2023年2月18日土曜日

スマホの落下防止(ストラップの取付)

 2022.November.06.

 2021年11月よりGoogle Pixel 6 Pro を使用している。
 機種変前はGoogle Pixel 3 XLであった。Pixel 3 XLのセキュリティアップデート保証期間が過ぎた為の機種変更である。
 Pixel 3 XL はドコモを通して購入したが、その後のPixelの扱いはないようなので、Pixel 6 は直接Googleストアから購入した。夏に入院予定だったので、4Gから5Gギガホ プレミアの契約に変更したが、SIMの変更もなく契約変更のみで、問題なく使えている。ただし、5Gの恩恵を受けられたのは入院中だけである。日常の生活エリアは那覇等の都心部ではないので常に4G。ギガホにして良かったのは、仕事でやむなく自分のスマホのテザリングを経由してchromebookを使用せざるを得ない時である。

 Google Pixel 6 Pro はカメラの性能がいい。広角、望遠共にきれいに写る。夜景もしっかり撮影できる。愛用のPENTAX Q7よりいい。どうせ常に携帯するスマホである。今までは写真は一眼、記録はスマホと使い分けしていたが、妙なこだわりは捨ててもいいかも?と思い始めてきた。

 
 体重を少しでも減らそうと昨年からウォーキングを始めてみた。歩きながら「おっ」と思った時にスマホで写真を撮っている。崖の上の展望台からスマホを差し出して写真を撮る際、もしスマホを落としたら・・・。高所恐怖症なので尚更心配になった。考えるだけでゾクゾクする。所謂「〇〇ヒュン」の状態である。
 不安だが写真は撮りたい。葛藤の結果、落下防止の対策を考えた。

 落下防止のストラップを常用のストラップに付けるだけである。

手首の黒い紐が落下防止ストラップ


 高額な電子機器であるスマホを落としたくないと強く思っているので、私の使用しているスマホには全てストラップを取り付けている。Google Pixel にはストラップホールがないので Pixel 3 XL にはストラップホール付きのカバーを使用しているし、Pixel 6 Pro には純正カバーにマイクロドリルでストラップホールを作っている。

左:Pixel 3 XL
右:Pixel 6 Pro


手前:Pixel 3 XL
奥:Pixel 6 Pro


Pixel 6 Pro のカバーに開けたストラップホール

 メインのPixel 6 Pro のストラップにはシリコンのリングを結んでいる。このリングは速乾冷却タオルを購入した時に付属していたリングである。

 スマホを使用する際はこのシリコンリングを左手の小指に通す。このおかげでPixel 3 XL の時から一度もスマホを落としたことがない。


シリコンのリングを小指に通してスマホを使う。

 これまで落としたことがなかったとはいえ、これからも絶対に落とすことがないとは言えない。まして展望台等の高所から落とすと、スマホが壊滅的な損傷を受けるだけでなく、回収不可能ということもありうる。落下したしたスマホが下の人に怪我を負わせるなんてあってはならない事態である。
 今回作成した落下防止用ストラップは転ばぬ先の杖である。


 材料は以前amazonで購入したパラシュートコードなるものである。ナイロン製の頑丈な紐である。
 
 作り方は簡単。輪っかにして結ぶだけ。

 ただし、輪っかの大きさは、手首に通しやすく抜けにくいサイズにした。キツキツだと手首に通し辛く、使うことを敬遠しがちになり意味がない。緩過ぎると手首をすり抜けて落下する。その辺は人によってサイズが異なるので紐を切ってしまう前に、試してみることをオススメ。 

私の丁度いいサイズ

 結び目は「シングルシートベンド」で結んだ。ダブルシートベンドでもいいが、これらのシートベンドだと紐の両端が開く様に結べるので都合がいい。

シングルシートベンド

シングルシートベンド


 この輪っかの使い方は下の写真を参照して欲しい。
 スマホに付けているストラップに通すだけである。必要な時にさっと取り付けて、すぐ外せる。この落下防止の輪っかはスマホケースなりポケットなり、ベルトなりに通しておけば、簡単に持ち歩ける

常用のストラップのリングに輪っかを通して
カウヒッチにするだけ

輪っかを利き手の手首に通して・・・

スマホをカメラとして使用するだけ。

 こうすれば万が一手が滑ってスマホを落としても奈落の底に落ちていくことはなくなる。考え過ぎ、無用の長物かもしれないが、不安な要素は可能な限り排除しておくに越したことはない。

2023年2月5日日曜日

外国製カイロの改良

2023.January.30.

 先週から沖縄でも結構な寒波が到来している。それでも最低気温7℃程度までしか下がらないが、風がものすごい。台風に近い強風である。屋外にいると寒い。

 過去記事「ベンジンカイロの修理 ハクキンカイロと外国製カイロ」で紹介した外国製カイロを久しぶり使用してみた。

 しばらく上着の脇ポケットに入れていたのだが、何気なくズボンのポケットに入れてしまっていた。20分程しか入れていないのに、太腿の付け根の皮膚がヒリヒリする。低温度やけどと言うよりベンジンにやられたようである。

 
 実はこのカイロは今だamazonで販売されている。
である。

 どなたかのサイトでこのカイロのつなぎ目からオイルが漏れるという物を読んだ気がする。つなぎ目とは下の写真の赤の円で囲んだ箇所である。
 このカイロにハクキンの火口を使用すると、発熱量が半端ない。もしかすると気化したベンジンが漏れ出てるのかもしれない。(試しにタンクになみなみとベンジンを入れてみれば分かるのかもしれないが、安全な量まで抜き取るのに時間がかかるので試していない。)

