2016年5月31日火曜日

接点復活王 と 接点洗浄剤 JB23キーレス不調回復

2016.May.30.

 JB23のキーレスの不調が約1ヶ月続いていた。

 電池交換しても、電池の電圧チェックしても効果なし、キーレスの基盤のマイクロスイッチを脱脂剤で洗浄した後、エアダスターで吹いても一向に回復しない。

 具体的には、車の窓際で、何度もキーレスのスイッチを押したり、長押ししてようやく反応するといった具合である。


 もう13年以上の車で、キーレスも交換したことはないので、そろそろキーレスの寿命も考えられはするのだが、とりあえず車体側の受信機なのか、キーレス本体なのかの問題切り分けが必要である。

 出来るだけのことはやってみようと思った。



 おりしも、職場によく来てくれる営業の方から「サンハヤト」のカタログを戴き、「接点洗浄剤 ニューリレークリーナー RC-S201」と「接点復活剤 NEWポリコールキング PJR-S120」を見つけた。

 Amazon商店での評価もなかなか良い。

 KUREの接点復活剤で接点は良くなったが、周囲のプラスチックが数カ月後に割れると言う経験があったので躊躇したが、サンハヤトのものには「ほとんどの素材を侵しません」の表記があった。

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 今回は折角カタログを持って来てくれた営業の方なので、Amazonではなくそちらに注文をした。


届いたサンハヤトの
「接点洗浄剤 ニューリレークリーナー RC-S201」と
「接点復活剤 NEWポリコールキング PJR-S201」
ストローを透明の梱包テープで貼り付け、
ノズルホルダーにする。

 まずはキーレスのネジを外し、分解する。次に白い基板ケースから基盤だけを取り外し接点洗浄剤でマイクロスイッチ部分を洗浄する。エアダスターとティッシュで拭きあげて、次に接点復活王をスプレー。また、エアダスターとティッシュで拭きあげて組み上げる。

JB23のキーレス。
ネジ穴の縁の筋は一度割れたものを接着したあと。

 キーレスを持って車の近くに行く。車の後部まで3m。スイッチオン。

 カチンとロック解除。ルームランプ点灯。

 もう一度スイッチオン。

 カチンとロック。ルームランプ2回点灯。


 おっ。 治った。

 このケミカルは効果抜群である。いい買い物をした。Amazonで購入したわけではないけれど、レビューでオススメしておこう。

2016年5月30日月曜日

SLIK 自由雲台 コルクラバー保護シート

2016.May.21

 PENTAX K-30にハンドストラップ O-ST128 を付けて使用している。左側には純正ネックストラップを付けることができるので、便利である。


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 ところがある時、机からカメラを持ち上げた瞬間、パリッと音がした。何だろうとよく見るとハンドストラップのベースプレートが割れていた。ショックである。メーカー純正品として信頼し切っていたのに、このお粗末さ。

 ハンドストラップは使い易いので、他社の物を探してみた。

 しかし、比較的安いものは全てプラスチック製。プラスチックだと、また、同じことを繰り返すことになる。

 Amazon商店だけでなく、楽天市場等彷徨い歩くうちプレートだけあることに気がついた。

 金属プレートで、プレートを付けたまま通常の自由雲台が使え、なるべく小さく、安いものを探した。

 Martin社の「ハンドグリップストラッププレートMD53」である。




 上記のAmazonの写真と下記の私の購入した物と見比べると、現行品は私が購入したものより小さくなっているようだ。

 このプレートだとハンドストラップとショルダーストラップの両方が付けられる。クイックシュー対応のようだが、残念なことに私の三脚は全てクイックシューではない。

Martin「ハンドグリップストラッププレートMD53」取り付け状態。

  Amazonで見ると、現行品の方がコンパクトでいい。ただ、自由雲台だと接触面が小さくなってしまう。この辺の影響はどうなのだろうか?

もう少し小さくても良いかも?

 Martinの「ハンドグリップストラッププレートMD53」も欠点があった。ネジを相当閉めないと雲台を縦位置にするとプレートの向きがずれるのである。

 ※ハンドストラップ O-ST128、ハンドグリップストラッププレートMD53共にAmazonのレビューで報告済み。

 対策として、プレートとカメラの間に両面テープの薄型を貼った。これで問題は解決。

 
とは、いかなかった。


 今度は自由雲台にカメラを固定し、左に傾け縦位置にするとカメラが前に倒れるのだ。特に300mmの望遠では必ず倒れてしまう。倒れる方向が雲台とカメラを固定するネジを緩める方向なので恐ろしい。
 
 ではもっとしっかり雲台に締めればいいのか?と、やってみると手に違和感を感じた。

 慌てて外すと雲台上部のコルクラバーが傷ついている。おそらくプレートのネジの頭か段差がコルクに傷をつけたようだ。またまたショックである。


 しばし思案に暮れた。コルクラバーとプレートの間に何か薄くて柔らかくて切れ難いものを挟んでみたら・・・。

 手元にあるゴム板は厚さ2mm。少し厚過ぎる。ゴム板の側にはテーブル用のビニールクロス1mmがあった。これならいけるかも?

