2019年1月26日土曜日

続・眼鏡フレームの再塗装

2018.October.20.

  2018年の7月8日の当ブログの「眼鏡フレームの再塗装」で一度塗り直した老眼鏡であったが、3ヶ月ほどで塗料が剥がれ始めた。色も気に入らなかったので100%納得はしていないがブラウンの車用タッチアップペイントを購入して上塗りしてみた。


車用タッチアップペイント
車用タッチアップペイント。

車用タッチアップペイント
色があまり選べなかった。
もう少し明るい色が欲しかったのだが・・・


 レンズにはペイントを付けたくないのでネジを外してレンズを取り外し、塗料を塗った。
 
眼鏡フレームの再塗装
上塗りした眼鏡。

眼鏡フレームの再塗装
細部拡大。

眼鏡フレームの再塗装
細部学大。



【追記】
2019.January.04

 その後約3ヶ月しないうちに、また、塗料がパラパラ剥げてきた。

眼鏡フレームの再塗装
まだらに剥げた塗料。

眼鏡フレームの再塗装
決して、べっ甲柄ではない。

眼鏡フレームの再塗装
うん。みっともない。

 やむなく新兵器投入である。
 染めQのミッチャクロンマルチである。マルチプライマーという謳い文句に期待して、購入してみた。

染めQミッチャクロンマルチ

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染めQミッチャクロンマルチ

 
 スプレー式プライマーなので加工前にレンズ鼻あては取り外し、つるの耳あてにはマスキングテープを貼った。一度目と同様リューターで研磨し、以前の塗料を全部剥がした。脱脂剤で汚れと油分を取り除き、乾燥させてからプライマーを噴霧。その後30分ほど乾燥させてタッチアップペイントを塗った。

 一晩乾燥させて組み立てた。

眼鏡フレームの再塗装
再々塗装後の眼鏡。

眼鏡フレームの再塗装
一応完成。

さて、この塗装法でどれくらい持つものか? 次に剥がれたら、どうするべきか?

 一年ほど持つならば色を変えて塗装し直すのもひと案か?

2019年1月13日日曜日

カメラプレートの滑り止め

2018.December.23.

 メイン機材の PENTAX K-30 に使用しているPENTAX純正ハンドストラップ O-ST128 が割れて、社外品のカメラブートを使用しているのは過去記事の「SLIK 自由雲台 コルクラバー保護シート」で紹介した。
 過去記事では薄い両面テープでカメラプレートを貼り付けていたのだが、その後両面テープの劣化でテープが溶けたようになり1mm厚の透明テーブルクロスのシートに交換していた。

 対処してから2か年以上問題なく使用できていたのだが、また昨日三脚使用時の縦アングルでカメラが傾いた。帰宅後、カメラプレートを外してみるとビニールシートが固くなっており滑りが生じていた。縦アングルでは私は右を上にすることにしているので、レンズの重みでプレートがネジの緩む方向に回ってしまう。

カメラプレートの滑り止め
MartinハンドグリップストラッププレートMD53を
カメラグリップのプレートとして使用している。

カメラプレートの滑り止め
カメラプレートのシルバーのラインは
ネジ穴の位置。

カメラプレートの滑り止め
横アングルだと問題はない。

カメラプレートの滑り止め
縦アングルだとプレートが緩みカメラが下を向く。

カメラプレートの滑り止め
完全に緩んでしまう。

 これでは透明テーブルクロスのシートを作り直してもまた2年程で元の木阿弥となる危険性が大きい。万が一、三脚からカメラ本体が落下すると大事である。

MartinハンドグリップストラッププレートMD53
ズレたカメラプレートと透明シート。


 ビニールクロスよりもっと柔軟性と吸着力があり、耐久性の高い物はないだろうか?と考えたところ、先日セリアで購入したシリコン製のキッチンマットを思い出した。
 早速セリアに行き、追加購入した。

シリコンキッチンマット
セリアで購入したシリコンキッチンマット角型。

シリコンキッチンマット
サイズは300×300×1mm。
但し縁以外の厚みは0.3mm。

シリコンキッチンマット
裏面の表示。

シリコンキッチンマット
耐熱温度-30~230℃


 シリコンキッチンマットの表面の「水分・油分・熱に強い」と「弾力性があってすべりにくい」に期待。 

シリコンキッチンマット
この効果に期待。


 MartinハンドグリップストラッププレートMD53の裏面にはもともと滑り止めの凹凸のあるゴムシートが付いている。それでも滑る。

MartinハンドグリップストラッププレートMD53
MartinハンドグリップストラッププレートMD53の
裏面の滑り止め。

カメラプレートの滑り止め
2か年使用してきた1mm厚のビニールシート。
  

 滑りだした1mm厚のビニールシートをよく見ると端の2カ所に凹みがある。もしかするとこの凹みのせいで綿接触がしっかりできていなかったのだろうか?

カメラプレートの滑り止め
右端の2カ所の凹みが気になった。


カメラ本体の底部を観察すると2カ所のボッチがある。カメラの底の「脚」だろうか?

カメラプレートの滑り止め
赤丸の中がボッチ。


カメラプレートの滑り止め
ビニールシートを合わせてみるとこのボッチが
やはりシートの凹みであった。
カメラプレートの滑り止め
横から見たボッチ(赤丸の中)

カメラプレートの滑り止め
横から見たボッチ(赤丸の中)


 ボッチにカメラプレートが当たらないように向きを左右逆にすると、バッテリーボックスの蓋に干渉してしまう。

カメラプレートの滑り止め
カメラプレートの向きを逆にすると
バッテリーボックスの蓋に干渉。

カメラプレートの滑り止め
これでは電池交換時に毎回カメラプレートを
外さなくてはならなくなる。

 やはりシートを交換するしかないようである。

 購入したシリコンキッチンマットをカットしてみた。これまで使用してきたビニールシートと同じサイズでカットしてみた。カメラ底部に合わせてみると大きい。ビニールシートと違いこのシリコンキッチンマットは薄くて柔らかい。カメラとプレートの間でビラビラするとみっともないので、カメラ底部のサイズに切り直した。

シリコンキッチンマット
セリアで購入したシリコンキッチンマット本体。

シリコンキッチンマット
以前のビニールシートに合わせてカットする。

カメラプレートの滑り止め
カメラプレートのサイズではカメラ底部より大きい。

カメラプレートの滑り止め
カメラ底部の形に合わせて切り直した。

 キッチンマットは0.3mmと薄いので2枚準備して重ねて使用することにした。

カメラプレートの滑り止め
カメラプレートをネジ止めする。
これでいいはず。

 このシートでどれくらいの耐久性があるのか心配はあるが、しばらく使用してみようと思う。自動車用品メーカーであるエーモンの超強力両面テープシートの方が良いのだが、あれは強力過ぎてプレートを外すときにカメラ底部の塗装まで剥がしてしまう。他にいい方法はないのだろうか?