2017年8月31日木曜日

エブリイ 純正スイッチの蓋の改造(オーディオのUSB端子を取付)

2017.August.16


 新車納車時にバックカメラ付きのオーディオを付けてもらった。

 USBケーブルが付いており、スマートフォンやUSBメモリを接続ができる。ただ、ケーブルは助手席グローブボックス内に配線されていた。

 何のオプションも指示もなければ無難な処理なのだろう。

オーディオのUSB端子を取付
グローブボックス内に出されている
USBケーブル。

オーディオのUSB端子を取付
結構長さに余裕がある。

 できればスイッチがたくさん空いているので、そこに持ってきたかった。

 ステアリングひだりのスイッチボックスにはリアヒーターのスイッチのみ。3つも空きがある。



 社外品の純正風部品もあるが、なかなかのお値段である。

オーディオのUSB端子を取付
スイッチパネルにはまだ空きがタップリ。

 スイッチパネルがどうなっているのか、とりあえず蓋をひとつ外してみた。

オーディオのUSB端子を取付
空きスイッチの蓋を外して観察してみた。

オーディオのUSB端子を取付
蓋の裏には4つの爪がある。

 蓋の裏は4つの爪があった。その中央に車のオーディオから外したUSBケーブルの端子を差し込んでみた。

 何と言うことでしょう! 隙間なくピッタリはまりました。

 ほとんどグラつきもないので、あとは穴を開けて固定するだけ。

オーディオのUSB端子を取付
専用品のようにピッタリ。


 リューターで、空きスイッチの蓋に四角い穴を開ける。

オーディオのUSB端子を取付
USBケーブルの端子に合わせて
穴を開ける。

オーディオのUSB端子を取付
少しずつ調整しながら開けていく。


 接着剤で固定することも考えたが、使い回しができるようにインシュロックで固定した。

オーディオのUSB端子を取付
インシュロック3本で固定。


 蓋の4つの爪のうち長い爪2対にスイッチボックスに固定するための爪がある。短い爪を利用してUSBケーブルの端子を固定することにした。


オーディオのUSB端子を取付
短い爪の穴にインシュロックを通す。

オーディオのUSB端子を取付
USBケーブルの端子の首にインシュロック

オーディオのUSB端子を取付
出来上がりはこんな感じ。

オーディオのUSB端子を取付
裏側から見たところ。

 カシオのネームランドで白文字を作成し張り付け、クリアで塗装した。

オーディオのUSB端子を取付
ネームランドのラベルの上から
タッチペイントのクリアを塗ったら
文字が少し剥げてしまった。

 スイッチボックスに取り付け、オーディオを外しかけながらケーブルの取り回しを行い、完成。


オーディオのUSB端子を取付
リアヒーターのスイッチの横に設置。

 狭い場所なので抜き差しがしにくくはあるが、逆に運転時に干渉を受けにくい場所なので問題はないようだ。

 しばらくこのまま運用してみて問題があれば右側のスイッチボックスに移動させてみればいいかも。

2017年8月27日日曜日

エブリイ テーブル

2017.August.14.

 車内にテーブルを製作した。

 車内での調理は油の蒸気や跳ね、臭いの問題から考えていない。しかし雨天時の珈琲やお茶やカップスープ等の湯沸かし程度くらいはするはずである。

 例え車内であってもカメラやノートPC、タブレット等の使用時になるべく広いテーブルが欲しい。

 室内幅最大のテーブルにした。

室内幅のテーブル。

 テーブルの固定は床製作の端材を利用した。

 荷室内壁にはオプションのユーティリティナット用の穴があるのでそれを利用した。


右側のテーブルのマウント。

左側のテーブルのマウント。
テーブル脱落防止のノッチを付けてある。

 ネットを見ているとテーブルをリアゲート下に取り付けて使用している所を見かける。

 ならばついでにやってみるか!とチャレンジ。


テーブル天板。全景。
バンパー上部中央に金属製の頑丈なフックが使って欲しいように存在している。リアゲートのストライカーである。

 テーブルを使用するのはリアゲートを開けている時なのでストライカーは遊んでいる。

 ストライカーが差し込める細長い穴を開ける。が、強度的に心配なので2mm厚のアルミ材を加工してテーブル天板の木口に補強を入れた。

リアゲートのストライカーを差し込む穴。

 テーブルの脚は1本。端材で制作した。

テーブル脚部。

 脚部は天板の裏の閂(かんぬき)で固定する。 

テーブル天板と脚部の裏側。

リアゲートストライカーにテーブルの穴をはめる。

ぴったり。
テーブルをリアバンパに取り付ける際のクサビ。

端材で作ったクサビ。
逃げないように紐で固定。

ストライカーにクサビを刺すと天板が外れない。

 一本足の脚部でもクサビで固定することで安定する。あくまで食事等のテーブルなのでこれで充分。テーブルに登ったり毛の生えた扇子を持ってパラパラを踊らなければ大丈夫だろう。(ディスコは若いころに一度しか行ったことはないが…)


