2017年5月12日金曜日

ソファーの脚の交換

2017.May.06

 子供用ソファーの脚が低いから長くしたいと家内に頼まれた。

 ホームセンターでソファー用の脚を探したが、なかなかいいのがないし高い。

 とりあえず手摺用の棒材1mを購入した。

もとのソファーの脚。

 ネジ部を抜き取ってみる。


 都合良くサイズの合うナットが2つあれば2つのナットでボルトをロックして回すことができるのだが・・・径、ピッチ共に適合するのが手持ちになかったのでネジの山をつぶさないように万力でやってみた。
 
 厚手のウエスペーパーを何重かに折り畳み、ボルト部を挟んで万力に固定。脚を反時計方向に回してボルトを抜く。

ネジ山をつぶさないように厚めにウエスを巻き、
万力で固定 
固定状態。



とりあえず反時計方向に回転させてみたら抜け始めた。


脚部の中は木ネジになってる。

 ようやく抜いてみると初めて見たボルトである。片方はボルト、反対は木ネジになっている。ほぉ。こんなものがあるのか? またひとつ初めての体験である♡

恥ずかしながら初めて見たネジである。

 元の脚のネジ穴の径を測ってみた。内径7mm、深さ27mm。7mmの木工ドリルは工具箱にあった。

元の脚のネジ穴の内径7mm。

元の脚のネジ穴の深さは27mm。


 手摺用の棒材を4等分にする。1本約25cm。上手く切ったつもりでも、多少の長さの違いは出てしまう。サンダー(ディスクグラインダー)で削りながら長さを均等にし、木材の角を落とす。
1mの手摺用棒材を4等分。

長さを合わせて・・・。

ネジ穴を開ける。

 7mmの木工ドリルで穴を開けようとしたが上手くいかない。

 ドリルの先端を見ると刃先がつぶれていた。金工ドリル用の砥石は持っているが、木工ドリルの研ぎは経験がない。未使用の木工ドリルの先端を観察し、似た様に加工することにした。リューターに砥石を付けて研磨。こんなもんでいいか?と穴開け再チャレンジ。

 砥ぎ直したドリルは面白いように切れた。

 
 あとはネジを打ち込めば完成。外した時と同様に万力でボルトを固定して締め込むだけ。 

元のネジを締め込んで完了。

 4本とも脚が完成してソファーに取付けて終了。

ソファーに取り付けた状態。

 ソファーの脚を上げた理由はルンバが通れるようにするためだって・・・。

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