 サークルカッターで自由雲台のコルクラバーより心持ち大きめにカットする。

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次に雲台のネジが通るようセンターに穴を開ける。この穴はネジの外寸より小さくする。取り付けは回しながらネジにねじ込めばいい。これで脱落は防げる。

 ただし、ネジ穴はサークルカッターでは小さ過ぎて無理なのでポンチを使用する。

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 出来上がったのが下の写真である。

テーブル用ビニールクロス1mm厚で作った保護シート。
同じ物を2つ作成し、ひとつはSLIK SPRINT 40に。もうひとつはSLIK 一脚 モノポッド 350 N 4段 に自由雲台 SBH-120 を付けたものに取り付けた。


手前がSLIK SPRINT 40。
奥がモノポッド350N 4段+自由雲台 SBH-120。

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 取り付け後、試しにカメラを固定したが、これは良い。無理して雲台のネジを締めなくてもしっかり固定される。何度か取り付け取り外しを繰り返したが、保護シートが外れることなく傷もつかない。

 テーブルクロスの端材で作れるのでダメになったらまた作ればいい。シート自体透明なのでコルクが見えて雰囲気を壊さない。



 沖縄は梅雨まっただ中。なかなか出かけられなくて、しばらくはカメラは我慢かな?

 糸満市では「ハーレー鐘が鳴ると梅雨が明ける」という。今年の糸満ハーレーは6月8日(水)。あと2~3週間の辛抱だ。ただ、梅雨が明けると、長く地獄のような夏が来る。

2016年5月25日水曜日

レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換 その2

2016.May.25.


 「レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換 その1・・・失敗」で思い通りにいかなかったので、かつての成功方法で交換してみた。

 まずは電器屋でコードレス電話用の充電池の一番容量の小さいものを買ってくる。

 電圧は3.6V、容量は500mAであった。前回の失敗前は3.6V400mAのニッカド電池。今回はニッケル水素になっていたがうまくいくだろうか?

前回上手くいっていたのと同型の電池。
電圧に問題はない。

電池の表記。

パッケージから出したところ。
 以前は半田付けで直接内部に繋いでいたが、今回はギボシ端子で接続する。これで今後のバッテリー交換の手間が軽くなるはず。

 パーツボックスからギボシを探す。

電材用のパーツボックス。
ユピテル CSR-3S から引き出していた電源コードの先端と、電池のコネクタを切断した部分を極性を合わせて接続する。

コードの先端を剥き、ギボシ端子をカシメる。
電池と ユピテル CSR-3S は両面テープで安易に取り付ける。

強めの両面テープでくっつける。

コードを取り回してテープ留め。

この状態で使用する。

ひっくり返して前から。

ひっくり返して後ろから。

電池使用開始の日付をマジックで記入する。

 後は本体の電源をOFFにしたまま、電灯の元一晩充電し、その後はフロントガラスのダッシュボードの上で直射日光で充電する。

充電中。
前回の「レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換」を参考にされた方。大変申し訳ございませんでした。
 日々、試行錯誤の毎日でございます。







2016年5月22日日曜日

レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換 その1・・・失敗

2016.May.20

 もう10年ほど使用している「レーダー探知機 ユピテル CSR-3S」がまた電池が寿命を迎えた。



 かつて一度電池がダメになった時、内蔵充電池を交換しようとしてだいぶ探した。もともと内蔵の電池はボタン電池が3つ並んだもので3.6V 80mAの物である。ネットを探しても「在庫なし」ばかりで入手できなかった。やむを得ずホームセンターで3.6V 600mAのコードレス電話機用の物にした。


 一晩、蛍光灯の真下に放置充電し、満充電にしたつもりで車に両面テープで装着。日中は炎天下の直射日光のもとに放置。それ以来何の問題もなく使用できていた。

 それから5年。また、電池が寿命を迎えた。

 同じ電池を探したが見つからなかったのと、電池交換の度に分解、半田付けを繰り返すのは面倒なので、かねてから構想を持っていたことを実施した。



 まずは、分解から。

 本体底のネジを3本外して分解する。

 前回の改造は下の写真のとおり。内蔵電池を取り外し、本体ケースの横にコードを引き出す穴を開ける。外した内蔵電池のリードとコネクタを使い、購入したコードレス電話機用の電池をつなぐ。電池は本体の底に両面テープで取り付け、電池の底をダッシュボードにテープ留め。

