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2022年1月30日日曜日

エブリイ DA17V リア・ルームランプの増設

2021.December.11.

 過去記事「エブリイ DA17V ラゲッジランプ移設」で行った改造だが、その後このランプの下部に三脚ホルダを設置したことにより、光を遮ることになっていた。

 エーモンの製品「3連フラットLED(白)」と「LEDレンズカバー(3連フラットLED用)」をホームセンターで購入し、ラゲッジネットの下に取り付けることにした。


リア・ルームランプの増設
ラゲッジネットの下にLEDランプを増設


 まずは電源の取り出し。できれば既設のルームランプのスイッチと連動させたい。
 荷室のルームランプを取り外し手を加える。

 ルームランプ裏の電球ホルダの電極にリード線をハンダ付けし、ショート防止でクイックメンダーで固める。

リア・ルームランプの増設
電極の極性を確認し、リード線を巻く

リア・ルームランプの増設
電球ホルダとソケットに干渉しない位置に巻く

リア・ルームランプの増設
ズレ防止とショート防止でハンダ付け

リア・ルームランプの増設
クイックメンダーで絶縁


 LEDランプのリード線はボティの板金に接触しショートしないように純正ルームランプの内側を通すことにした。一度ルームランプの内部を通し、レンズの縁に切れ目を入れて取り出した。

リア・ルームランプの増設
ルームランプ基台に穴を開ける

リア・ルームランプの増設
リード線をランプ前側に取り回し

リア・ルームランプの増設
ランプのレンズの縁をカットし

リア・ルームランプの増設
レンズの縁からリード線を取り出す

リア・ルームランプの増設
リード線を取り付けた状態


 今後、もっと明るいLEDランプが必要になった時や、故障の際に交換しやすいようにリード線の途中はギボシ端子で接続している。

リア・ルームランプの増設
エーモンのLEDは取り外せるように
ギボシで接続してある。


 エーモンのLEDランプはラゲッジネットの下に取り付ける。リード線の届く範囲で位置を自由をずらせるようにベルクロテープを使用した。LEDランプの裏にベルクロテープの片面を接着し、何も接着していないベルクロテープでネットを挟んで取り付ける。位置が気に入らなければバリっと剥がして付け直すだけ。

リア・ルームランプの増設
LEDランプはベルクロテープに接着した。

リア・ルームランプの増設
純正ルームランプの位置

リア・ルームランプの増設
ベルクロテープに取り付けたLEDランプ

リア・ルームランプの増設
ラゲッジネットをベルクロテープで
挟み込んで取り付ける。

リア・ルームランプの増設
リード線が届く範囲なら
自由に位置を替えられる

 
 
 エーモン工業の3連フラットLED(白)は小さいのに明るい。購入当初はちょっと暗いかな?と心配していたが、これひとつでエブリイの荷室全体を照らすのに充分である。夜間の荷物の出し入れが楽になった。

2021年9月10日金曜日

エブリイ オーバーヘッドシェルフ・ポケットの制作

 2021.August.23.

 スズキのエブリイDA17Vにはオーバーヘッドシェルフがある。トラックの運転席にあるものと同じような運転席上部にある物入れである。また、左右のエアコン吹き出し口にはカップホルダもある。また、正面から見るとほぼ真四角で、以前のエブリイより内容積が大きい。この3点があえて新車購入にこだわったところである。

 オーバーヘッドシェルフには整備手帳や書類、フロント用サンシェード、過去記事の「エブリイ ウインド・スクリーン(フロントドア用換気用網戸)」などを入れているがサングラスや老眼鏡などの小物を入れるとあちこちに移動してしまい探し難い。乗用車などと違い頭上前面が高いのでオーバーヘッドシェルフの入り口にポケットが欲しかった。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
オーバーヘッドシェルフ・ポケット


 100均で内装色に近い灰色のメッシュポケットを見つけたのでこれを利用してみた。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
100均のメッシュポーチA6サイズ


 メッシュポーチは平たい作りなので袋の底部にマチを作る。マチはポーチを裏返してミシンで縫うだけである。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
ミシンでカタカタ縫う。
(カタカタは昔の足踏みミシンですね)

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
角を斜めに縫うだけ。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
左:マチ無し。 右:マチ有り。


 購入したポーチは6個。運転手側に3個、助手席側に3個取り付けることにした。

 取り付ける方法は、ポーチを接着した厚紙を折り曲げて、事務用クリップでオーバーヘッドシェルフの縁に挟み込むだけにした。これならば取り外しも簡単である。

 まずは7cm巾でポーチ3個分の長さの厚紙を切り出す。3cmの位置にカッターの爪で溝を付け折り曲げる。4cm巾の方にポーチを接着し、3cm巾の部分でオーバーヘッドシェルフの縁に挟み込む構造である。 

 接着は一気に3個と欲張ると失敗するので、1個ずつ接着剤が固まるのを待って作業した。使用した接着剤は厚塗りができるコニシのクイックメンダーである。色も灰色で違和感がない。ただし、数年するとある程度へ変色してしまうが。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
切り出して折り曲げた厚紙

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
4cm巾14cmの長さで
クイックメンダーを厚めに塗る。


