2018.January.20.
過去の記事で「ジムニー JB23 助手席テーブル」を作った。しかし、ジムニーはもう手元にない。この時作ったテーブルはいまだ手元にある。
2015年に制作したジムニー助手席テーブル。 使用時。 |
2015年に制作したジムニー助手席テーブル。 取り外した状態。 |
2015年に制作したジムニー助手席テーブル。 折り畳み状態。 |
これまで数度の車中泊で、バックドアを開けて車外から立ったまま簡単な調理をする時は常設のテーブルが使い勝手がいい。荷室の最後尾にあり、車幅いっぱいのテーブルである。
車外から調理中。 |
ところが、車に常備している折り畳み踏み台を椅子代わりにすると、荷室のテーブルでは届かない。フルフラットの床では後方に飛び出したバンパーが邪魔。
テーブルの高さは結構高い。 写真下の折り畳み踏み台椅子では届かない。 |
もちろん、荷室のテーブルは下の写真のように車外テーブルにもなるように作ってある。
荷室のテーブルは取り外して 車外テーブルとしても使用可能。 |
が、人間は・・・少なくとも私は面倒くさいのが好きではない。立って調理して、座って食べたい。また、食後のコーヒーだけで風にあたりながら椅子に座って楽しみたい。
そこで手元に余っているジムニーの助手席テーブルを改造することにした。
テーブルの取り付け方法は上記の写真の車外テーブルと同様、バックドアのストライカーを利用する。
テーブルが外れ落ちないようにストライカーに差し込む楔(くさび)を材木の切れ端で作った。楔紛失防止のため、テーブルに紐で固定する。そのための穴と紐の太さを逃がし、抜き差しがしやすいように上下非対称にした。
楔(くさび)の表面。 |
楔(くさび)の裏面。 |
紛失防止で紐でつないだ。 |
改造終了が下の写真である。リアバンパーの上部は後方に向かってわずかに下がっている。テーブルのバンパーとの接触面は電動カンナとサンダーで傾斜をつけ、さらに傷防止でフェルトシールを貼った。
完成したミニテーブル。 |
楔はテーブルに固定。 |
この穴にストライカーを差し込む。 |
右方向がバンパーとの接触面。 右下がりに面を削ってある。 |
ガタ防止と傷防止にフェルトシールを貼り付けた。 |
取り付け状態。 |
取り付け部拡大。 |
楔をストライカーに差し込むとがっちり固定できる。 |
テーブルのサイズは幅40cm×奥行20cm。テーブルとしては極めて小さい。しかし、一人で出かけた時の弁当や飲み物、食事だけのテーブルとしては充分な広さである。あまり大きくすると荷室テーブルで調理する際邪魔になる。
軽食テーブルとしてしか考えて作っていないので、踏み台にすると板が割れる。もちろんこのテーブルをセットしたままではバックドアは閉められない。
テーブルを使用しないときは荷室テーブルの基台の隙間に立てて収納できる。
【追記】2020年8月10日
「エブリイ 助手席テーブル」でこのテーブルは再利用しました。リアバンパーでも助手席テーブルとしても使えます。
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