2020年9月13日日曜日

腕時計スタンドの制作

 2020.August.15.

 いつの間にか腕時計が増えてきた。もうこれ以上は増やす気はないが・・・。

 どうせなら綺麗にディスプレイしながら邪魔にならないように片付けてみたい。


 と、言うことで腕時計スタンドを作ってみた。

腕時計スタンド



 ここで、手持ちの腕時計の紹介。

 一番古いのが SEIKO 5ACTUS 。機械式自動巻きの時計である。11歳の頃、電話級アマチュア無線技士に合格し、ログ(通信記録)をとる為とご褒美に買ってもらった時計である。ただし、常用し始めたのは高校になってから。高校3年間と大学2年まではずっと使用してきた。今は時計整備用の工具箱の中に入れっぱなしになっている。もう45年前の時計であるが、未だ完動品である。

SEIKO 5ACTUS 7019-7060


 その後、SEIKO ダイバーの機械式を15年ほど使用してきたが、故障したので交換。SEIKOダイバーのキネティックモデルを購入した。しかしこれも12年程で故障。この2台はもはや手元にない。

 キネティックの修理中に代用品として購入したのが CASIO PRT゛-1400 初めてのデジタル表示である。
 気圧や高度、気温、方位のセンサーがあり、アウトドアでは便利な時計であるが、デジタルが好みでないので、日常は使わくなってしまった。お蔵入りではもったいないのでリュックなどのベルトにぶら下げられるよう改造。腕に着用していると体温により気温表示が正しく出来ないのでこうしてみた。

CASIO 1999 PRT-1400


 デザインに惚れて購入したのが SEIKO Crono 7T92-0DX0 付加機能はストップウォッチ。ナイロンベルトが付いていたが、常夏の沖縄ではどんなに洗っても汗で臭くなるので、シリコンベルトに交換している。シリコンベルトはウレタンベルトより耐久性があるので気軽に使えるようになった。
 しかし、老眼が進むにつれ文字盤が見にくくなり、お蔵入りしつつある。

SEIKO Crono 7T92-0DX0



 その後、SEIKO 5 Sports SNZJ05JC という機械式自動巻きを購入したが、2年程で1日5〜10分程ずれるようになり引退。SEIKO 5 SRP795J1 を購入したがこれも3年程で1日3分程遅れるようになってきた。

SEIKO 5 SRP795J1


 時計のズレさえなければ電池交換のいらない機械式の方が好きなのだが、ズレは困る。次に入手したのが CASIO GG-B100 である。大きいが軽くて、何より文字盤が見やすい。バックライトも明るくて機能も多い。

CASIO GG-B100


 懲りずに機械式自動巻きに手を出したのが SEIKO PROSPEX SRPC33K1 。機能は太陽の位置と針の位置から調べる簡易方位計測のみ。シンプルなデザインで見やすい。現時点ではほぼ毎日着けている。ベルトはナイロンベルトが付いていたが、同時購入したシリコンベルトに交換しているので、付属のナイロンベルトは使用していない。

SEIKO PROSPEX SRPC33K1



 自分の書斎の机の上に使用頻度の高い時計をディスプレイ兼ゼンマイの巻き直し等のメンテナンスをしやすくする目的の時計スタンドを考えた。

 材料は手持ちのシナベニアである。2枚のパーツの中央にそれぞれ切り込みをいれ、互いに差し込んで組み立てる構造にした。(製作中の写真は撮り忘れました。)

腕時計スタンド
腕時計スタンド(塗装前)
表面

腕時計スタンド(塗装前)
背面


腕時計スタンド
腕時計スタンド(塗装後)



 軽く表面にサンドペーパーをかけた後、無色のウレタンニスで塗装。これで完成。

 使用した工具は
 1. Dremel コンパクトソー SAW-MAX
 2. Dremel ハイスピードロータリーツール (リューター)
 3. サンドペーパー
である。

腕時計スタンド
腕時計スタンド使用中。


 完全に自己満足の世界である。しかし引き出しの中に転がして傷が付くよりはるかにマシである。