2016年10月25日火曜日

JB23 フロント・ウインカー・バルブの交換

2016.Sep.24

 昨晩、一瞬のウインカー灯りが明るくなったと思ったら、右だけハイフラッシャーに。
あっ。バルブが切れたな。と思ったので帰宅後確認すると、前部右の方向指示器のバルブが点かない。

 ボンネットを開けてソケットを抜き取る。

エンジンルーム内のヘッドライトアッシの
裏側にソケットがある。

左の大きいのがヘッドライトバルブ。
右奥のカプラーがウインカーバルブ。

 外してみるとバルブが黒い。こりゃ玉切れだ。


切れたバルブを外した直後。

バルブのガラス内面が黒銀色に変色している。
だいたい切れたバルブはこんな状態になる。

 切れたバルブは12V21Wのカラーバルブである。
手持ちのバルブにはカラーバルブはない。とりあえず12V23Wの同型のバルブで代用しよう。

 ただ、ウインカーレンズはクリアである。バルブを着色するしかない。

 マジックでオレンジにバルブのガラス面を塗って、ソケットに嵌めてみた。


 ところが、どうしてもソケットにバルブが入らない。

 何で? どうして?

 切れたバルブと、手持ちの着色バルブをよーく見比べてみると、何か違う。

 バルブの口金に飛び出している出っ張りの位置が微妙に違う。

 こんな夜中に店も開いてないので、ひとまず諦めた。



 翌日は土曜日。
 行きつけのイエローハットに直行。

 で、あったあった。「ターンシグナルランプ 12V21W 口金ピン・角度違い」

 ほう。「角度違い」と言うのか・・・。


 切れたのは右側だけだが、だいたい灯火類は左右同程度の使用時間である。私は片側が切れると必ず両方交換して、切れていないバルブは非常用に車の工具箱に入れる。
 たとえ古いバルブでも出先で非常時の交換用に使えるからである。

小糸の
「ターンシグナルランプ 12V21W
口金ピン・角度違い」



 「口金ピン・角度違い」とは下の2枚の写真を見ると明解である。

左のクリアバルブが通常の口金。
右のイエローバルブが角度違い。

バルブの口金の中心から赤い線を引いてみると、
このように一目瞭然。
パッケージに明記されている通り、本当に「角度違い」である。

 なぜ「角度違い」なんて厄介な物があるのか? 疑問に思って調べてみた。

 バルブメーカーの株式会社小糸製作所の

トップページ > ランプの基礎知識種類と特性 > 主な白熱電球(金属口金付タイプ)の種類
http://www.sp.koito.co.jp/lamp/type03.html

に答えがあった。

 なるほど、着色バルブが必要な場所に、クリアバルブを間違って使用しないように角度違いにしているようだ。

 デザイン的にお洒落なクリアレンズは、いざという時応用の利かない不便なレンズであるようだ。
個人的には昔のイエローレンズでもいいのだが。



 そういえば、フロントのウインカーバルブの交換は初めてのような気がする。
ヘッドライトバルブと、テールランプ、バックライト、サイドウインカーはもう何回か交換しているが、角度違いなんて口金は初めて経験したと思う。

 ということは、私がJB23を中古で購入して以来、14年。新車からだとすると15年以上頑張ってきたバルブかもしれない。長いことお世話になりました。

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