レーダー探知機 ユピテル CSR-3S
分解図。

コードレス電話機用電池のコネクタとサイズが
違っていたので、コードを切って繋ぎ直す。

 今回は、電池交換がし易いように単三充電池を使用する。電池ボックスを直列に半田付けした。

単三1本用電池ボックスを3つ並べて、
直列で半田付け。

作業の様子。

 ケースを悩んだが、手持ちのタッパー容器がサイズ的に良いかも?と、利用した。


 タッパー容器と電池ボックスの固定はリベット留めにした。

アルミリベットで固定。
タッパー容器の蓋に穴を開けてリードを通す。元のコネクタのリードと半田付けし、熱収縮チューブで絶縁する。

リードを繋いで、熱収縮チューブで絶縁。

 あとは充電完了した電池をセットして両面テープで固定。

下が電池ボックス。

通電し、動作確認。

 後はこのままダッシュボードに両面テープで取り付ける。

 太陽光パネルでの充電もできる商品ではあるが、12Vの充電も可能なため、充電ケーブルも設置済み。

 電池ケースはタッパー容器でなくキチンと作ろうかと思ったが、とりあえずはこれで・・・。

 まあ、次に電池交換が必要になった時に考えてみよう。




【重要】・・・追記
 これは失敗でした。
 考えられる理由は、電池の容量が大き過ぎて充分に充電できませんでした。
 使用して3日後、バッテリーアラームが鳴り始めました。

レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換 その2」を御覧下さい。


2016年5月19日木曜日

断熱カーサイドタープ 取り付け方法

2016.May.16.

 「断熱カーサイドタープ シート グロメット(ハトメ)加工」で準備したシートを車に取り付ける。


 まずはルーフキャリアのタープの基台の紹介から。

 このキャリアの使い方は、今のJB23の前、トヨタ ブリザードの頃からである。

 タープを取り付けるキャリア側のポールはハンガー掛けのあるアルミの物干し竿である。こちらの方が、ただの円柱ポールより横方向の強度が少しでもあると思って選んだ。

 キャリアのバーへの取り付けにはステンレスバンドとアルミ板、両面テープ、ステンレスアングルを使用し、ステンレスのボルトナットで固定した。

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 アルミ物干し竿のハンガーフックの部分はサンダーでスリット状に切れ込みを入れてアルミ板とステンレスバンドが通るようにする。取付方法は写真を拡大してみて頂くとわかりやすいと思う。

物干しポールの取り付け状態①
ハンガーフック部分の穴あけ状態と各パーツの組み合わせ方。


物干しポールの取り付け状態②
キャリアバーへの取り付け状態と、
各パーツの組み合わせ方。

物干しポールの取り付け状態③
別の角度から。

物干しポールの取り付け状態④
さらに別角度から。
これまでは下の写真のように、物干しポールには紐でひとつずつ結びつけていた。これが結構面倒臭く、炎天下で作業すると、それだけで汗だくになる。

これまでの方法。
増やしたグロメットに紐を通し、選択ポールにひとつずつ
結びつけていた。
もう少し楽して取り付けができないかと考案したしたのが、次の方法である。

 グロメットに輪にしたロープを予め入れておく。ポールに一周回してアルミ棒を挿し組む。このアルミ棒をひとつずつスライドさせて留めていく。
 タープを外す時はアルミ棒を一気に引き抜くだけでいい。

ロープ留めのアルミ棒1m。
(先端を円錐に、後ろに紐留めの加工済み)
物干しポールは1.9m。アルミ棒は1mなので2本準備した。1本は後ろから、もう1本は前から差し込んでいく。

ロープ留めのアルミ棒の先端は、
輪にしたロープに通し易くするため円錐状にした。
アルミ棒の差し込み状態は下の写真を参考に。

ロープの留め方①
車両後部、斜め下から。

ロープの留め方②
車両前部、斜め上から。


 タープ用の伸縮ポールを使って、タープを張った状態が次の写真である。

 タープの高さ、ポールの位置を変えて自由自在に張れる。天気の良い日に広く張るならポールはタープの先端に挿し高くする。小雨の時はタープ上の雨水が流れるようにポールを低く、かつ横からの降り込みを少しでも押さえるように、ポールはタープの中央に挿して、タープの先端で壁を作る。

とりあえず、駐車場でタープを張ってみた。

1~2名なら充分な広さである。

下から見たところ。

 必要なら小さい方の「ユタカメイク クールシート シルバー 1.8m×2.1m」を前か後ろに壁として張ってもいい。

 見た目より実用性を重視するには「ユタカメイク クールシート シルバー」はタープとして最高である。

 かつて家内が三菱デリカに乗っていた時は、レインガーター用のフックを使って、もっと大きな「ユタカメイク クールシート シルバー」を張ってタープにしていた。今は、軽に乗っているのでこの大きなシートは炎天下の庭作業に使用している。

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 「断熱カーサイドタープ シート グロメット(ハトメ)加工」でも紹介したが、タープとして使用した「ユタカメイク クールシート シルバー」の利点は、
 1. 直射日光の完全遮断。
 2. 太陽の熱を完全遮断。
 3. 完全防水。
 4. 耐久性抜群。
 5. 夜間だけの使用なら裏返しにすると、ランタンの光量アップ。

 大きいサイズのシートをポール2本で独立した山型タープにしても良い。

 夏場はこれを使うようになると、キャンプ用品メーカーのちゃんとしたタープは使えなくなる。

 オススメです。