2018年3月11日日曜日

トランジスタラジオの車外簡易アンテナ

2018.February.12.

 ひとりの夜のお供はやはりラジオである。

 車中泊の車内でのんびり夜を過ごすのにラジオを聞きたいのだが、車内は金属の箱の中。電磁シールドの状態なのでガラス窓に近づけないとラジオの感度が悪い。

 細いビニール線の両端にワニ口クリップを付けたワイヤーアンテナは以前から愛用している。キャンプの際、テントの中から近くの立ち木などの枝に伸ばしてテント内で短波を楽しんでいた。もちろん車中泊でもドアの隙間からこのワイヤーアンテナを使用すれば問題はない。ただ、駐車している場所の傍に立ち木などがないとワイヤーアンテナは張れない。

 車に加工しない方法で使用するときだけ付けられるアンテナを考えてみた。

 メルテック(大自工業)のウインドーネット バックドア用 WP-33 に付属していた大判のクリップがレインガーターにぴったりだったので利用してみた。


メルテック ウインドーネット バックドア用 W1660×H1575mm(1枚入) Meltec WP-33
メルテック(meltec) (2012-04-19)
売り上げランキング: 35,739


 1.0mmのステンレス軸棒の50cmがあったので、これをアンテナにしてみた。

ラジオ簡易アンテナ
メルテックのウインドーネット バックドア用に
付属していた大型クリップ。


メルテックのクリップのつまみ側の両側に1mm程度の穴を開けて、ステンレス軸棒を通す。軸棒の抜け防止にクリップ内部で1回ループさせた。

ラジオ簡易アンテナ
つまみ部分に釣り用のステンレス軸棒1.0mmと
ほぼ同じ穴を開けて通す。
クリップの口の部分はルーフレール取付時に
アンテナが垂直に立つように硬めの隙間テープを
貼り付けてある。


 アンテナの下側も軸棒をJの字に曲げた。ここにビニール線を配線する。

ラジオ簡易アンテナ
ステンレス軸棒の脱落防止にクリップ内側は
ばね状に環を作り外側はJの字に曲げる。


 Jの字の部分にビニール線の芯線を巻き付け、スリーブを半分に切ったものでカシメる。

ラジオ簡易アンテナ
J字部分にビニール線の芯線をより結び、
スリーブを半分に切ったものでカシメる。

ラジオ簡易アンテナ
スリーブをカシメる直前。

ラジオ簡易アンテナ
スリーブ部は熱収縮チューブで覆う。


 カシメ部は熱収縮チューブで覆う。

 完成したアンテナを車のレインガーターに取り付けてみた。アンテナ自体は狙い通りほぼ垂直に立つ。風にもあまり揺れない。

ラジオ簡易アンテナ
ルーフレールに取り付けたところ。

ラジオ簡易アンテナ
アンテナの長さは約45cm。

 アンテナの線はバックドアのウェザーストリップに挟む形で車内に引き込む。運転中は車のオーディオを使用するのでこのアンテナは取り付けない。停車してのんびりラジオを聴く時だけ使用するのでこれで充分である。


ラジオ簡易アンテナ
ビニール線はバックドアからそのまま引き込む。
ビニール線の最下端はウェザーストリップ附近に
来るので、万が一の雨でも車内に水の侵入はない。

ラジオ簡易アンテナ
ドアを閉めてもウェザーストリップにゴムに
挟まるので断線しない。。


 AIWAの短波ラジオ WR-A100 で受信テストを行った。

ラジオ簡易アンテナ
AIWA WR-A100



 で、実際使用してみたが感度がいまいちである。長さが足りないようである。

 2本継ぎにしてみた。送信用のアンテナではないので、SWR等を調整する必要もない。ただ、受信だけである。したがって接合部は軸棒を曲げて2つ折りできるようにしてみた。

 下の写真の左側が上部のアンテナ。右が下部になる。上部は先端の途中をUの字に曲げただけ。下部側は先端に環、少し下にまた環を作った。上の環の中を上部アンテナ本体が通っており、アンテナを伸ばす時に上部アンテナの先端を下側の環に差し込むだけ。適度なテンションがかかっているのでゴソゴソしない。