外国製カイロ
赤い楕円の箇所がつなぎ目


 ダメ元でつなぎ目の上部(蓋の内側になる箇所)と下部(蓋のかからない箇所)の約3mmの幅を耐熱性エポキシ接着剤 J-B ウェルド でパテ埋めをしてみた。

 マスキングテープを重ね貼りし、厚みを付け、J-B ウェルドを塗る。硬化する前にマスキングテープを剥がし、硬化時間を待つ。

外国製カイロ
タンクの接合部を覆うようにJ-B ウェルドを塗る


 ※ちなみにこの懐炉にハクキンの火口を付けるには火口の加工が必要である。この懐炉の火口の取り付け部分は上に湾曲している。ハクキンの火口の底部はほぼフラットである。そのまま火口を取り付けるとグラグラして両端に隙間ができる。ハクキンの火口の底部の中央部をノングノーズ(ラジオペンチ)等で曲げてやる必要がる。上の写真の火口の底部中央が傷付いているのは加工した跡である。


外国製カイロ
拡大写真


 約一日硬化させた後に蓋を閉めてみた。

外国製カイロ
蓋は定位置より1mm程上になる


 蓋のガタツキもなく、問題なく使用可能である。

外国製カイロ
完成


 発熱量を抑えるためにカイロ付属の巾着袋で包み、過去記事「ダイソーデジカメケースがカイロポーチにぴったり!!」で紹介したデジカメケースに入れてみた。

外国製カイロ
赤い袋が付属のもの

外国製カイロ
デジカメケースに入れる。

 しばらくズボンのポケットに入れてみたがヒリヒリしない。熱さも丁度いいし、ベンジン臭もしなくなった。

 新しいハクキンカイロも持ってはいるが、自分が弄り回した物も愛着が湧いてしまい離し難い。 ハクキンカイロはしばらく棚の中で休んでもらって、こちらのカイロを使ってみようかな?

2023年1月24日火曜日

YAMAHA CP-100 ブラス製カポタスト 替えゴム代用

 2023.January.07


 過去記事「YAMAHA CP-200 ブラス製カポタスト」で紹介した弦押さえのゴムの代用として、ホームセンターで購入した燃料用チューブを使用してきた。この改良が2015年10月なので8年程この状態で使用してきた。

 現在、カポタストの燃料チューブには大きな亀裂や削れは無いものの、シリコンチューブでやったらどうだろう?と余計なことを考えてしまった。と言うのは、燃料チューブよりシリコンチューブの方が触ってみた感じが純正のゴムに近い硬さのようだからである。燃料チューブは意外と硬い。

シリコンチューブでゴムの代用


 amazonで「日本製 シリコンチューブ SR1554 食品衛生法適合品 内径4mm × 外径8mm 1m単位カット販売 切り売り 」なるものを見つけた。よく見るのはチューブ肉圧が2mmの内径4mm×外形6mmではあるが、カポタストの代用品としては2mm厚の物が良いと考えた。

内径4mm × 外径8mmのシリコンチューブ


カポタスト純正ゴム

上からYAMAHA純正ゴム。
燃料チューブ。
シリコンチューブ。


 内径4mmで肉厚2mmのシリコンチューブをカポタストに嵌めようとしたが、なかなかすんなりとは入らなかった。水で薄めた洗剤を使ってみてもいいのだが、シリコンスプレーが手元にあったのでそれをチューブの内面に吹き込んで、差し込んだ。
 シリコンチューブの外面にシリコンスプレーが付着すると手が滑って力が入らないので注意した。まっすぐ押し込んでも入り難かったが、シリコンチューブを回転させながら入れると差し込みやすい。
 差し込み終わったあとでシリコンチューブがクルクル回ったり、捻れたりする心配もあったが、杞憂だった。


左はCP-100にシリコンチューブと
外した燃料チューブ。
右はCP-200に純正ゴム。


 で、結論。

 カポタストとして使用するには、燃料チューブでもシリコンチューブでも差異は感じられなかった。ハッキリとした違いは「色」である。ブラス色のシリコンチューブなり、燃料チューブなりがあれば、ベストなのだが、シリコンチューブは乳白色。同サイズのエアホース用などの透明ビニルチューブでもいいかも? サイズが合えばの話だが・・・。

2023年1月4日水曜日

ベルトハンガーの改良

 2022.August.20.

 過去記事「ベルトハンガーの制作」で作ったハンガーの端の改良を行った。

 ハンガーに掛けているベルトがたまに隣のベルトを引き連れて落ちることがあるので、ストッパーを付けてみた。

ハンガー掛けにストッパーを付けた。


 ストッパーの材料は手元にあったシナベニアの端材である。
 切断はいつものDremel SAW-MAX を使用。SAW-MAXはもはやメーカー廃盤になってしまったようだが、ちょっと木材等を切るには便利な工具である。丸鋸のようにノコ刃ではないので、薄いベニアや切り口が比較的滑らかに切れるので使い勝手が良い。ただし、交換用の刃(SM500)が高価な割には耐久性が低いので、プロには向かないのかも知れない。

カットしたシナベニア

 Dremel SAW-MAX でカットした後はサンダー(ディスクグラインダー)にスパークディスクを取り付け、整形とバリ取りを行う。

 ベルトハンガーの端にストッパーを木工用ボンドで接着する。ハンガーの板が薄いので、ビスが使えない。

ハンガー板の端に
シナベニアのストッパーを接着

別の角度から


完成


 これでベルトを取る時に、隣のベルトを道連れにすることはなくなった。
 ベルトハンガーはこれで一段落である。