2018年2月22日木曜日

レーダー探知機 ユピテルCSR-3S 電池交換 2018年版

2018.February.08.

 2016年5月20日に作成したブログ記事
 「レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換 その1・・・失敗
と、2016年5月25日のブログ記事
 「レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換 その2
で交換した電池の寿命が来たようだ。

 その時は、ネットで純正互換のボタン電池が探せなかったのだが今回は見つかった。

 商品名は「elfin203 二次電池 3.6V 80mAh NiMH」価格は600円である。


elfin203 二次電池 3.6V 80mAh NiMH
elfin203
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 で、本日届いたのが下の写真の二次電池である。

CSR-3S電池交換
elfin203 二次電池 3.6V 80mAh NiMH

 早速、車からレーダー探知機 ユピテルCSR-3S を外して来て分解した。

CSR-3S電池交換
前回外付けしたコードレス電話用の
ニッケル水素電池が付いている。

 下の写真の基盤中央の黒い両面テープの位置にボタン二次電池が付いていた。

 電池のソケットはそのまま生かしているので、コードの半田付けと絶縁だけでいい。

CSR-3S電池交換
基盤中央の黒い長方形の両面テープの上に、
本来の二次ボタン電池が付いていた。


 半田付け個所の絶縁は熱収縮チューブを使用。たまに使うので数種類持っている。

CSR-3S電池交換
2mm径の熱収縮チューブ。

 
 電装用工具箱から半田ゴテとコテ台を準備。

CSR-3S電池交換
長年愛用の半田付けの道具。


 届いた二次電池のコードをソケットのコードに半田付けし、熱収縮チューブで絶縁する。

CSR-3S電池交換
コード同士を半田付けし、熱収縮チューブで絶縁する。


 基盤中央の電池の位置にテープで固定し、レーダー探知機を組み上げて通電確認。

CSR-3S電池交換
電源スイッチをONにし、起動を確認する。


 ピッ、ピッと動作音とLEDの点滅がして、確認終了。

 取扱説明書には最初はシガーソケットケーブルで15時間の初期充電をするように書いてある。しかし、いつも机の棚には13.8Vの安定化電源が準備してあり、シガーソケットのメス自体はあるのだが、肝心のレーダー探知機CSR-3Sのケーブルがどこかに出かけているようだ。
 ソーラーパネル式なので机上の電灯で充電しようとふと気になったことがある。私の部屋の電灯はほとんどがLED化している。LED電灯でのソーラーパネルの充電効率はどうなのだろうか?
 Google先生に尋ねてみると、なんと「ソーラーパネルは紫外線での充電がメインであり、紫外線のほとんど出ないLEDでは充電できない」そうである。
 慌てて蛍光灯の蛍光管に針金でほぼ直付けのようにレーダー探知機CSR-3Sを吊り下げて充電を開始した。

 明日の朝までには大丈夫だろう。

2018年2月19日月曜日

エブリイ ミニ収納庫 飾りプレート制作

2018.February.11.

 「エブリイ 荷室ミニ収納庫 右側」の終わりに「何かプレートでも作ろう」と書いたが、実際にやってみた。
 
 絵柄はこのブログのタブに表示しているファビコン(タブのアイコン)のダックスフンドの絵柄から抜き出したブラタンのダックスフンドである。実はこのファビコンの絵柄は初めてカラー液晶の携帯を購入した時に待ち受け画像として自作したものある。
 犬の絵はアウトラインを紙に手書きし、スキャナで取り込みGimpで加工した。
 Gimpとの出会いはWindows Meがサポート終了したとき、やむなく独学でVine Linuxをインストール。Linuxに入っていた画像処理アプリケーションがGimpであった。Windows版もあるので、それ以来手持ちのWindows、Linuxには必ずインストールし、scriptのインストールをはじめ、ほぼ同一の環境を維持している。なのでどの環境でも同一の操作感と機能を得られる。


