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2018年1月21日日曜日

子供のリールの修理(ハンドル固定ネジの制作)

2018.January.07

 平成30年1月6日、子供にせがまれて釣りに行った。

 釣り始めて2時間ほどで「お父さん。リールが壊れた。」


 見るとハンドルの留めネジがない。付近や車内を探したが見つからない。残りの竿で釣りは継続したが、リールは直さなければならない。

ハンドル固定ネジを紛失したリール。


 翌日、朝から雨。リールの修理をやってみた。

リールの修理
ネジ附近の構造を観察。

リールの修理
中の六角形の爪がある部分が回る。

 手持ちのネジ箱からハンドルに合うネジを見つけた。鍋ネジである。普通のネジなので頭が小さい。本来のリールのネジは、ゴミが入らないように袋状になっていたはず。サイズ的に合うキャップ状の物を探した。

 自転車のハブボルトキャップが合いそうである。

ハブボルトキャップ
自転車用の汎用ハブボルトキャップ

 リューターにダイヤモンドディスクを付け、カット。さらに内部のバリを削る。

ハブボルトキャップ
ハブボルトキャップを短くカット。

 キャップ中央にネジを通す穴を開ける。

ハブボルトキャップ
ネジ穴をあける。

 鍋ビスにワッシャを通し、キャップ、ひと回り大きいナット2つ、ビスに合うナットの順で組み上げる。

自作ハンドル固定ネジ
鍋ネジに
①ワッシャ
②ハブボルトキャップ
③大きめのナットを2個
④鍋ネジのボルト
の順で通してナットを締める。

自作ハンドル固定ネジ
出来上がったハンドル固定ネジ。

 最後にワッシャを1枚入れて、リールに組み付ける。

リールの修理
リールにハンドルを固定する。

リールの修理
出来上がり。

 ハンドルを回して不具合がないことを確認して終了。

 ロッドとリールのセットの2,000~3,000円の安物ではあったが、とにかく使い方が悪いのか壊す。竿の穂先の修理も2回。物を大切にする感覚が欠如しているようだ。先日は偏光サングラスもどこかに置き忘れてきていた。呆れてしまう。

2017年5月7日日曜日

釣竿の穂先の修理

2017.May.04

 子供と家内が釣竿の穂先を折っていた。 しかも3本。

折れた釣竿の穂先。

 穂先の折れた釣竿の内1本は子供用に買い与えた物であるので、仕方がないが、残り2本は私の古い物である。かつて糸満市にあったホームセンターのオサダ(なんだかんだ オ・サ・ダ♪)で購入したものである。(だったはず)

 穂先を買い直そうかとも思ったが、せっかく先日Dremel 4000を入手したので折れた穂先を再生させることにした。

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 使用したリューターの先端工具はマイクロドリルとダイヤモンドディスクである。

マイクロドリルとダイヤモンドディスク。

 Dremel 4000の先端はコレットと言う口が付いている。私個人にはいまいち使い勝手が良くないので専用の三つ爪チャックに交換している。

 穂先の中に残っている竿の折れカスをマイクロドリルで掘り出す。

写真を撮るため工具は停止しているが、
左手は指で穂先を握って作業する。
穂先のパイプの中を綺麗に掻き取った後は、竿の先端の加工である。縦に裂けている部分を切り取り、穂先のパイプにきっちり入るように細く削る。

穂先の先端を加工。

穂先のパイプも綺麗に掘り出し、
竿の先端も加工した後。

 ここで要注意!! このまま接着すると竿に嵌らなくなってしまう。加工の終わった竿のシャフトを釣竿本体の尻から挿入し、途中のガイドを通してから接着する。

左上:穂先。
右上:先端のシャフトと途中のガイド。
下:竿本体。

竿本体に先端のシャフトを挿入し、
ガイドを入れて穂先だけを接着。

 接着剤は通常の瞬間接着剤を使用。

穂先のパイプに入る部分に瞬間接着剤を塗る。
穂先のパイプにぎゅっと強く差し込んで、接着剤が硬化すれば完了。




 続いて古い投げ竿2本も修理する。

接着直前まで加工の終わった穂先と先端。

この竿には中通しガイドが2個入る。

穂先から2段目のシャフトの先端ガイドも外れていた。

最後に接着。

修理完了の釣竿3本。

 長崎にいた頃はよく釣りに行っていた。一晩で20ℓのクーラーボックスいっぱいのキスを釣ったりもしていた。
 沖縄に来て何度か挑戦するが、いまいち釣れない。釣れてもなんだコイツは?とよくわからない魚だし、食べても旨くない。魚類検索図鑑にも載っておらず、亜熱帯編の魚類検索図鑑を買う気もない。
 いつの間にか釣りもしなくなっていた。なので私の古い釣竿は家族に自由に使わせていた。

 それは良いのだが、使い方が荒い。物は大切に使うようにして欲しい。