2015年9月27日日曜日

外国製のコットンバッグ M-51 エンジニアフィールドバッグ

 家内の姉がアメリカに住んでいる。

 以前お土産にショルダーバッグを頂いた。デザインは私好み。サイズも手頃。

 初めて見るデザインなのでgoogle先生に聞いてみた。
 「M-51 エンジニアフィールドバッグ」という名称らしい。
 すこぶる嬉しい。



M-51 エンジニアフィールドバッグ らしい。
デザインはお気に入り。

インド製をアメリカ経由で日本に。
私の手元まで世界を旅して来たようです。
ポケットの数が半端ない。
使い切れないくせにワクワク。

しかし、いざ使おうと物を入れると使いにくい。

 問題点
 1. 全体的に生地が柔らか過ぎてふにゃふにゃしている。
 2. メインコンパートメントに物を入れるとだらしなく口を開け、バッグ全体が変形する。
 3. 水分を吸いやすく雨の日には使えない。
 4. ポケットが開いて中の物が脱落する。
 5. バッグ上部の取っ手を持つとバック全体がぐにゃりと歪む。



 うーん。どうにかしなければ・・・。


 まず、生地全体の硬度を上げたい。生地の硬さは糊付けでは?とキーピングを濃ゆく溶き糊付けした。乾いてからアイロンがけ。さらに撥水スプレーをかけて、もう一度アイロンがけ。

 これで結構固くなった。

 次に物を詰め込んでも変形しないように蓋の内側にベニアを当ててベルトとバックルを追加。

 ベニアは頑丈にステンボルトで固定。ボルトの頭と尻はサンダーで削り角を落とす。 


メイン・コンパートメントの開口部のサイズでベニアを取り付ける。

ベルトとバックルで口の開きを抑える。

 たくさんあるポケットにはベルクロテープを縫い付けて内容物の落下を防ぐ。

 ショルダーベルトの付け根はプラスチックのD環だったのでニッパで切って小型のステンレス・ロングシャックルで固定。

蓋の上部からベニアの下まで穴をあけて
ステンボルト、平ワッシャ、ナットで固定。

D環はロングシャックルに交換。
取っ手にもカバーを付けて完成。

 試しに本などの重たいものを放り込んでも変形なし。
 使い勝手は抜群になりました。

(工業用ミシンが欲しい今日この頃)


 ところで。

 こういうコットン製のバッグに長期間、防水性と硬さを上げるスプレーなり、浸漬液なりをどなたかご存じないでしょうか? 色はできれば透明で。経年劣化の少ないもので。

0 件のコメント:

コメントを投稿