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2018年5月27日日曜日

東平安名崎の灯台と天の川

2018.May.13.

 週末の出勤が終わって明日は代休。天気もいい。

 宮古島は夜、旧平良(ひらら)市街を離れると光害も少なく、星が降るようにたくさん見える。
 もちろん大学時代の1ヶ月の乗船実習で見た星空には到底かなわない。大陸からはるか離れた外洋では星明りがまぶしく、水平線まで明瞭に見える。月が出るとまぶしくて目を細めるほどである。はるか遠くに積乱雲があり、数秒毎に雷がきらめくとその周囲には瞬間的に青空と白い雲が見える。そういう積乱雲があちこちに発生して神秘的な眺めだったのが30数年たった今でも脳裏に焼き付いている。

 話が脱線してしまったが、折角、星のきれいな宮古島に来ているのだから、星空の写真でも撮ってみようと夕食後出かけてみた。

 寮のある平良から東平安名崎(ひがしへんなざき)まで車で約40分。距離で25kmほどである。すぐに街中を抜けると交通量はまばら。というか、場所によってはほぼ皆無。

 夜、22時過ぎに東平安名崎に到着し三脚を立てて撮影開始。ここはGoogleマップでいう所の「東平安名崎見晴台」という場所である。

右下の赤い光は灯台の光である。
ここの灯台は赤と白の光が交互に
回転する。

PENTAX K-30 ,12mm,f4.0,ISO6400,30秒
写真中央下を横に広がるのが天の川である。


PENTAX K-30 ,12mm,f4.0,ISO12800,+5.0EV,30秒
こちらの写真の方が天の川がよく見える。

 使用した機材は PENTAX K-30 にDA 12-24mm ED AL がメインである。その他のレンズも使用してみたが、広大な天の川を撮影するには広角の方がいいようだった。

 一時間以上頑張ってから場所を移動した。東平安名崎の灯台を遠望できる「竹中山展望台」である。
 展望台の上に登り三脚を据えて撮影開始。


PENTAX K-30 ,14mm,f4.0,ISO6400,+5.0EV,30秒

PENTAX K-30 ,24mm,
f4.0,ISO6400,+5.0EV,30秒

PENTAX K-30 ,12mm,f4.0,ISO6400,+5.0EV,30秒

PENTAX K-30 ,35mm,f4.0,ISO6400,+5.0EV,25秒

PENTAX K-30 ,35mm,f2.8,ISO6400,+5.0EV,15秒

PENTAX K-30 ,35mm,f2.8,ISO3200,+5.0EV,30秒


 150枚近く撮影したが、まあまあというのは10枚程度。ピントが難しいのと、明るいレンズを持っていないのが残念。ISO感度を上げると荒くなるし・・・。うーんPENTAX KPが欲しい今日この頃。




 昼間の竹中山展望台はこんなところ。(下の写真) この展望台には周囲に街灯も展望台自体にも明かりはない。トイレもない。夜は真っ暗である。

竹中山展望台最上部。

 昼間の東平安名崎は下の写真。展望台内部の見学は有料だが、それ以外は無料。水洗トイレ、自動販売機もあり景色も最高。散策や家族連れでものんびり楽しめる。

遊歩道と東屋。

芝生と花々。
その中を遊歩道が通っている。

観光地なのだが「混み合う」ことはなく、
のんびり満喫できる。

お気に入り。

擬木のテーブルやベンチは、
塩害でボロボロ。

空気が澄んでいる。

こちらは太平洋。

パイナップルと灯台。

なんちゃって・・・
これはパイナップルではなくアダンの実。
パイナップルはこんな実のつけ方はしません。

散歩すると最高でしょ?

 家族連れの子供たちが遊歩道脇の草木の葉から何か採って集めている。見ると指の爪ほどの小さなセミである。素手で簡単に捕まえている。探してみるとあちこちにいるようだ。ネットで探してみると「イワサキクサゼミ」というものらしい。

イワサキクサゼミだと思う。
1~2cmほどの小さなセミがあちこちにいる。

 この日の星空撮影は深夜2時半で切り上げて帰宅した。

2018年5月21日月曜日

うえのドイツ文化村 こいのぼりフェスタ 宮古島

2018.May.05.

