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2017年6月2日金曜日

VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク 100均の排水口用ステンレスネット

2017.May.26.

 少し前、「VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク」という記事を書いた。

VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク 100均のアク取り改造 1
VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク 100均のアク取り改造 2

 仕事帰りに100均に寄ると「ザ・流し 排水口用・受けネット 18-8ステンレス 80mm用」なるものに目が留まった。

 自作したゴトクに似た様な物があるなあと注視すると、ネットのメッシュが粗い。と言うことは熱の通りが良いはず。

VARGO ゴトク
ザ・流し 排水口用・受けネット
18-8ステンレス 80mm用
表面

VARGO ゴトク
ザ・流し 排水口用・受けネット
18-8ステンレス 80mm用
裏面

 早速購入して帰宅後 VARGO Triad Stove に載せてみた。

 まずはバーゴ チタニウム トライアドXEストーブT-207から。



 
VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク
トライアドXEストーブT-207に載せた。
ぴったり凹凸が爪に合っている。

 これはぴったりフィット。メッシュの凹凸は専用品かと思うほどバーゴの爪に合っている。メッシュの目はアク取りより粗いものの、爪の先端が突き抜けることもない。


 次にバーゴ チタニウム トライアドストーブT-301に載せてみた。



 メッシュの凹凸が爪に合わない。これでは上に載せるクッカーが安定しない。

 試しに指先でメッシュを押さえると簡単にメッシュは変形した。バーゴの爪に合わせて爪の先端が当たるメッシュの部分を変形させるとぴったり安定した。

VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク
ストーブの爪の先端が当たるメッシュを変形させて
調整した後の様子。
VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク
拡大図。

VARGO ゴトク
別の爪の拡大。

 これはこれで使えそうである。


 で、前回制作したメッシュゴトクとの比較である。

 アク取りのメッシュで作った物の重量は14g。薄い。
 排水口用・受けネットで作った物の重量は17g。少し厚みがある。
 3g重いようである。
 サイズはほぼ同じ。


VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク
左:排水口用・受けネット 17g。
右:アク取りのメッシュ 14g。

 まあ、お好みでどちらでもいいんではないだろうか?

