2017年6月2日金曜日

トランギア用スタッキング・ベルト (ツンドラ3 ミニトランギア メスティン用)

2017.May.29.

 ミニトランギアとツンドラ3ミニのストームクッカー化が完了した。

 前記事参照・・・。
 「トランギア ツンドラ3ミニ ストームクッカー化 1 (風除け)
 「トランギア ツンドラ3ミニ ストームクッカー化 2 (風除け)
 「ミニトランギア TR-28T ストームクッカー化
 「トランギア マルチディスク (水切りまな板) ミニ 自作
 「トランギア メスティン用 マルチディスク (水切りまな板) 制作

 それぞれ風防部と基台部を重ね合わせ、その中にトランギアを入れるのであるが、自作の蓋やらマルチディスクやらを合わせるとそれぞれが自由を謳歌しようとしてまとまりがない。収納袋に入れる際や袋の中でばらけてしまうことがある。

 本家ストームクッカーはベルトで全てまとめられるので袋の出し入れはし易い。

 そうか! ベルトで締めればいいのではないか?

トランギア用スタッキング・ベルト
トランギア ツンドラ3ミニ ストームクッカー ベルト。

 仕事帰りに100均に寄ってそれらしいベルトと留め具を探したが、手芸コーナー、工具コーナー、園芸コーナーにもない。あってもベルトの幅が広すぎる。

 ぐるぐる店内を徘徊している時、携帯ストラップのコーナーに良いのを見つけた。

100均の「ロングストラップ シンプル」

2個所で脱着可能。

今回は松葉バックルは不要。

サイドリリースバックルの
テープアジャスター部分が重要。

 二重リングと松葉バックルが付いている方のベルトはハサミで切り取る。

二重リング側のベルトを除去。

 首に掛ける側のストラップの接合部分を1本だけ切断する。

この部分を切断。

袋状の側ではなく、端側のベルトを切る。

 切断した先端を丸くハサミで切り、ライターの炎であぶって溶かし、ほつれ止めを行う。

通しやすく端の処理を行う。

スタッキング時にはサイドバックルの
テープアジャスター側で長さと締りを調整する。

重量は14g。
長さは80cm。

 ベルトを通せるように制作したストームクッカーの風防側に上下2ヵ所の計4ヵ所のスリット穴を開ける。切断面はペーパー掛けを施す。

 スタッキング時に一番底に来るマルチディスク(水切りまな板)にも2ヵ所ベルトを掛ける切り込みを入れる。こうするとマルチディスクが逃げない。

トランギア用スタッキング・ベルト
風防の上下2ヵ所に細長い穴を開ける。
マルチディスクには切れ込みを入れる。

トランギア用スタッキング・ベルト
上の写真の反対側。

 トランギア ツンドラ3 ミニ と ミニトランギアにも同じ加工を行った。

 風防に穴を開けるよりアルミでベルト通しをリベット留めしたほうが良いかも? と悩んだが、これ位の穴では風の影響はほぼ皆無だろう。

トランギア用スタッキング・ベルト
左:トランギア ツンドラ3 ミニのストームクッカー。
右:ミニトランギアのストームクッカー。

 軽くベルトを締めると全体が安定する。収納袋の出し入れも容易になった。


 と、いうことはメスティンにも使えるかも? と、さっそく実行。

 携帯ストッラプは余裕をもって4本買ってあったので、余りはある。

 メスティン用の水切りまな板の短辺の中央に切れ込みを入れる。

左上と右下に切れ込みを入れた。

トランギア用スタッキング・ベルト
ベルトはハンドルの中を通し、縦に巻く。

トランギア用スタッキング・ベルト
水切りまな板の切れ込みにベルトが掛かるので、
ズレにくい。

 いずれのクッカーも80cmのベルトでは長すぎるが、大は小を兼ねるとも言うのでそのままにしてある。クッカー使用時にちょっと何かぶら下げるとかに使えるからである。ならばギリギリ短くしなくても長い方が利用価値はあると判断した。

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