ラジオ簡易アンテナ
工夫した接合部。

 アンテナを収納するときには上部の環から外さずにU字部分でくるりと回すと2つ折りにになる。手持ちの軸棒が50cmの物しかなかったのでこうしてみた。

ラジオ簡易アンテナ
折りたたんだ状態。


 出来上がって車のルーフレールに取り付けてみた。
 柔い。ふにゃふにゃである。無風ならいざ知らず、風が吹くと「柔軟」になびいてしまう。これでは駄目だ。




 翌日仕事帰りに近くの釣具屋に寄った。1.3mmの長さ1mの軸棒が手に入った。
よし、1mでいくぞ。だが、1.3mmでの1mではやはり全体にふにゃふにゃしている。50cmまでは2本でその先は1本で作ることにした。

 1本は1mそのままで、もう1本は50cmに切断する。基台の給電部は圧着端子でカシメる。1.3mmのステンレス軸棒がダブルになっている50cmの先端(アンテナ全体の中央部)と、その中央、クリップの付け根はスリーブを切断したもので3カ所カシメて2本の軸棒を1本にする。2本全体は熱収縮チューブでしっかりと1本化する。

 完成したアンテナが下の写真である。下からビニール線、クリップの基台、黒い皮膜の部分が2本ダブルのアンテナ部分、その上の金色が1本部分のアンテナ。先端には熱収縮チューブで突き防止を付けた。

ラジオ簡易アンテナ
完成したアンテナの全体写真。
黒い部分は下半分。

ラジオ簡易アンテナ
基台クリップの口側から。

 ルーフレールに取り付けてみると結構長い。風もまあまあ吹いているが大丈夫なようだ。

ラジオ簡易アンテナ
写真では50cmの位置までしか
写っていない。
実際はこの約2倍の長さがある。

 私の車はバックドアにも網戸を付けている。車内への引き込みには網戸の枠とボディ内装の隙間に予めビニール線とギボシ端子を通しておいた。

ラジオ簡易アンテナ
車内側のギボシ端子のメス。


 アンテナ側のビニール線の先端にはギボシ端子のオス。車側がメスにしてある。

ラジオ簡易アンテナ
アンテナ側はギボシ端子のオス。


 車内のネットラックにはアンテナとラジオを結ぶビニール線を這わしてある。アンテナ側にギボシ端子のメスを、ラジオ側にはワニ口クリップを付けてある。

ラジオ簡易アンテナ
左下のコードロックが付いている黒い線がアンテナ側。
ギボシ端子から出ている青い線がラジオにつなぐ線。


 ラジオにはワニ口クリップをラジオのロッドアンテナの先に噛ませて使う。

ラジオ簡易アンテナ
ラジオのアンテナに挟むワニ口クリップ。

 ラジオのロッドアンテナではFMとSW(短波)だけである。MW(中波)のAM受信は内蔵のフェライトバーアンテナを使用する。この外部アンテナではAMの感度は上がらない。ましてシールドされた鉄の箱の車内では厳しい。

 このアンテナを利用してAMの感度を上げる方法を考えてみた。

 AMの感度を上げる方法としてビニール線をラジオに巻き付けるという方法がある。ならば最初から線の巻かれた筒の中にラジオを入れてみるのもいいはず。

 クリアフォルダーを適当にカットしてラジオに緩めに巻く。エナメル線をその上から巻き付けた。エナメル線は被膜があるのでショートはしない。巻いたエナメル線の上から梱包用のテープを巻いた。エナメル線の端はワニ口クリップを挟めるよう圧着端子を付けた。それが下の写真である。 

ラジオ簡易アンテナ
材料はクリアフォルダーとエナメル線、ビニール線と
圧着端子、梱包用テープ。


 使用方法は簡単。この筒の中にラジオ本体を入れて圧着端子に外部アンテナをつなぐだけである。

ラジオ簡易アンテナ
手持ちの一番大きいTECSUNのPL-310ETに合わせた。


 実は十年以上前に外部アンテナとして細いビニール線を使ったワイヤーアンテナは制作していた。キャンプの時、テントの横の立ち木の枝からテント内のラジオに引っ張れるようにしたものである。出張時のホテルの窓やカーテンに引っ掛けて窓際に伸ばし、ラジオを聴くのにも使用している。コードドラムも100均の材料で手作り。