セットするとこんな感じ。

 車内にテーブルをセットするには荷台左右のマウントに差し込んで、ノッチを落とすだけ。


テーブルの室内固定状態。

少し違う角度から。

右側から。

前方から。

後方から。

 室内で胡坐をかいて使用することを想定した高さにしてある。

 フロア等はすべて無垢材であるが、テーブルと脚部だけは油性ニスを塗ってある。水物でシミを作らないようにしてある。

2017年8月26日土曜日

エブリイ 天井に断熱材取付(3Mシンサレート PPS-200 )


2017.August.15

 エブリイは天井がでかい。エンジンも床下なので天井は太陽熱で、シート下部はエンジンの熱で灼熱地獄だと聞いた。

 ならば最初に手を加えておけばと3Mのシンサレートなるものを手に入れておいた。


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幅1.52m、全長5mなので足りるだろう。


 エブリイが納車されてしばらくはそのまま乗っていたが、やはり暑い。頭が「暑い」のではなく「熱い」のである。首から下はエアコンの風が当たる。しかし、天井に近い頭部と顔面が「熱い」のである。

 尻は改善されているのか? 私の尻の断熱材?が厚いのかわからないが我慢できないほどではない。


 休みの日に朝から大作業を実施した。

 まずはネットで先達の貴重な体験情報を集め、イメージトレーニング。天井付近の部品を全て外す。ゴムもピラーも浮かしておく。

 天井のピンを内張剥がしで取り除くと、天井トリムが下がってきた。

 ?

 先達の情報では天井トリムは天井の板金に接着剤でくっついており外すのは覚悟と努力が必要であるとあったが・・・。

 私のDA17V 2型は接着剤がない。代わりにスポンジのスペーサーが横に数本。トリムの右にはウインドウォッシャーのホースと左には電線が梱包テープで留められている。


外した天井トリム。

  ついでにリアスピーカーの配線と取付も行う。


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 エブリイワゴンはリアスピーカーがある。しかしMTの設定がない。エブリイバンはMTの設定があるがリアスピーカーの配線さえもマウントさえもない。


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 運転席インパネのオーディオを開けるとやはりコネクタ自体にピンも線もない。逆カプラを購入し、カプラのピンを抜き取り、リアスピーカーのピンを探して配線を作るしかない。


天井トリムを外した内装。

 天井の幅は余裕を見て1.5mであった。つまりシンサレートの幅がエブリイの天井の湾曲部も含めた幅である。

 「3M スプレーのり111」で接着する。天井の隙間が厚いのでシンサレートは二重にした。


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 リアからフロントまで全部二重に貼ったがまだ余裕があった。運転席、助手席のシートの下とエンジン点検口の蓋の中にも貼った。

天井前面に貼った。

真夏の昼間なので体力の消耗が
激しかった。

二重に貼った証拠。


 ちなみにこの日はポカリスェットを2リットル以上消費している。夕方には体もふらふらだったので写真をほとんど撮っていなかった。

 申し訳ないがリアスピーカーの取り付けについては付け終わった状態だけの紹介となる。

 オプションのネットラックを外し、ネットラックにアルミ材で梁を付けスピーカーを取り付けてある。

 下の2枚の写真の説明に「・・・から見たところ。」と書いてあるが良く見えないのはゴメンなさい。ネットラック上の天井にくっつくように左右にある黒い太鼓みたいなものがスピーカーです。

後ろから見たところ。

前から見たところ。


 後は元通りに組み立てて終了。


 今日の夜、睡眠中に全身の痒みに目が覚めた。腰、背中、内股、内膝、内肘、二の腕、とにかく皮膚の弱い所がすべて痒い。掻き毟っていると小さなぽつぽつができてきた。

 シンサレートの繊維なら皮膚の露出している所がやられるはずである。しかし、痒いのは服の下の場所が多い。

 もしかして、あせも?

