その後気軽に楽しみたいと思いマーチン バックパッカーを購入した。
MARTIN Steel String Backpacker ※縦の写真が横になってしまいました。ごめんなさい。 |
MARTIN
売り上げランキング: 5,005
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感想としてはあまりに軽薄な音と音がずれやすく、最悪なのは膝に乗せて演奏するのが出来ないということである。
マーチン社の方に「軽薄な音」と聞こえると叱られてしまうかも知れないが、私の素直な感想である。ボディも小さいし、ネックも細い。このサイズで重厚な音を求める方がおかしいのだが、L-8 だけしか知らない私には少々がっかりであった。
音はその内こんなものだと慣れてくるが、重量バランスが悪くて演奏しにくい。アルペジオ重視の演奏ではなおさらである。
原因はボディが軽すぎてヘッドが重く、トップヘビーなため、ストラップで常に肩から下げていなくてはならない。
どうにかならないかと工夫してみた。
ポイントととしては次の通り。
1. 本体に不可逆的な加工はしない。
2. 脱着が極めて簡潔であり、演奏中脱落しない。
3. 色合い、材質が本体に似ている。
4. ボデイの振動をなるべく妨害しない構造とする。
ポイント1については以前にストラップピンをひとつ追加しているので、これ以上加工しない。今回作成した「ホールドサポート」の取り付けにはこのストラップピンを利用した。
材質は木板とベニア。コースレッドと着色ニス、ゴムひもである。
ホールドサポートの正面 |
ホールドサポートの背面 |
ボディの側面が当たる所にはフェルトを貼っている。
ホールドサポートの上部(ギターを嵌める側) |
ホールドサポートの底部 |
ホールドサポートの前後のズレはブリッジと指板の端で固定した。
取り付けた状態 |
ゴムひもの一端をネック側のストラップピンにかける。 |
ゴムひものもう一端はボディ底のストラップピンにかける。 |
背面から見たところ。 |
正面から見たところ。 |
ちょっといじると、ますます愛着がわくから不思議である。
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