2023年1月24日火曜日

YAMAHA CP-100 ブラス製カポタスト 替えゴム代用

 2023.January.07


 過去記事「YAMAHA CP-200 ブラス製カポタスト」で紹介した弦押さえのゴムの代用として、ホームセンターで購入した燃料用チューブを使用してきた。この改良が2015年10月なので8年程この状態で使用してきた。

 現在、カポタストの燃料チューブには大きな亀裂や削れは無いものの、シリコンチューブでやったらどうだろう?と余計なことを考えてしまった。と言うのは、燃料チューブよりシリコンチューブの方が触ってみた感じが純正のゴムに近い硬さのようだからである。燃料チューブは意外と硬い。

シリコンチューブでゴムの代用


 amazonで「日本製 シリコンチューブ SR1554 食品衛生法適合品 内径4mm × 外径8mm 1m単位カット販売 切り売り 」なるものを見つけた。よく見るのはチューブ肉圧が2mmの内径4mm×外形6mmではあるが、カポタストの代用品としては2mm厚の物が良いと考えた。

内径4mm × 外径8mmのシリコンチューブ


カポタスト純正ゴム

上からYAMAHA純正ゴム。
燃料チューブ。
シリコンチューブ。


 内径4mmで肉厚2mmのシリコンチューブをカポタストに嵌めようとしたが、なかなかすんなりとは入らなかった。水で薄めた洗剤を使ってみてもいいのだが、シリコンスプレーが手元にあったのでそれをチューブの内面に吹き込んで、差し込んだ。
 シリコンチューブの外面にシリコンスプレーが付着すると手が滑って力が入らないので注意した。まっすぐ押し込んでも入り難かったが、シリコンチューブを回転させながら入れると差し込みやすい。
 差し込み終わったあとでシリコンチューブがクルクル回ったり、捻れたりする心配もあったが、杞憂だった。


左はCP-100にシリコンチューブと
外した燃料チューブ。
右はCP-200に純正ゴム。


 で、結論。

 カポタストとして使用するには、燃料チューブでもシリコンチューブでも差異は感じられなかった。ハッキリとした違いは「色」である。ブラス色のシリコンチューブなり、燃料チューブなりがあれば、ベストなのだが、シリコンチューブは乳白色。同サイズのエアホース用などの透明ビニルチューブでもいいかも? サイズが合えばの話だが・・・。

2023年1月4日水曜日

ベルトハンガーの改良

 2022.August.20.

 過去記事「ベルトハンガーの制作」で作ったハンガーの端の改良を行った。

 ハンガーに掛けているベルトがたまに隣のベルトを引き連れて落ちることがあるので、ストッパーを付けてみた。

ハンガー掛けにストッパーを付けた。


 ストッパーの材料は手元にあったシナベニアの端材である。
 切断はいつものDremel SAW-MAX を使用。SAW-MAXはもはやメーカー廃盤になってしまったようだが、ちょっと木材等を切るには便利な工具である。丸鋸のようにノコ刃ではないので、薄いベニアや切り口が比較的滑らかに切れるので使い勝手が良い。ただし、交換用の刃(SM500)が高価な割には耐久性が低いので、プロには向かないのかも知れない。

カットしたシナベニア

 Dremel SAW-MAX でカットした後はサンダー(ディスクグラインダー)にスパークディスクを取り付け、整形とバリ取りを行う。

 ベルトハンガーの端にストッパーを木工用ボンドで接着する。ハンガーの板が薄いので、ビスが使えない。

ハンガー板の端に
シナベニアのストッパーを接着

別の角度から


完成


 これでベルトを取る時に、隣のベルトを道連れにすることはなくなった。
 ベルトハンガーはこれで一段落である。