2017年3月22日水曜日

トランジスタラジオのスピーカー防塵

2017.Feb.12.

 以前、「短波ラジオ が好き」で紹介したAIWA WR-A100。スピーカーは交換してあるものの、また、砂鉄が入り込んだらと心配ではあった。

 簡易的に対策を取れないかと考えて、スピーカーをビニール袋で覆うことにした。


ケースを外したAIWA WR-A100。

 ビニール袋がスピーカーに触れてヒビリ音を出さないようにするのが必要ではある。

 ビニール袋はスピーカーに合わせて作り直す必要もある。そこで使用したのが100均のビニール袋のシール機である。乾電池で電熱線を加熱してビニールを溶着するものである。よく見るとヒート部には真空包装機と同じテフロン粘着テープが貼られている。一応考えられてはいるようだ。

100均のヒートシーラー。

 いくらヒートシーラーを使用するとはいえ、なかなか思うようにはできなかったが、とりあえず下の写真のようにスピーカーを包み、余分な所はテープで留める。

ビニールで包んだスピーカーの裏面。

 最低でもスピーカーの前面は振動板にビニールが触れないようピンと張る。

ビニールで包んだスピーカーの表面。

 元のようにケースに戻して組み上げて完成。

スピーカーをケースに戻して組み上げる。



 ついでにSONY ICF-SW22も同様に作業した。

分解したSONY ICF-SW22。

スピーカーを外す。

ケースから外したスピーカー。

ビニール袋を当てがい、

ギリギリのサイズにシールする。

前面をピンと張り、

元のようにケースに戻して終了。

 2台ともビビリ音もなく無事作業終了。これからも末永くお付き合いいただきたいものである。

 テレビのようにアナログからデジタル化されると困るが、まあ、ラジオはFM以外はデジタル化はされないだろう。デジタル化されると「雑音や混信があるけど聞こえる」、「かろうじて聞き取れる」は無くなり、聞けるか聞けないかの二者択一になってしまい、よほど近くの放送局しか聞けなくなってしまう。ラジオの利点を捨ててまではデジタル化しないだろう。AMステレオだけは興味があるが・・・。

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