 ミニ収納庫を作った時のシナベニアの切れ端を使用する。シナベニアは芯材が茶色、両面の外皮が明るい肌色である。表皮を削ると芯材が現れる。

飾りプレート制作
4mmシナベニアの切れ端。


 べニアのサイズに合わせて画像を作成する。それをラベルシートに印刷し、べニアに貼り付ける。

飾りプレート制作
PCで作成した画像をラベルシートに印刷する。

飾りプレート制作
ラベルシートの粘着力が弱いので、
シナベニアを包むように貼り付けた。


 ルーターのドレメル4000で表面の白い板を削り茶色い芯材を剥き出しにする。




飾りプレート制作
ドレメルのリューターにビットを付けて
黒い部分を削る。


 作業中、細かい切り屑でラインが見えなくなるので使い古しの歯ブラシで掃除をしながら作業を続けた。
 
 削り終わってラベルシートの残り屑を剥がす。

飾りプレート制作
削り終わり。


 色のコントラストを強調し、細かい表皮が剥がれないよう強度を上げるためにニスを塗る。油性ニスなので筆や刷毛を使うと筆洗油がもったいない。ダスターのペーパーと割り箸で筆の代用を作った。

飾りプレート制作
油性ニスを塗る。
ニス掛けすると芯材の色が濃くなり
コントラストが強くなる。


 一晩乾燥させておく。

飾りプレート制作
ニス乾燥後。


 翌日、べニアの余分をカットしてカット面にニス掛け。

飾りプレート制作
縁の余分なべニアをカットする。


 右収納庫の後部の壁面にネジ止めで完成。

飾りプレート制作
収納庫にネジ止め。

 ただの自己満足ではあるが何もない寂しい収納庫の壁にアクセントがつけられた。

2018年2月13日火曜日

エブリイ 三脚ホルダの改良

2018.February.11.

 エブリイの三脚ホルダの機能は納得なのだが、ショックコードの固定方法がいまいち気に入らない。下の写真は制作当初の方法。
 ホルダ後方の三角形の柱の上部からショックコードを引き下げ、下の三脚受けの桟の裏にショックコード用フックを付けておりそこにコードを回して引っ掛ける。

三脚ホルダの改良
制作時のショックコードの取り回し。


 下の写真の桟の裏にコードをひっかけるフックがある。

三脚ホルダの改良
写真の赤い枠の桟の裏に
コードをひっかけるフックがある。


 一度固定すると外れる心配はなく三脚もがっちりと三脚受けに固定されるのだが、コードの取り外しが手が入りにくくて大変であった。

 やはりショックコードを引っ掛けるフックは手前に欲しい。なるべく小さめでしっかりロックできるものを工夫する必要がある。

 手元の木材を探して見ると「ステンレス包丁 柄の修理」で使用したツルハシの柄があった。この木材は結構固い。

ツルハシの柄


 サンダーに0.8mm厚の金属用切断砥石を付けてフックの切込みを入れ、切削ディスクで成型する。
 成型したフックを三脚受けの桟にエポキシ系接着剤で接着し、さらに裏からコースレッドで補強する。

三脚ホルダの改良
新しく作り直したフック。
下段用。


 こちらのフックにはショックコードを2本掛けにするのでフックの先端が折れないように下穴を開けてコースレッドを1本打ち込んである。

三脚ホルダの改良
新しく作り直したフック。
上段用。


三脚ホルダの改良
三脚の固定状態。

 三脚受けに三脚が乗るというより、後ろの柱に押し付けて固定する感じになってしまった。が、脱着が楽になった。

 これでしばらく様子を見ることにする。

2018年2月11日日曜日

Dremel サンディングバンド マンドレル SC407 修理

2018.February.07.

