2021.November.11.
ダイソーで「燃料用五徳」なるものを見つけた。
ずっと以前からEsbitを使用してきたし、ロゴスのポケットタブレットコンロセットも持っている。自作のコンロもある。はっきり言ってこれ以上は不要ではあるのだが、¥110と言うのが心をそそのかされた。
三枚の鉄板の足を組み合わせるトライアングル型の五徳である。ただし、購入時店頭で手にした時から改造ポイントは頭の中にはっきりとできていた。
手を加える点は以下の4点である。
① 鍋との接触部の火の通りを良くするためにギザギザの切込みを入れる。
② 3枚の脚をまとめるための穴をあける。
③ 固形燃料を直置きしないでいいように燃料皿を追加する。
ダイソー 燃料用五徳 FUEL TRIVET |
ダイソー 燃料用五徳 FUEL TRIVET |
帰宅して開封直後から作業を開始した。
サンダーに0.8mm厚の切断砥石を取り付け組み合わせ噛み込み部のスリットを追加する。次に切削砥石で五徳上部にギザギザのノコギリ状の切れ込みを入れる。五徳の脚部には紐やカラビナで纏められるように丸穴をあける。
加工済みの状態 |
加工箇所 |
固形燃料の皿はアルミ缶の底を使用することにした。炭酸のアルミ缶の底部は耐圧用に曲面になっている。これを皿代わりにする。駄目になってもいつでも手に入る材料である。
燃料皿は公園のベンチやテーブルを焦がさないように宙に浮くようにしたい。手持ちのステンレス針金を加工して吊り具を作った。
まずは五徳を組み上げて、上部の切れ込みに吊り具で吊るだけである。
燃料皿と吊り具 |
燃料皿の使用法 |
まずは五徳を組み上げて、上部の切れ込みに吊り具で吊るだけである。
燃料皿取付状態 |
使用状態 |
アルミ缶の底の燃料皿の重量は数グラム。吊り具も数グラム。五徳のカットで減少した分の重量増加程度だと思う。
ダイソーのミニメスティンの中に収納できるサイズになったと思う。
近頃の100円ショップはなかなか素晴らしい商品が目白押しのようである。使う暇もなく、次々と購入意欲だけが刺激されて恐ろしい。君子危うきに近寄らずなのだが、気づけば別の買い物で吸い寄せられてしまう恐怖スポットになりつつある。