 実は今年の4月から宮古島に転勤になった。単身赴任である。

 宮古島勤務は2度目であり、11年振りの宮古島である。

 古い社宅(寮)なので、工具のほとんどは沖縄本島の自宅に置いてきているが、必要最低限は持参してきている。ただし、自宅のように田舎の一軒家と違い、夜遅くの作業が全くできない。これはつらい。

 唯一?の救いと言えば、宮古島の美しさである。沖縄本島も奇麗なところは多いが、宮古島はほとんどが美しい。島のあちこちで蝶が乱舞するのが見られる。花も多い。


 折角のゴールデンウィークなので本島の自宅に帰るつもりだったのだが、飛び飛びで仕事が入ってしまった。その休みの一日。久しぶりに「うえのドイツ文化村」に足を伸ばした。

 うえのドイツ文化村
 http://www.hakuaiueno.com/index.html

 来るまで知らなかったのだが、こいのぼりフェスタを開催中であった。


うえのドイツ文化村
うえのドイツ文化村正面入り口。

うえのドイツ文化村
入口の門を入ったところ。

うえのドイツ文化村
なるほど、こいのぼりフェスタである。

 園内(文化村なので村内?)にはたくさんのこいのぼりが空を泳いでいて、家族連れで賑わっていた。

うえのドイツ文化村
文化村内部はいたる所花が
咲き乱れている。

うえのドイツ文化村
こんなお洒落なアーチも。
狭いけど、こんなお家もいいかな?

 ドイツのマルクスブルグ城を模した博愛記念館を中心に海岸の遊歩道まで広がっている。

うえのドイツ文化村
村内のパレス館を海側から。

うえのドイツ文化村
遠くのホテルはウェルネスヴィラ ブリッサ。
右端がパレス館。

 まずうえのドイツ文化村のウェブページを見て頂くと分かるが、博愛記念館とキンダーハウス以外は入場料がかからない。レストランの食事はもちろん有料ではある。(私のような庶民では敷居(価格)が高い)
 しかし、村内はテーマパークや観光地としてではなく、手入れの行き届いた公園として捉えると、こんなに素晴らしい所はないだろう。散歩を兼ねてただぶらぶらと、カップルで、家族連れで、時には私のようにひとりでリフレッシュに・・・。
 旧平良市街から車でわずか30分もかからないでこんな素晴らしい場所に通えるのだから、そう考えると宮古島の人は大変恵まれている。


うえのドイツ文化村
海に続く遊歩道。

うえのドイツ文化村
サンゴでできた岩と、澄み切った水。

うえのドイツ文化村
博愛記念館の裏を回るように遊歩道が続く。

うえのドイツ文化村
この海は
海中遊覧船「シースカイ博愛」の
遊覧コースである。

うえのドイツ文化村

うえのドイツ文化村

うえのドイツ文化村
博愛記念館の隣の
ホテルブリーズベイマリーナまで
遊歩道は続く。

うえのドイツ文化村
博愛記念館の裏側から。

 
久しぶりなので博愛記念館にも入場してみた。

うえのドイツ文化村
博愛記念館の入り口。

 お城の中は有料。中の撮影はOKとの事なので安心して撮りまくった。

うえのドイツ文化村
最上階の塔から展望。
実は高所恐怖症でずっとひゅんひゅんしていた。

うえのドイツ文化村
ほら、怖いでしょ?

うえのドイツ文化村
中世ドイツの騎士の生活を再現。

うえのドイツ文化村
この狭い中庭もいい雰囲気。

うえのドイツ文化村
広い食堂。
当時のマルクスブルグ城では、
どんな人が、何を考えて、
どんな会話をしていたのだろう?

