2017.Mar.23.
トライポッドストラップ カバー |
先日制作した三脚ストラップ(トライポッドストラップ)はナイロンベルト製である。冬場は良いのだが、灼熱の沖縄の夏、汗で汚れてしまう。そこで汚れ防止と肩当たりの食い込み防止もかねて、ビニールシートでカバーを作った。
材料はホームセンター等にある透明テーブルクロス1mm厚とスナップである。
やり方は過去記事「バッグ・鞄の 取っ手カバー」と同じ。
ビニールシートをカバーする箇所の長さに切り、包める幅にカットする。
ストラップの下に透明ビニールシートがある。 よく見ないと見難い。 |
ビニールの角と必要な個所をカットする。
右下の切れ込みはストラップのアクセサリーフックを 出す場所。 |
本来スナップは専用工具で締めるのだが、持っていないので工夫した。
テーブルの傷防止にゴムシートまたは余分なビニールシート(材料の残り)を敷く、スナップの爪が出ている方を上にしてその上にビニールシートを被せる。柔らかい木切れでビニールの上から軽くハンマーで叩くと、いい塩梅にスナップの爪がビニールを貫通して出てくる。そこにスナップを載せて木切れを当てハンマーで叩くのである。
まずは雌側をすべて打ち終わり、ストラップに当てなおして雄のスナップの位置をもう一度確認し位置決めをする。
雌側のスナップに雄のスナップをはめ、その上からビニールを当て、爪のあるスナップを軽く刺し、木切れを当ててハンマーで叩く。
これで大体上手くいく。
ビニールに雌側スナップを取付中。 |
左手前のスナップは取付完了。 中央のスナップは雌の取り付け終了後、 雄をはめ、これから爪のあるスナップを打ち込む。 |
全てのスナップの取り付けが終わった。 |
下がストラップカバー。 その上がトライポッドストラップ。 |
ストラップにカバーを取り付けた状態。 アクセサリー用の環がカバーの一部から飛び出すので、 使用中カバーが上下に抜け落ちることはない。 |
ストラップの上端はカバーを細くしているので、 ここでもズレ防止になる。 |
同じようなものをPENTAX Q-10 用のカメラバッグに取り付けている。
記事は「PENTAX Q-10 バッグ」。
ついでなのでPENTAX K-30 用のカメラバッグ aosta FONTANA FT1SH L-RDにも作ってみた。
ケンコー (2013-05-17)
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ビニールシートの余りとスナップ4箇所分で完成。
aosta FONTANA FT1SH L-RD に付けた取っ手カバー。 |
このカメラバッグの取っ手はとても柔らかいので、これで少しは握りやすくなった。
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