 エポキシ系の接着剤は、事務用クリアファイルには接着できない。この性質を利用してポーチ内部にクリアファイルを切ったものを入れておき、硬化するまで事務用クリップで挟んで固定する。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
メッシュの間に接着剤が入るよう
クリップで固定。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
固定中の反対面

使用したクイックメンダー5分間硬化型

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
硬化完了後。クリップを外したところ。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
クリアファイルをベリベリと剥がすと
メッシュの隙間にも
接着剤が入り込んでいい状態。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
同様の作業を繰り返す。


 すべて接着が完了してから、クリップを嵌め込む切れ込みをポーチの裏に開ける。強度を心配してポーチ1個に2つのクリップを取り付けたが、オーバーヘッドシェルフに取り付ける時に手こずった。クリップが接着したメッシュ部分と厚紙自体を挟み込んでいるので、強度は充分だろうと思いこれで良し。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
ポーチ裏面にスリットを入れ、
クリップを差し込む。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
内部から見たクリップの取り付け状態。



 オーバーヘッドシェルフの縁を折り曲げた厚紙で包み込むように差し込み、厚紙ごとクリップで固定する。クリップのツマミは取付後には伸ばした状態にすると邪魔にならない。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
オーバーヘッドシェルフの入り口の縁に
挟み込んで取り付ける。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
固定直後。
クリップのツマミは折り曲がっている。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
左奥:ツマミが曲がっている状態。
右:ツマミが伸びている状態。

オーバーヘッドシェルフ・ポケット
左右取り付け終了後。


 メッシュポーチには大小の2ポケットが付いている。大ポケットはファスナーを閉じられない大きめの物も収納可能だし、少ポケットにはUSBメモリーやドライブレコーダーのMicro SDカードなどの小さくて紛失しやすい物も収納可能である。一番右のポケットはサングラス、次が拡大メガネ(老眼鏡?)が定位置かな?

もともとのサングラスホルダー
(オーバーヘッドシェルフの右端)

 これまでは100均のメガネケースを改造し、オーバーヘッドシェルフに取り付けていたのだが、老眼鏡がさらに必要なりその置き場に困ったのが今回の制作の発端である。新型コロナの状況もなかなか改善されないので、除菌シートやマスクがすぐ取れる様にもしたかった。

 早くコロナが収束してくれないと、何処にも遊びに行けないなあ。

2020年8月10日月曜日

エブリイ 助手席テーブル

2020.June.23.

エブリイ 助手席テーブル
エブリイ 助手席テーブル


 ジムニーJB23 の時に制作した助手席テーブルをエブリイ DA17V にも欲しくなった。

 車中泊仕様にしてあるとは言え、リアの室内テーブルに胡座かいてPCに向かうより、開放的な助手席で、リクライニングシートに座り、景色を見ながらの方が断然良い。

 ジムニーの時のテーブル天板も残っている。

 ※過去記事

 リアバンパー・ミニテーブルの機能も残しつつ、助手席テーブルとしても使えるようにしてみた。


 助手席のグローブボックスとエアバックの隙間にある小物入れに支持具を差し込んで取り付けることにした。運転中に使用することはしないので、車体に改造は施さない。

 小物入れの隙間の形状が素直ではないので、段ボールで型を採る。

右側の型取り

左側の型取り


 段ボールの方から、手持ちのベニアの端材で支持具を作る。何度もサンダーで修正を繰り返し安定するようにした。

作成した支持具。


 テーブル天板と支持具との接合はベルクロテープで行うことにした。ズレなければ良い。

ベルクロテープを接着剤で貼り付ける。


 鼠色のスプレーラッカーが残っていたので、インパネの色に合うと思い塗装した。

 テーブルが支持具ごと手前に抜け落ちないように紐とコードロックでグローブボックスのロック部分に引っ掛けられるように工夫した。

 小物入れに接触する支持具の部分には1mm厚のゴム板を接着してある。傷防止と滑り止めである。

塗装した色は微妙にインパネと違った。


 使用した鼠色のスプレーはエブリイの内装色とは微妙に違っていたが、内装色に合わせるのは大変なのでこれで良しとした。

 支持具はグローブボックスの上の収納に差し込んだだけなので、引き抜くと抜ける。テーブル使用時にテーブルとテーブル上の物が落ちると困るので、脱落防止用に紐を付けた。
 紐はグローブボックス扉のロック部に回して留める。紐の長さはコードロックで調整できるようにした。 

脱落防止の紐

紐はグローブボックスの
ロック金具の向こうに回す。

コードロックを締めると気持ち安心。

支持具と紐

左にはゴム板と滑り止めシート。
右の白いのはベルクロテープ

支持具の裏は何もない。

支持具は小物入れに差し込むだけ。

支持具の取り付け状態。


 支持具の上に天板を取り付けて、脱落防止用の紐をセットすると使用準備完了。

天板を付けて下から。

テーブルの状態。


 まだ、夏真っ盛りなのでエアコンがないと厳しいが、涼しくなったら景色の良い場所で、このブログを書きながら美味しいコーヒーを楽しむのもいい。エンジンかけたままでも移動用にしているPCのHP Mini 110-4120TUはSSD化してあるので振動にも強いから大丈夫だとは思う。
 エアコンの効率向上と小型化が進んだらエンジンかけなくても一晩ぐらい冷房可能になるんだろうか? そんな時代が早く来て欲しいものだが。