 52歳であせもができるのだろうか?

 とにかく痒くて仕方ないのでかゆみ止めを塗って寝た。


【追記】2018年9月26日
エブリイ DA17V 屋根の断熱の効果」 で真夏の炎天下での断熱効果を報告しました。

2017年8月25日金曜日

エブリイ DA17V 車中泊 フルフラットベッド その②

2017.August.25.

 「エブリイ DA17V 車中泊 フルフラットベッド その①」で紹介したフルフラットベッドの重量を計測した見た。

 洗面所の体重計を引っ張り出して大まかかつある程度正確に計測してみた。


 エブリイから降ろしながら計測したので右前部床板 → 左前部床板 → 右後部床板 → 左後部床板 → テーブル → テーブル脚部 → 基台井桁 → テーブル取付基台(左右) の順番で測定した。

エブリイ フルフラットベッド
右前部床板 4.8kg

エブリイ フルフラットベッド
左前部床板 4.6kg

エブリイ フルフラットベッド
右後部床板 3.8kg

エブリイ フルフラットベッド
左後部床板 3.8kg

エブリイ フルフラットベッド
テーブル 3.6kg

エブリイ フルフラットベッド
テーブル脚部 0.6kg

エブリイ フルフラットベッド
基台井桁 6.8kg

車中泊ベッド
この大きさでもわずか7kg無い。


エブリイ フルフラットベッド
テーブル取付基台の片側 0.6kg

エブリイ フルフラットベッド
テーブル取付基台両側 1.2kg

エブリイ フルフラットベッド
全部取り外したところ


 計測した各部品の重量を一覧表にした。

 基台井桁のみ「ホワイトウッド」、それ以外は全て「杉の羽目板」である。軽い材料だけを使用したのでフルフラットベッド全体の重量はわずか29.8kg。30kgを切った。

 エブリイバンの最大積載量は350kgである。ベッドだけで1割未満しか消費していない。燃費に与える影響もさほど気にする必要もないだろう。


 フルフラットベッド重量(kg)
 1. 基台井桁               6.8kg
 2. 右後部床板              3.8kg
 3. 左後部床板              3.8kg
 4. 右前部床板              4.8kg
 5. 左前部床板              4.6kg
 6. 前方床板梁              0.6kg
 7. テーブル               3.6kg
 8. テーブル脚部     0.6kg
 9. テーブル取付基台   1.2kg
  合      計                29.8kg

 フルフラットベッドより重量を取るのは積載物であろうか?
 エブリイバンの最大積載量が350kgなので1/10以下である。(正確には8.51%)何の問題もない。
 

 JB23の頃より、車載工具や12Vのエアコンプレッサ、牽引ロープ、3つ折りスコップ、トラック用ブースターケーブル、遮熱タープとポールなど満載である。

工具箱が3.0kg

コンプレッサ1.0kg

ブースターケーブルとスコップ、牽引ロープで3.8kg

エブリイ フルフラットベッド
ポールとランタンスタンドはここに。

エブリイ フルフラットベッド
折り畳みテーブルも…。


 ねずみ色の50リットル折り畳みコンテナはJB23の頃から使用していたものである。今回テーブルを設置した後からテーブル下に入れようとすると入らなかった。かと言ってテーブルを上げると使いにくい。Amazon商店を訪れると40リットルのタイプもあった。高さもバッチリ。面積、蓋、底の形状も全く同一で、高さだけが違う。したがって積み重ねてもずれ落ちない。


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車中泊ベッド エブリイ フルフラット
40リットルオリコン。

車中泊ベッド エブリイ フルフラット
透明のオリコンが40リットル。
左のねずみ色のが50リットル。

 後部座席を起こしても荷台のテーブルと後部座席の背もたれの間にオリコンはすっぽり入る。

車中泊ベッド エブリイ フルフラット
後部座席とテーブルとの間にオリコンは入る。

車中泊ベッド エブリイ フルフラット
オリコンが乗っているのが
取り外した左側前部の床材。

車中泊ベッド エブリイ フルフラット
3名乗車レイアウト。
左後部座席を使用。

車中泊ベッド エブリイ フルフラット
3名乗車レイアウト。
右後部座席を使用。

車中泊ベッド エブリイ フルフラット
4名乗車レイアウト。

エブリイ車中泊
4名乗車レイアウト時の取り外した
床材のかたづけ状態。

 早くもう少し涼しくなってくれれば「やんばる」に出かけるのになあ。