2021年2月14日日曜日

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン改良

 2021.January.2nd.

 冬、のんびりしたい時に私の部屋では、キャプテンスタッグのブロンズキャンドル ランタン M-8352 を愛用している。購入したのは何時の頃だったろうか?

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
キャプテンスタッグの
ブロンズキャンドル ランタン
M-8352


 当初はそのままで使用していたのだが、タブレットキャンドルの位置が低い。ボトル缶コーヒーの蓋で高さを上げると丁度良い。

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
製品自体のタブキャンドルの高さ

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
ディフォルトの位置

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
キャンドルを入れる場所

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
ボトル缶コーヒーの蓋を入れて

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
キャンドルをセット

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
自分にはこの高さが丁度いい。


 このランタンを使う度に疑問に思っていたのが、吸気口が無いことである。深いコップにタブキャンドルを入れて無風の室内で灯すと酸欠で火が消える。ましてこのランタンの火屋(ホヤ)は深い壺形である。何度も構造を確認しても疑問である。おそらくランタンの基台と火屋との僅かな隙間から酸素を取り入れているのであろう。


 過去記事

 空きビンで作るキャンドルランタン ①

 空きビンで作るキャンドルランタン ②

 空きビンで作るキャンドルランタン ③ (防災用キャンドルランタンとして)

 にある通り、ガラスビンで作った背の低いキャンドルランタンでも吸気口を下部に設けないと、酸欠により炎が小さかったり、火が消えたりした。

 キャプテンスタッグのキャンドルランタンも空きビン製のランタンより僅かだが炎が小さい。たまに極端に小さいままで燃え続ける時がある。


 ランタン本体の底には中央に穴があるが、上部には全く穴が無い。キャンドルを入れる場所に口をあてがい吹いてみても空気は流れない。


キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
本体底の穴


 おそらくデフォルトでは下記の図の様に本体下部とガラスホヤのとの隙間からだけの僅かな空気の流入しかされていないようである。
ディフォルトの構造


 タブキャンドルの高さを上げるためにボトル缶コーヒーの蓋を入れてもタブキャンドルはホヤの内側で位置がズレることもないので、この蓋の側面とランタン下部のキャンドルホルダ底部に穴を開けて通気を確保することにした。(下の図は概念図)

改良構想図
(緑:ボトル缶の蓋)


 まずはランタン下部のキャンドルホルダ部の中央に穴を開ける。

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
キャンドルホルダの中央に穴を開ける


 次にボトル缶の蓋の側面に6箇所通気口を開ける。

ボトル缶の蓋の側面に穴を開ける


 過去記事「続・眼鏡フレームの再塗装」で使用したタッチペイントが同系色だったので蓋の塗装に利用した。

ブロンズ色に近い色なので
タッチペイントで塗装。


 接着はさほど高温にはならない所ではあるが、J-Bウエルドを使用した。
 
 蓋の縁にJ-Bウエルドを塗ってキャンドルホルダの中央に接着する。

他熱接着剤 J-Bウエルド

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
蓋の縁にJ-Bウエルドを塗って接着

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
微妙な色の違いは気にしない。

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
キチンと中央に接着する。


 通常は吊り下げて使用しているので底部の吸気口は塞がらないが、卓上で使用する際は脚がないと空気が遮断される。手持ちのクッションシートを貼って対応した。

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
底部にクッションシートを貼る。


キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
クッションシートを貼ったのは
ボトル缶の蓋を接着前だったので、
向こう側が見えています。


 実はこのアルミ缶ボトルの蓋を入れるようになって数年。ちゃんとしなくてはと思い続けて放置していた。今回、通気口の設置とボトル缶の蓋の固定、塗装まで出来たので一安心。

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
使用時にはボトル缶の蓋は見えないのだが


 ちなみにキャンドランタンの傘の裏には台所用アルミテープを貼って反射性を向上させている。こうすると、吊り下げて使用している時にランタンの真下にはっきりと光が当たるようになった。

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン
傘の裏に貼った台所用アルミテープ

キャプテンスタッグ・キャンドル ランタン

 このキャンドルランタンは、一番使用頻度が高い。いつも私の部屋にぶら下がっており、ちょっとキャンドルの灯火でも楽しもうという時にはまず使用するのがこのランタンである。一人静かに音楽を楽しむ時、電気の明かりを消してキャンドルの明かりだけでリラックス。なかなかいい時間を提供してくれる。

2021年2月6日土曜日

クリアファイルでケース作成

 2021.January.03

 私の机の上には色んな物がぶら下がっている。私には使いやすいように管理しているのだが、作業部屋化しているのはやむを得ない。

 ただ、物によってはそのままでは下げられない物がある。下げるためにはケースが必要になる。ある程度の硬さがあり、中身が見える材質でケースを作れないかと試した結果、クリアファイルの利用に行き着いた。

クリアファイルで作ったケース


 クリアファイルも安く入手できるようになった。100枚1,000円程度で入手できる。1枚10円である。

透明クリアファイル


 これまでに制作したクリアファイル製ケースの一部を紹介したい。

 下の写真は工作や園芸薬調製に使用しているはかりのケースである。

上部開口の筒型にしてある。

S字フックを付ける上部は
補強のため二重にしてある。



横から見た所


 次はキムワイプの吊り下げケース。

カメラや眼鏡を拭くキムワイプのホルダー

紐で手の届く所に下げている。



 Google Nest Hub Max の台も本体の箱を改造して作ったが、その中の引き出しはクリアファイルで制作した。

Google Nest Hub Max 用の台

中の引き出しはクリアファイルで制作



 接着は半田ごてでスポット溶着を繰り返している。クリアファイルの下に端材を当て、半田ごてで小さな穴が開く(上下のクリアファイルが溶けるよう)ようにする。この作業を繰り返して接着する。

 無理矢理剥がそうとすると接着部は剥がれることもあるが、なかなか強度もある。強度が必要な場所はのりしろ部を大きく取るといい。

接着方法
乾電池式半田ごてを使用している。

 ビニール類を接着する専用のコテ等も販売されているようだが、見た目さえ気にしなければこれで充分である。

 意外とクリアファイルの活用法は広い。