 博愛記念館内部の写真は沢山撮ったのだが、是非その目でご覧ください。

うえのドイツ文化村
ビーチで遊泳も可能。

うえのドイツ文化村
「遭難の地碑」の横の広場。

うえのドイツ文化村
錆びた支柱が雰囲気を出している。

うえのドイツ文化村
パレス館前のビーチの降りる道。

うえのドイツ文化村
海岸のテーブルとベンチ。
実は相当暑い。

 また、涼しくなったらぶらぶらしに来よう。

2018年1月19日金曜日

エブリイ 車中泊 古宇利島 2017.11.03

2017.November.03

 平成29年11月2日(木曜日)、明日の3日金曜日は文化の日で祝日。3連休である。

 気象庁での過去の気象データを検索すると、沖縄県奥では
 11月2日(木曜日)は最高気温24.9℃、最低気温19.6℃、
 11月3日(金曜日)は最高気温26.5℃、最低気温19.8℃、
 11月4日(土曜日)は最高気温21.5℃、最低気温17.9℃、
である。

 仕事から帰宅、夕食後準備をして21時前に出発。大型スーパーで食材と氷の購入を行い。一路沖縄自動車道を北上する。

 夜23時頃、名護の羽地ダムに到着。駐車場の隅で休憩。

 スライドドアの窓を網戸のまま全開にして朝を迎えたが暑くもなく寒くもなかった。
 前回と違いインフレーターマットとフリースシュラフを使用したが、シュラフはファスナー全開で掛布団にしただけだった。

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このマルチエアマットは厚さ5cmだが底突き感がなく寝心地もいい。ぐっすり眠れた。


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 夜明けの空が奇麗だったので写真撮影。

夜明けの空
朝日が雲を赤く照らす。

堰堤の明かり
まだ、周囲の街灯は消えていない。

夜明けの空
色のコントラストが奇麗だった。

夜明けの空
広角レンズで。

水棲生物のための魚道もあるそうだ。

こちらは甲殻類用魚道の説明。

池と小川もある。

(人工的だが)自然の中でのんびりウォーキングもいい。

ダムの説明。

ダム堰堤

東屋
居心地のいい東屋。

川の説明
羽地大川の説明。

小川
緑地に作られた小川。

羽地ダム管理棟
管理棟。

羽地ダム展望台
ダムの展望台から。

位置図
位置図

ダムの説明
ダムの説明

緑地帯
緑地帯。
ここを散歩するだけでも癒されるかも。

東屋から堰堤
東屋から堰堤を望む。

 その後、古宇利島に移動。朝9時頃なのでまだ古宇利島のパーラーは開店前である。ここのウニ丼は絶品だった覚えがある。今回はウニ丼は諦めるしかない。

古宇利大橋
古宇利大橋

 古宇利島中央のアマジャフバル農村公園を探す。未舗装の畑のあぜ道を彷徨い、地元の人に尋ねてようやく発見。

 「アマジャフバル」ってどういう意味か? 色々調べてみたがわからない。ようやく仲原弘哲さんの「沖縄の地域調査研究」というサイトで発見した。

 沖縄の地域調査研究(寡黙庵:沖縄県今帰仁村謝名)(管理人:仲原弘哲)
 http://yannaki.jp/index.html
 
 写真にみる今帰仁 8
 http://yannaki.jp/stasin8.html

 さすがうちなんちゅの研究家である。説明もわかりやすい。
 大変勉強になりました。

アマジャフバル農村公園
古宇利島の遠見番所跡

 好天の中、遠見番所というだけあり、展望は抜群である。公園自体は一部草刈りはされているものの草の繁茂しているところがあり、残念感がある。ただ、おそらくこういう所は地元の自治会の一部の人による好意の管理だと思うので感謝すべきだと思う。私たち外部の物は汚さぬよう、迷惑をかけぬよう注意するしかない。


アマジャフバル農村公園
お洒落な歩道もある。

アマジャフバル農村公園
測量点? 三角点?
詳しくないのでゴメンナサイ。

アマジャフバル農村公園
頂上に登る階段。
星空観察には最適かも?

アマジャフバル農村公園
東屋もすぐ傍にある。

アマジャフバル農村公園
頂上を回るように木道がある。

 周囲360°を見渡せる眺望である。ただ、すぐ近くには民家があるので静かに楽しむのが鉄則。
 アマジャフバル農村公園の駐車場にはトイレがあるがこの日は「故障中」とのこと。早く直ってくれるとありがたい。
 

アマジャフバル農村公園
アマジャフバル農村公園のトイレ

 午後は福地ダムに移動し仮眠。その後安波ダムで夜を過ごしたが気温が下がり、雨が降ってきた。

 翌4日は、辺戸岬経由で沖縄本島の西海岸を経由し帰宅した。

 うーん。沖縄は狭いなあ。