2017年5月14日日曜日

VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク 100均のアク取り改造 2

2017.May.14

 「VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク 100均のアク取り改造 1」の続編。

 100均のアク取りはサイズ的にも重量も VARGO Triad Stove にぴったりではある。

 難点は唯一ネットが湾曲していることである。

VARGO ゴトク
平面に置いてもこの状態。

VARGO ゴトク
ひっくり返してもこの有様。

VARGO ゴトク
アク取りの使い方。

 なので使用するには皿のように置いて使うしかない。

 どうにか簡単にフラットにしたい。

 でチャレンジしてみた。


VARGO ゴトク
左が未加工。右が同心円状に波を打たせたもの。

 手近かにある丸い物を探してその上にアク取りのネットを載せ掌や指で押さえつける。時には丸い縁の上から指先と爪を使ってネットに折り目を入れる。
 
身近な円筒を使用。


VARGO ゴトク
円筒の上にネットを載せ掌で押さえつけたり…。

VARGO ゴトク
更に径の小さい円筒でプレス。

VARGO ゴトク
一つ目の円状の折り目が付いた。

VARGO ゴトク
さらに小さい円筒で同心円状に折り目を付ける。

 直径の異なる円筒で繰り返し同心円状に波のような折り目を付けていく。意外と簡単に折り目は付いた。

VARGO ゴトク
加工前と異なりかなりフラットに。

 出来上がったネットをVARGO のストーブに載せてみる。

VARGO ゴトク
出来上がったネット。

 屋外で実際にお湯を沸かしてみた。

まずはバーナーを本燃焼させる。

VARGO ゴトク
加工したネットを載せる。
バーナーの炎はネットを通過できる。

VARGO ゴトク
ロッキーカップに水を入れて火にかける。

VARGO ゴトク
燃焼中の状態。

VARGO ゴトク
さらに拡大。

VARGO ゴトク
お湯が沸きだした。

 ネットがあると小さなカップも載せやすくなる。

VARGO ゴトク
消火後のネット。
折り目は変化なし。
消火後もネットに付けた折り目に変化はなかった。また、使い易くなった。はず。

2017年5月7日日曜日

VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク 100均のアク取り改造 1

2017.May.06

 「VARGO TITANIUM TRIAD STOVE バーゴ チタニウム トライアド・ストーブ」の後報である。

 今日、ふと大好きな100円ショップを覗いていたら「アク取り」なるメッシュのおたまのような物を見つけた。
 
100均のアク取り。

 このメッシュ部分は少し凹部になっているが使えるかもしれない。ふと考えて2種類のアク取りを購入。ひとつは上記の写真のようなものともうひとつはメッシュ部にハンドルの針金が2本通っているものである。

 写真の物はハンドルの付け根をサンダーでカットしなければ使えないが、他方はペンチで曲げればハンドルが抜けた。

 早速、ハンドルを取ったメッシュでトライアッドアルコールストーブのゴトクとして試用してみた。

VARGO ゴトク
ハンドルを抜いたアク取りのメッシュ部分。
縁の穴にハンドルが通っていた。

VARGO ゴトク
トライアッドアルコールストーブに載せると
ちょうど良い。

VARGO ゴトク
トライアッドXEアルコールストーブに載せても
ちょうど良い。

 PRIMUSのイージークック・ミニキットを使用してお湯を沸かしてみた。


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 ポット大に8分目水を入れてトライアッドアルコールストーブ+アク取りメッシュでテストした。このポットは840mlの容量なので8分目で600cc程だろうか? つまりポットと蓋、水で700g~800g。この重量でもメッシュは何ともなかった。

VARGO ゴトク
プリムスのイージークック・ミニキットのポット大を
載せてみた。

VARGO ゴトク
こんな感じ。

VARGO ゴトク
ポット小だとこうなる。

 燃焼時、最初はアク取りのステンメッシュの焼けた臭いと、白い煙が少し立ち上ったが、すぐにそれも無くなりしばらくするとお湯が沸いた。

 火を止めてメッシュの状態を確認したが色が少し暗くなっただけで大きな変形もない。

VARGO ゴトク
この写真は3回ほど使用後。

 これは使えそうである。消費税込みで108円である。大きな加工なしで大丈夫。あとの心配は耐久性だけか? どれほどの耐久性があるか未知数ではあるが、108円である。

 VARGOのトライアドストーブをお持ちの方。若干火力は低下するかもしれないけど、一度お試しあれ。



【追記】2017.May.14・・・
 「VARGO TRIAD STOVE 用ゴトク 100均のアク取り改造 2」もアップしました。

2017年5月6日土曜日

VARGO TITANIUM TRIAD STOVE バーゴ チタニウム トライアド・ストーブ

2017.May.05

 VARGO TRIAD STOVE と VARGO TRIAD XE STOVE を持っている。

 Amazonの履歴を見ると2015年に購入したようである。





 私がAmazonのレビューで報告した内容を掲載してみる。
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トライアッドアルコールストーブとトライアッドXEアルコールストーブの比較です。

・トライアッドXEアルコールストーブは
 五徳部を除き直径約70mm、高さ20mmです。
 五徳展開時は直径約92.4mm、高さ65mmです。(手持ちの物を実測)
 五徳の間隔が広いのでシェラカップはそのままでは載りません。
 本体が内蔵アルコール容器の皿になるので、プレヒートが簡単。
  (容器をセット後皿部にアルコールをたらせばOK)
 固形燃料も使える。
 アルコール容器だけをEsbitポケットストーブや585mlクックセットに使える。

一方、 
・トライアッドアルコールストーブは
 五徳部を除き直径約60mm、高さ20mmです。
 五徳展開時は直径約80.8mm、高さ65mmです。(手持ちの物を実測)
 五徳の間隔からロッキーカップなら安定する。
 軽量コンパクト。
 燃料が中央の穴より少ないとプレヒートが難しい。
  (細いアルミ缶の底を切ってプレヒート用の皿をに使うと便利)