 ドレメル ハイスピードロータリーツール プレミアムセット 4000を愛用している。

マンドレル修理
ドレメルのサンディングバンドとマンドレル。




 最近、サンディングバンド用のマンドレルが緩くなってきた。Amazonで追加購入しようと調べてみたが見つからない。Google先生に聞いてみると海外のAmazonでは取り扱いがあるようである。商品名は「Dremel EZ SpeedClic SC407 Dremel® SC407 SpeedClic sanding belts with mandrel Ø 13 mm Grain K60/K1120」である。マンドレル自体はSC407というのが品番のようだ。

 他社製のサンディングバンドとマンドレルのセットを購入するのも方法ではあるが、駄目元でどうにかしてみようと考えた。



 まずは手元のマンドレルを分解してみた。
 構造は簡単。青いシリコンゴムの筒の中に径を広げる先端が四つ割になった黒いプラスチックの部品とシャフトがある。シャフトの途中には段と溝がありロックワッシャとカバーがあるだけである。
マンドレル修理
左からシャフト。
シリコンゴムの筒。
四つ割のプラスチック。
ロックワッシャ。
カバー。

 ロックワッシャは先端の鋭いピンセットで内側の爪の部分を少しずつ広げながら抜き取ると簡単に外れる。

マンドレル修理
四つ割のプラスチックの構造拡大。



 四つ割になったプラスチックの部品の中にシャフトを押し込むとプラスチックが広がって径が太くなり、サンディングバンドを固定するからくりである。アンカーボルトと同じ構造だ。

マンドレル修理
シャフトをプラスチックの部品に嵌める。

マンドレル修理
この状態が径が最も小さい。

マンドレル修理
上から見たところ。

 シリコンゴムの筒をそのままサンディングバンドに嵌めてみるとスカスカである。

マンドレル修理
シリコンゴムの筒は結構薄い。

マンドレル修理
スカスカの拡大図。

 径を稼ぐために四つ割のプラスチックに手持ちの電装用自己融着テープを引き延ばして一巻き半した。

マンドレル修理
黒いテープは電材用自己融着テープ。
上が元の幅。目いっぱい引き延ばしたのが下。


 とりあえず厚みの確認。

マンドレル修理
四つ割のプラスチック部品に自己融着テープを巻き、
シリコンゴムの筒に入れてみる。


 まだ余裕がある。

マンドレル修理
サンディングバンドに嵌めてみる。


 自己融着テープを巻いた後でシャフトを通そうとしたが入らなかったので、シャフトを通した後でテープを巻きなおす。

マンドレル修理
組み立てには、テープを巻く前に
シャフトを四つ割の部品に通し、テープを巻く。


 そのままシリコンゴムの筒を通す。なかなか言うことを聞かないので、水を垂らすと素直に通った。

マンドレル修理
この状態でシリコンの筒を通す。

マンドレル修理
ロックワッシャを戻す。


 爪を広げたロックワッシャはペンチで平らにしてシャフトに戻す。後はロックワッシャにカバーをかぶせて完成。


マンドレル修理
ロックワッシャカバーを付ける。

マンドレル修理
これで完成。

マンドレル修理
完成したマンドレルにサンディングバンドを
嵌めてみる。

マンドレル修理
リューターにセットし、

マンドレル修理
マンドレルをロック状態にする。

 修理の終わったマンドレルのテスト使用もうまくいった。ただ、ロックのオンオフが結構きつい。マンドレルの中にシリコンスプレーを軽くひと吹きすると軽くなった。

 サンディングバンドはまだ3個ほどしか消耗していないのにマンドレルが使えなくなってしまわなくて良かった。



 ドレメルを国内で販売している日本ボッシュ様。SC407も部品販売してください。よろしくお願いします。

2018年2月9日金曜日

エブリイ 荷室ミニ収納庫 左側 (おまけ 車中泊の室内シーン)

2018.January.27.

エブリイ 荷室ミニ収納庫 右側」の使い勝手がいいので左側にも作ってみた。

エブリイ荷室ミニ収納庫
エブリイ 荷室ミニ収納庫 左側。



 右側と違い、車の中で安定が悪い三脚を固定するラックとその他の収納ボックス、カップホルダーを付けてみた。収納庫とクォーターウインドウの隙間にはトレーやシートを挟めるスペースを作った。

 構造はエブリイ 荷室ミニ収納庫 右側と同じ構造である。

エブリイ荷室ミニ収納庫
これは右用の収納棚の裏だが、
左もほぼ同じ構造。

 収納ボックスには右と同じ扉式のボックスを配置し、その上には深めのトレー形状。進行方向側には保温カップが置けるカップホルダー、後方には状差しタイプのポケット。収納ボックスの上にはカメラ用の中型三脚と小型三脚のホルダーとショックコードである。

