも全く同じサイズである。違いはミニトランギアのフライパンのみポットとのロック用の窪みが2ヵ所あるだけである。

自作ストームクッカー
サラダ油を引いて卵を1個落とす。

自作ストームクッカー
自作のフライパン用の蓋を使用。

 上記写真のフライパン用の蓋は「ミニトランギア と トランギア ツンドラ3ミニ の フライパンの蓋」で制作した物。



自作ストームクッカー
火力は充分。強過ぎもせず、弱過ぎもせず。

自作ストームクッカー
ゴトクの縁は立ち上げているので調理中、
フライパンが逃げ出すことはない。

自作ストームクッカー
バーナーの火力調節用消火蓋は全開状態である。

 ゴトクの材料はホームセンターで購入した0.5mm厚ステンレス板である。

 使用した工具はディスクグラインダーのみである。


 風はそよ風であったが、上手くいった。さて、これで納得したのでひとまず任務完了。