2017.October.07.
少しは涼しくなったので、また山原(やんばる)に出かけた。
国頭(くにがみ)で最高気温28℃、最低気温25℃である。
仕事から帰宅し、夕食後21:00に自宅を出発した。途中スーパーで食材と氷を購入し、沖縄自動車道を北上、許田の道の駅で一旦仮眠をとった。深夜目覚めてまた移動。国頭村の道の駅ゆいゆい国頭にて仮眠。
道の駅 ゆいゆい国頭の駐車場。 |
道の駅 ゆいゆい国頭 |
道の駅 ゆいゆい国頭 |
やんばる国立公園。 |
朝食のコーヒーを淹れる。 |
ゆいゆい国頭の駐車場で朝食のパンとコーヒーを摂り、沖縄本島最北端のダムである辺野喜ダムに移動した。ここは独身の頃、2サイクルの550ccジムニーSJ30でよく車中泊した場所である。十年振りだろうか?
管理事務所すぐ下の休憩所も変わっていなかった。
堰堤下の広場には星空観察の場所になっていた。昔はなかった星空の説明モニュメントがたくさん設置されていた。
このダムは居心地がいい。夜や明け方も鳥の声がよく聞こえる。特に夜キョキョキョと森のあちこちからよく響く声はヤンバルクイナだと思う。
ただ、ドコモの電波は非常に弱い。通話だけなら問題ないが、スマホやタブレットでネット閲覧しようとすると時間がかかる。
辺野喜ダムの星空の広場 |
星空の広場の日時計。 |
まだまだ夜も暑くて寝汗をかいていたのでシャワーを浴びた。
これまでは夜間、人の目を盗んで屋外全裸シャワーだったのだが、今回はシャワーテントを入手したので、どこでもとはいかないが安心してシャワーを浴びることができる。
同僚との会話でも話題に上がったが、沖縄には銭湯や温泉が極めて少ない。特にやんばるにはホテルや民宿、キャンプ場以外はほぼ皆無である。入浴だけの場合、やんばる学びの森ぐらいだろうか? やんばる学びの森はシャワーだけでも200円で利用できる。温水シャワーで施設も奇麗である。
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万が一、シャワーテントが使用中に風で飛ぶと、私の絶対的秘匿領域が衆目に晒され、一瞬でその場の雰囲気を根こそぎ破壊することになる。意図せず目撃してしまった周囲の人にトラウマを植え付け、さらに私の心をえぐる。地面が土ならば付属のペクで固定すればいいが、アスファルトにはペグは立たない。バックドアにひもで固定することにした。
シャワーテントの使用状態。 |
バックドアのトリムボードのプラスチックピンをボルトに交換し、アルミ板を加工したフック用の留め金を付けた。
シャワーテントの張り綱用の紐通しにロープを通し、ロープ中央にはS字フックを固定した。シャワーテントの高さはバックドアを全開にした時の高さよりわずかに高い。シャワーテントの頭頂部はバックドアで軽く押さえられる。風でシャワーテントが横に逃げないようにロープでバックドアに固定するのである。
トリムボードのプラスチックピンをボルトに交換し、 アルミ板で作った留め金を嵌めた。 |
シャワーテントの張り綱通しに結んだロープと S字フックを利用し、バックドアにテントを固定する。 |
シャワーテントの固定状態。 |
シャワーテントとバックドアの位置関係。 |
後ろから見たところ。 |
全身さっぱりしてから、昼食後移動。県道2号線を東へ向かい県道70号線に。途中、安田で「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」の看板を見つけ寄り道した。
国頭村観光情報コーナーのヤンバルクイナ生態展示学習施設
NPO法人やんばる・地域活性サポートセンター安田くいなふれあい公園
ここはヤンバルクイナの保護とその啓発のため、実際のヤンバルクイナを多くの人に理解してもらうための施設だという。