エブリイ荷室ミニ収納庫
下は収納ボックス。上は三脚ホルダー。

 右側の収納庫と同じオートラッチを使用したのでほぼ同一デザイン。ボックス内部も100均の保温シートを両面テープで貼り付けガタ防止。

エブリイ荷室ミニ収納庫
写真中央の青いマグカップが保温カップ。

 数年前に同僚からプレゼントされたパール金属の保温マグカップCsprit280をセットできるようにした。
 このカップの保温力は抜群である。ただ、取っ手が下まであるのでカップホルダーの壁にスリットを入れた。



エブリイ荷室ミニ収納庫
カップホルダーはカップの持ち手が通るスリット付き。
窓ガラスとの間にはトレーホルダー。

 収納棚を取り付けて、飲み物を入れたまま半日走行したが問題は皆無だった。 

 三脚ホルダーは三脚のガタつきと落下防止のために100均の自転車コーナーで探したショックコードを利用した。ギュっと引っ張ってフックに掛けるだけ。

エブリイ荷室ミニ収納庫
三脚ホルダーは上下二段。

 左右に収納棚を付けても下の写真のような広い空間が取れるので問題ない。逆にますます使い勝手が向上した。

エブリイ車中泊
両サイドに収納棚を付けてもこの広さ。

 車中泊以外でもちょっとお茶でもという時にすぐにバーナーとクッカーが出せる。


 実は・・・。この後、収納棚とテーブルとの隙間に引き出しを付けてみようと目論んでいる。完成したらまたアップするつもりである。


 おまけ・・・
 収納棚を両方制作したこの後で実際に車中泊してきた。
 
 沖縄も急に冷え込んで外気温10℃を切る北風吹きすさぶ日であった。あまりの寒さに車内でキャンドルランタンを灯し、換気のために窓は助手席を1mm程度開けただけ。それでも車内温度は15℃。荷物の半分は荷室に残したまま車両の左側をベッドにした。

エブリイ車中泊
下に見える黒い布は私の膝です。

 いつも愛用のサーマレストではなくAmazonで購入したインフレーターマットと枕を使用した。

 サーマレストでもいいのだが、幅が狭いので両腕が木材の床面に落ちると冷たいので少しでも暖かくしたかったのが理由である。




ユーザー(USER) マルチエアマット Neo lux. U-P991
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 寝袋は30年来愛用のモンベルの3シーズン用。その上にサウスフィールドのフリースシュラフを掛布団とした。

 若干冷気は入ってくるが朝まで充分暖かく眠れた。

エブリイ車中泊
食後のまったりタイム。

エブリイ車中泊
私の池中玄太90キロ?
誰? ひっくり返ったウシガエル
って言ったの?

 朝、外が明るくなって車内の様子を撮影した。
 遮光カーテンも外の明かりはこれ位は通す。こんなに光を通すならさぞ夜は車内が丸見え?と心配するが、実際に夜間、車内のキャンドルランタンとLEDランタン3つを点灯したまま外から見ても「電気点いてる?」「誰か車にいたの?」という位光を通さない。車外からガラス越しに目を凝らしても中の様子は全く見えない。カーテンでプライバシーは完全に守られている。

エブリイ車中泊
寒いのでキャンドルランタンを点灯。

エブリイ車中泊
昼間のカーテンの効果。
バックドア側。

エブリイ車中泊
スライドドア側。

エブリイ車中泊
スライドドアの拡大。

 この日の早朝は外気温8℃であった。沖縄ではこれがほぼ最低である。雪が降り路面が凍結する内地では、皆さんのようにロールマットをカットして窓に貼り付ける等の防寒対策は必要であろう。逆に、高い山もなくクーラーが9か月必要な沖縄ではこれから夏に向けて暑さ対策を考えなければいけない。窓にPCファンでも付けなきゃならないだろうか? クーラーボックスとPCファンでポータブルクーラーを作るべきか? 工作?欲望?の種は尽きない。