※どちらも火力調整は不可能。したがってウインドシールドで調整すると良い。
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 脚部は地面に当たるので三脚型で大丈夫であるが、ゴトク部が三脚型であるとシェラカップ等の底面の小さなクッカーでは載りきれない。そこで数年前にステン板をトライアングル型に切り抜き、たがねとハンマーで成形し、三角型のゴトクを作った。


 まずはトライアッドアルコールストーブから。

VARGO ゴトク
VARGO チタニウム トライアド ストーブ T-301。
VARGOのストーブ中一番小さい。

VARGO ゴトク
ステン板をトライアングル型に切り抜いたゴトク。
表側。

VARGO ゴトク
裏側。

VARGO ゴトク
三角の頂点部をストーブのゴトクの先端に
合わせてセットする。

VARGO ゴトク
ついでに自作のウインドシールドをセット。

 Amazonのレビューに掲載したプレヒート用のアルミ缶の底とは下の写真のもの。
 ウコンドリンクの缶底を切り抜き、ボックスレンチのソケットで体重プレスで成形したものである。釣具屋のステン針金で取っ手を付けている。 

ウコン缶の底部を切り抜き、さらに成形して
ステンの針金を取っ手に付けた。

 VARGOの説明ではバーナー中央部の凹部に溜まるまでアルコールを注ぎ点火するとプレヒートできるとのことだが、そうすると調理が終わってもアルコールが燃え尽きるまで燃焼し続けることになる。バーナーの容量半分で良い場合はなかなか点火できず火が消えてしまう。

 そこでアルミ缶底のプレヒート用トレーを使用する。

 バーナーに適量のアルコールを注入し、バーナー下にアルコールを溜めたアルミ缶トレーを置く。アルミ缶トレーのアルコールに点火するとプレヒートし、本単にも火が着く。
 トレーのアルコール量が多いと本単が異常燃焼するが、その前にトレーをゆっくり引き抜くと大丈夫 。


VARGO ゴトク
バーナーの下にアルコールを注いだ
アルミ缶底トレーを置いてプレヒート。

VARGO ゴトク
燃焼中にバーナーの中央にトレーを置くと、
心持ちとろ火になる・・・かも。

 収納時はアルミ缶底トレーをバーナーの中央にセットし、脚を閉じる。自作ウインドシールドとトライアングル型ゴトクと本体を100均の巾着袋を縫い直した収納袋に入れる。

VARGO ゴトク
バーナー本体、トレー、自作のゴトクと風防版を
収納袋に入れて収納完了。

VARGO ゴトク
これでワンセット。


 次にトライアッドXEアルコールストーブ。

 ステン板をトライアングル型に切り抜き、たがねとハンマーで成形した三角型のゴトク。これは前述のトライアッドアルコールストーブの物と同じ日に制作。

VARGO ゴトク
トライアッドXEアルコールストーブ用ゴトク。
表側。

VARGO ゴトク
裏側。

 こちらも同様に自作ウインドシールドと収納袋を制作しワンセットに。

VARGO ゴトク
バーナー本体、自作のゴトクと風防版と収納袋。

VARGO ゴトク
巾着袋を縫い直したので変な所に印刷がある。
(左下の白い印刷)

 トライアッドXEアルコールストーブはトライアッドアルコールストーブより少し大型である。しかも蓋付きトレー型の燃料容器を本体の皿部に載せる構造なのでプレヒートは実に簡単。皿部に少しアルコールを垂らしておけば大丈夫。

 ただ、こちらは炎が大きめなのであまり小さなクッカーには不向きである。

 個人的にはトライアッドXEアルコールストーブと同じ構造で、トライアッドアルコールストーブよりほんの少し小さい物を作って欲しい。ソロ用に最適だと思う。

 もちろん現行品のどちらもパーティー用ではないのは事実ではあるが…。