私は何度も野生のヤンバルクイナは見たことがあるが、沖縄の人でさえ実物を見たことのある人は少ない。
ヤンバルクイナ生態展示学習施設 |
ヤンバルクイナ生態展示学習施設 |
ヤンバルクイナ生態展示学習施設 |
ヤンバルクイナのキョンキョン |
ヤンバルクイナ生態展示学習施設の内部 |
施設の中からガラス越しに観察できる。 |
ヤンバルクイナのキョンキョン |
1m以内でヤンバルクイナを見ることができる。 |
じっと見てると可愛い。 |
施設内は冷暖房完備。ガラスの向こうは屋外。暑い真夏でも涼しく観察ができる。
館内の説明の女性が個性的かつ会話好きで楽しい。
左のガラスのすぐ上から1時間毎に餌が落ちてくる。 その時間になると、ガラスのすぐそばまで キョンキョンがやってくる。 |
私が初めてヤンバルクイナを目撃したのは平成元年である。沖縄に来た最初の年で、その頃はバイクしか持っていなかった。愛車のYAMAHA XS250(ビキニカウルのついたヨーロピアンモデル)でやんばる一周中に安波の近くの県道のコーナーで飛び出してきた。びっくりしたが、鳩より一回り大きく、胸元の白い縞模様、オレンジの嘴と足がはっきり分かった。コーナーから立ち直り、停車して探したがもうどこにもいなかった。
バイクの話が出たので、
[おまけ]YAMAHA XS250の思い出・・・・・
私のYAMAHA XS250は、今はもう廃業してしまったが長崎の「マルス輪熔」という個人のバイク屋で新車購入した初めての愛車である。
大学通学の足として、ツーリングの足として私と共に20年を過ごし、総走行距離9万キロを超えていた。
エンジンガードとリヤキャリアはバイク屋さんの手作りである。クラッチ交換やリアのスイングアームのピボットシャフト交換、リアサス交換、フロントサス修理、ヒューズボックス修理、シート張替え、センタースタンド修理等、20年の間に経年劣化は避けられなかったがまだまだ現役で走れた。生活の変化で泣く泣く手放したバイクである。
前後18インチホイールで、直進安定性抜群(コーナーもまっすぐ走ろうとする?)。燃料タンク20リットル。乾燥重量168kg。空冷4ストローク並列2気筒エンジン。
新車購入後1年で最高燃費35km/lを記録した。通常街乗りでも25~28km/lほどである。朝、満タンにしてその日のうちに給油に迫られたのは1~2回ほどしかない。今でも当時のツーリングまっぷるを持っているが、九州のほぼほとんどは制覇した。最も遠い所は長野、新潟である。
愛車だったYAMAHA XS250 |
新車購入後20年乗り続け 走行距離は9万キロを超えていた。 (20代の私です。) |
重くて加速性もないがタンク容量は20リットルで、 長距離ツーリングには燃費も良くて最高だった。 (新車1年後で35lm/l 通常で25km/l) |
もし、もう一度バイクに乗れるならYAMAHA ツーリングセローか、HONDA クロスカブが欲しいなあ。市販されるならYAMAHA Resonator 125 が素敵かも?
でもやっぱり20年の時間を共に過ごしたXS250をもう一度新車で乗りたい。その時には欲しくて買えなかった純正サイドボックスも欲しい。無駄に重くて加速も悪い、峠でも置いてけぼりだったが乗り続けてなお好きになるバイクだった。
・・・・・
ヤンバルクイナ生態展示学習施設から国頭村奥に移動し休憩。
「奥ヤンバルの里」という施設ができていた。
沖縄の赤瓦のゲストハウスと河岸の芝生、水遊びができるきれいな川。家族連れで夏を過ごすと最高だろう。
奥ヤンバルの里 |
炊飯中。 |
夕食は、炊き立てご飯、レトルトハンバーグ、 サラダのパックである。 |
荒川ダムの夜景。 |
荒川ダムの夜景。 |
車の中はこんな感じ。 |
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