2019年6月21日金曜日

車用 100V インバーター(FOVAL POWER INVERTER)の取り付け位置変更

2019.May.06


 過去記事「車用 100V インバーター USB4個口付き (FOVAL POWER INVERTER)」で紹介したUSB付き100Vインバーターの取り付け位置を変更した。

 下の写真は変更前のこれまでの取り付け位置。カップホルダの横にアルミ板フックで引っ掛けて取り付けていた。

変更前の取り付け位置。

カップホルダの横に取り付けていた。

 先日、車体左後部の床板を改造し、モバイルバッテリーを収納するよう蓋を取り外し式にした。下の写真はMeltec SG-1000を入れている様子である。写真左の蓋を開けるとMeltec SG-3500LEDを収納できる。
 つまり、主要な電源類はここに集約することになる。なのでFOVALのインバーターもこの近くがベスト。そのままカップホルダの横でもいいのだがUSBやコンセントを挿すとその分飛び出すのでデッドスペースを利用した。

バッテリーの収納スペース。

カップホルダー下のデッドスペース。





 しかし、状況に応じては  インバーターを移動して使うこともありうるので固定はしたくない。なので上記の過去記事で取り付けてあるアルミクリップはそのまま利用することにした。

アルミクリップの幅は6cm。

デッドスペースの幅は10cm。

 手持ちの2mmφのステンレス針金とワッシャ付き木ビスを利用した。

 ステンレス針金で下の写真のような金具を作る。写真左端の環部は金具取り付け用のビスを通す穴である。右端の環部は指が痛くないようにツマミとして加工した。その手前の逆U字部がビスに掛けるフック部である。

 ちなみに2mmφステンレス針金は意外と硬い。切断はボルトクリッパーを使用し、加工はウォーターポンププライヤーとバイスグリップ(ロッキングプライヤー)を使ったが、それでも結構力が必要であった。特に安物のウォーターポンププライヤーだとジョー(挟み込む部分)内側の滑り止めの波状加工がいい加減で滑ってしまい上手くいかない。愛用のKTCのウォーターポンププライヤーはその点使い易い。

【KTC】強力型ウォーターポンププライヤ 300mm (型番:WPD1-300)
KTC(京都機械工具)
売り上げランキング: 560,049




加工したステンレス針金とワッシャ付き木ビス。

このような状態で取り付ける。

インバーターのアルミクリップとの位置関係。

 ツマミ部の外径はアルミクリップの中を通るサイズにしてある。

フック部のつまみの環は
クリップの内部を通るサイズにしてある。

 完成した金具をカップホルダー下のデッドスペースに取り付けた。金具の針金がほぼ水平になるように取り付ける。

カップホルダー下の木部にビス止め。
金具がフリーの状態。

金具が固定状態。

 金具をフリーの状態にしてツマミ部分からインバーターのクリップを通す。インバーターを金具の奥まで差し込んだら、金具のフック部を木ビスに上から引っ掛ける。この時、フック部の一番上まで木ビスが来るようにパチンと押し込む。これでロック完了。
 フック部の形状と木ビスの位置関係は少しきつめで制作してある。走行中、振動で外れることがないようにしてある。

金具をフリーの状態で
インバーターのクリップに掛ける。

金具のフックを上げてビスに引っ掛ける。

フックの上死点まで金具を下げれば固定される。

 インバーターのシガープラグのあるコードはインバーター上部の隙間に引っ掛ければ邪魔にならない。

インバーターのコードはこうすれば邪魔にならない。

 このインバーターはシガープラグをバッテリーに繋ぐと自動的にUSBに給電されてしまう。AC100Vについてはインバーター本体にある電源スイッチを入れなければ給電されない。なので、使う時にだけシガープラグを挿す必要がある。
 対策としてはすぐ下の商品のようなバッテリーとインバーターの間にスイッチ付きシガーソケットがあってもいいかもしれない。

シガーソケットusb 車載充電器 ソケット MANLI 3連 4USBポート独立スイッチ 電圧測定 過負荷保護 12/24V車対応 LED付き
Meltec SG-1000にはシガーソケットが2個付いている。しかしMeltec SG-3500LEDには1個しかない、その代りAC100Vのコンセント1個、USB給電端子1個が付いている。
 ノートPC用のシガープラグタイプの12V電源アダプタもあるし、必要ないかも?


