2015.Aug26
30年ほど前に親父にもらったガソリン・ラジウス。親父が若い頃使っていたものだ。バイクツーリングで常用し、沖縄に引っ越した時も、コンロのない新築アパートでの飯炊きにも毎日使用してきた。その数年後にオプティマス 8Rを購入するまではこれが唯一のバーナーであった。
ふと思い出して、どこのメーカーだろうと疑問になり、google先生に聞いてもメーカーが出てこない。どうにかコレクターのページをいくつか見つけた。
これがうちのカミシマ・ラジウスである。
年季の入った鉄の箱。玉手箱では有りません。 |
一応、底に説明書がある。
説明書によると、ランタンにするパーツもあるタイプも有るようだ。
内容物はこれだけ。
組み立てるとこうなる。
タンク横のノブは加圧ポンプ。タンク上部の蓋は燃料注入口。注入口の蓋の上の小さなつまみは、火力調節と消火時の減圧用ガス抜きつまみ。
タンク上部のには「KAMISHIMA WORKS」と大きく表示されている。
オプティマスのように燃料調節バルブなどはない。
点火時はバーナー部中段の穴が沢山開いている部分に入っているひも状の綿芯に予めガソリンを注いで、これに火をつける。これが予熱になる。火が消えないうちに加圧ポンプをポンピングし、バーナーノズルから燃料が少しずつ出るようにする。燃焼状況を確認しながらポンピングする。
弱火にする時は、燃料注入口の蓋の上部のネジをゆるめてガス抜きし、減圧する。火力を上げる時はポンピングする。
消火は完全にガス抜きすると消える。
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