2017.May.28.
昨日完成したミニトランギア用ストームクッカーの燃焼実験を行った。
ミニトランギア用ストームクッカー |
外気温は約20℃。風は弱いがコンスタントに吹いている。時間は21時である。
外気温約20℃。 |
まずはミニトランギアのアルミ鍋に500ccの水を入れて、最大火力での湯沸かし実験である。
風袋引きを行い…。 |
約500ccの水をはかる。 |
付属のアルミゴトクTR-281にアルコールバーナーTR-B25をセットし、燃料注入後本燃焼まで待つ。
自作のストームクッカーの基台部をセットし、風防部を載せ、アルミ鍋を置く。
本燃焼を待つ。 |
今回は自作のアルミ蓋をセットした。
蓋の有無で沸騰までの時間は大きく変わる。沸騰しかけて蓋を取ると沸騰が止まったりするのである。
自作アルミ蓋を使用。 |
タイマーはスマホのストップウォッチアプリを使用。
鍋を載せ、ストップウォッチをスタート。 |
燃焼中。 |
燃焼中は風防の隙間から青白い炎が見える。
ちらちらと見える青白い炎。 |
音は静かである。 |
沸騰したのでストップウォッチを停止。時間は8分43秒。
沸騰した。 |
20℃で500ccの水を8分43秒で沸騰。 |
次に火力調節用の消火蓋を最大火力にしてテストした。
火力調節用の消火蓋を全開で実験。 |
水量は同じく500cc。
風袋引き。 |
499gであるが500ccとして実験。 |
鍋をセットしストップウォッチをスタート。
写真は若干タイムラグが生じるのはご勘弁。 |
今回は結構待たされた。
沸騰まで25分30秒。
「トランギア アルコールバーナー 消火蓋の改造 trangia TRB-25 火力調整」で行った蓋の改造をこちらもやったほうが良いかもしれない。
長い事またされてようやく沸騰。 |
何と25分30秒。 |
次にスノーピーク トレックチタンボール STW003T で実験。
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バーナーは蓋なしの最大火力で500ccの水を沸騰させる。
風袋引き。 |
水500cc。 |
用意。ドン。 |
沸騰までかかった時間は13分32秒。ミニトランギアのアルミ鍋より時間がかかる。アルミとチタンの熱伝導率の違いであろうか?
沸騰を確認。 |
沸騰までの時間は13分32秒。 |
同じ水500ccを沸騰させるのにチタンだとアルミの1.5倍以上かかるようだ。
ミニトランギアの鍋がツンドラ3ミニの様に2個スタッキングされていれば最高だったのに…。
次にフライパンの燃焼テスト。ただし、計測はせずきちんと沸騰できるか?だけを調べてみた。
フライパン使用時には風防部を取り除く。火力は消火蓋を全開で使用。
フライパンの使用状態。 |
もちろん、フライパン用自作アルミ蓋を使用する。この蓋は餃子やホットケーキが作れるように背が高い。100均の蓋を改造したものである。
「ミニトランギア と トランギア ツンドラ3ミニ の フライパンの蓋」で紹介したものである。
100均のフライパン蓋の改造蓋を使用。 |
しばらく待ったが沸騰した。
フライパンで水の沸騰。 |
最大火力だとフライパンの被膜に良くない。ただ、消火蓋全開でもいまいち火力不足を感じる。慌てずゆっくり調理するなら使えないこともないだろうが…。
バーナー燃焼中でも風防、基台部共にミニトランギア付属の鍋つかみ(ハンドル)で容易に載せ外しができる。
風防部の載せ外し。 手ぶれはご容赦を。 |
基台部の移動。 |
最大火力状態。 風防なし。 |
最大火力状態。 風防あり。 |
鍋を載せないで最大火力。 |
充分使えそうである。
問題点はバーナーの消火蓋の火力アップであろうか?
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