2019年6月2日日曜日

エブリイ ペーパーホルダの改良

2019.May.06

 エブリイの右後部に取り付けてあるミニ収納庫の上部スペースにはペーパーホルダーにしている。
※過去記事「エブリイ 荷室ミニ収納庫 右側」参照

 ティシュペーパーは助手席後部の天井にある。
※過去記事「エブリイ 天井ティッシュボックス」参照

 なのでミニ収納庫のペーパーホルダーにはティッシュタイプのキッチンペーパーを入れている。テーブルでの調理や食事の際、少し厚めのキッチンペーパーの方が使いやすい。

 下の写真のように、スリット状の引き出し口からつまみ出すので、キッチンペーパーの残量が少なくなるとスムーズに出てくれるのだが、新しいペーパーのパックだとスリットの木部の角が抵抗になり上手く取り出せない。

キッチンペーパーの取り出し口
キッチンペーパーの取り出し口。


 滑りが悪いなら、滑りを良くしようとアルミ板でスリットの上部を覆うことにした。手持ちの端材の0.5mm厚のアルミ板がある。スリットのサイズを測り、部品を作ってみた。

キッチンペーパーの取り出し口
スリット上部を覆う部品。

キッチンペーパーの取り出し口
予め折り目をつける。

 制作したアルミの部品を実際に取り付けてみるとなかなかうまく行かない。0.5mm厚では厚すぎて上手く行かない。

 0.2mm程度の厚みで充分である。しかし、わざわざ買いに行くのも癪なのでこのまま取り付けた。

キッチンペーパーの取り出し口
アルミ板が厚すぎて上手く巻けない。

キッチンペーパーの取り出し口
タッピングビスで固定。

 凸凹して見た目が良くない。ガスレンジ用のアルミテープでも良かったかも知れない。

 見た目は諦めて強引に取り付けを強行した理由のひとつにスリット上部の補強という意味がある。シナベニアを使っているのでスリット上部の強度は極めて弱い。これで少しは強度が上がってくれればという期待がある。

キッチンペーパーの取り出し口
ペーパーが出やすくなった。

 少なくともペーパーは引き出しやすくなった。とりあえずこのまま使ってみよう。


【余談】
 単身赴任中の宮古島では、部屋から車までは電気が引けない。電動工具が使えないのである。かと言って高額なバッテリー式の工具を買うつもりもない。

 乾電池式の簡易電動工具をAmazonで見つけた。


TRAD 820768 TDB-098O 電気式ミニドライバー オレンジ
三共コーポレーション
売り上げランキング: 2,964

 わずか1,300円ほどで購入できた。単3乾電池4本で駆動する。プラス2本とマイナス1本のビット付き。ビットは通常の六角ビットなので手持ちのビットも使えた。

乾電池式ミニドライバー
TRAD 820768 TDB-098O 電気式ミニドライバー

乾電池式ミニドライバー
単3乾電池4本で駆動する。

乾電池式ミニドライバー
高さは15cm程。

乾電池式ミニドライバー
ヘッドの長さは12cm程。


 もちろん、ドライバだけではもったいないので手持ちのビットセットを追加した。ドリル4本を含む汎用のビットセットである。 

乾電池式ミニドライバー
手持ちのドリルとドライバのビットセット、
木ビス数種を100均のポーチにセット。

 ビット以外に使いそうな木ビスを数種、100均のビニールポーチに収納。電動ドライバとビニールポーチはこれまた100均のメッシュポーチに収納。

乾電池式ミニドライバー
更に100均のメッシュポーチにオールインワン。


 これで携帯用電動ドリルドライバセットの完成。

乾電池式ミニドライバー
これで携帯用ドリルドライバセット。
予備の電池も収納可能。

 肝心の使い勝手はというと、やはり日頃愛用のコード式ドリルドライバのリョービ CDD-1020 に比べるのは可哀想であった。 まず、トルクがない。トルク調整もない。回転音も頼りない。

 しかし、割り切れば使える。太めのコースレッドも何度か抜き差しする方法でねじ込めば入る。細いドリルで下穴を開ければ一発で打ち込める。ドリル本体が小さいので持ち回りが簡単。電池は交換するだけなので、充電時間を待つ必要がない。

 夏場熱くなる車内に常備するわけには行かないが、車中泊や遠出にはポンとカバンに放り込んで持っていく価値は高い。

 室内での軽作業もこればかり使っている気がする。