2018.January.26.
「ベンジンカイロの修理 ハクキンカイロと外国製カイロ」でほんの少し紹介した「カイロと同じ原理で蚊取りマットを使用するアウトドア蚊取り器」の紹介。
購入したのはかつて那覇市安謝にあったキャンプ用品店「グーニーズ」だったと思う。なのでもう30年近く前になるのだろうか?
今、手元の蚊取り器をよく見ると「REVENGE」と書かれている。これが手掛かりになるかも?とGoogleで「Revenge mosquito」で画像検索してみた。出てきた画像の中にこれらしきものがある。リンク先を調べてみた。「Revenge Mosquito Destroyer」が正式な名称のようだ。平成30年1月26日現在だが、とある海外のショップ(G.I.A Hardware Newyork?)で「Roxide, 30444, Revenge Catalytic Outdoor Mosquito Destroyer, Clean & Odorless」でまだ販売されているようである。$6.99とのこと。
Revenge Mosquito Destroyer リベンジ モスキート デストロイヤー と言うらしい。 |
ほぼ真上から見るとこういう構造。
プラスチックのケースの中に アルミ製の平たい懐炉が入っている。 |
黒いプラスチック製の本体の上部に蚊取りマットを差し込むスリットがあり、本体の中に薄いアルミでできた平たいカイロが入っている。
本体からカイロを下から抜き取る。 |
カイロの火口には「ベンジンカイロの修理 ハクキンカイロと外国製カイロ」で紹介したステンレスメッシュの火口が付属している。カイロの中身は綿。
火口はステンレスメッシュの火口。 |
本体、カイロ部、火口。 |
燃料を計量するための計量カップが付属している。
燃料注油用の計量カップが付属。 |
計量カップは2段に径が異なり、境目に三角のマークがある。つまり1回の注油量はこの三角が示す段までということ。
計量カップの三角マークと段。 |
使用する蚊取りマットは日本で一般的に市販されている蚊取りマットである。安い。
市販の蚊取りマットが使える。 |
この蚊取り器の火口も火が付きにくく四苦八苦していた。なのでキャンプ用品箱に仕舞い込んでかれこれ20年近く。カイロの火口交換で劇的な改善が見られたのでこの蚊取り器の火口も交換する。
ハクキンの火口の接合部をラジオペンチで爪を加工した。
ハクキンの火口と交換する。 |
ダイソーのライターオイルを計量カップで計り、カイロ部に注油。火口をセットししばらくして点火する。本体上部のスリットに蚊取りマットの新品をセットして完了。
本体上部のスリットの横から蚊取りマットを差し込む。 |
スリット中央にマットを入れて使用する。 |
説明書も手元にないので詳しいことはわからないが、Googleで検索した同じ商品の説明では6時間程度の燃焼時間のようである。
この蚊取り器の底部はカイロ部が本体プラスチックの内側に約1cm入り込んでいるので、燃焼時も掌に載せても全く熱くない。また、上部も火口から離れているのでつかんでも熱くない。唯一熱いのは本体中央段の半月型に露出しているカイロのアルミ部分である。なので、テント内で使用しても火事の心配はほぼ皆無である。
現在この真冬に蚊取り器のテスト燃焼を行っているが、懐かしい蚊取りマットの匂いがする。沖縄は少しでも気温が上がると一年中がじゃん(蚊)が活動する。一度はもう使わないかも?と諦めていた懐かしいアイテムに再度頑張ってもらおう。
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