ラジオ簡易アンテナ
何メートルの線か調べてないが短めの
ワイヤーアンテナ。

ラジオ簡易アンテナ
こちらも長さ不明だが長めの方のワイヤーアンテナ。

 ワイヤーアンテナは周囲に人がいない場所ならお勧めではあるが、車中泊の駐車場で他人を引っ掛けると迷惑になるので使用は厳しい。



 今回制作したメルテックのクリップとステンレス軸棒のアンテナをテストしている時、ふと携帯のテレビだとどうなるのか?と思い実験してみた。
 スマホのテレビのアンテナをほんの少し引き出し、先端にワニ口クリップを挟む。テレビアプリを起動して様子を見た。

 おおっ。やはりテレビがしっかり映る。クリップを外しスマホのアンテナを伸ばす。しかし、テレビは映らない。ワニ口クリップを挟むとまた映る。アンテナの効果は証明された。
 ま、しかし。私はテレビは見ない人間なのでどうでもいい。1年間で30分も見た覚えがない。スマホにもテレビはいらないのだが・・・。

2018年3月3日土曜日

ミニ収納庫下の引き出しの制作

2018.Fubruary.11.

 「エブリイ 荷室ミニ収納庫 右側」と「エブリイ 荷室ミニ収納庫 左側」で制作した収納庫の下に引き出しを作った。

 材料は手持ちのべニアや木材の切れ端である。

 まずは右側から。
 こちらの収納庫は調理器具が中心なので割り箸やカトラリー類を分別して収納した。

エブリイ車中泊収納庫引き出し
割り箸、折り畳みスプーンとフォーク、スノーピークの
お玉とヘラ、スポーク、果物ナイフなど。


 引き出しの固定はパッチン錠を使用した。パッチン錠をかけないと引き出しは約3mm程度下に下がり出し入れができる。パッチン錠で固定すると、引き出しは上部の収納庫に押さえつけられるので、運転中の振動でも出てこない。

エブリイ車中泊収納庫引き出し
パッチン錠で固定。


 次は左側。
 こちらの引き出しはアルミホイルを入れるつもりで制作した。100均のくっつきにくいホイルが2本入るサイズである。

エブリイ車中泊収納庫引き出し
100均のくっつきにくいアルミホイルが2本収納可能。


 こちらの引き出しにもパッチン錠で固定。

エブリイ車中泊収納庫引き出し
こちらもパッチン錠で固定。

 収納庫自体をを取り外す時は、まず引き出しを取り外し、収納庫下のピンを2本抜き取るとテーブルの基台から外れる。テーブルの取り外しは左側の引き出しを外してテーブルオートラッチを解除するとスライドで抜き取れる。テーブルを収納する場合も同様。
 ただ、これまでテーブルを車外に出して使用したことはない。
 
エブリイ車中泊収納庫引き出し


 これで左右の引き出しは完成である。

 うーん。このままだとサブバッテリーだの走行充電システムだのを内蔵したもっと大きな収納庫を作りそうで怖い・・・。

2018年2月22日木曜日

レーダー探知機 ユピテルCSR-3S 電池交換 2018年版

2018.February.08.

 2016年5月20日に作成したブログ記事
 「レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換 その1・・・失敗
と、2016年5月25日のブログ記事
 「レーダー探知機 ユピテル CSR-3S 電池交換 その2
で交換した電池の寿命が来たようだ。

 その時は、ネットで純正互換のボタン電池が探せなかったのだが今回は見つかった。

 商品名は「elfin203 二次電池 3.6V 80mAh NiMH」価格は600円である。


elfin203 二次電池 3.6V 80mAh NiMH
elfin203
売り上げランキング: 51,957


 で、本日届いたのが下の写真の二次電池である。

CSR-3S電池交換
elfin203 二次電池 3.6V 80mAh NiMH

 早速、車からレーダー探知機 ユピテルCSR-3S を外して来て分解した。

CSR-3S電池交換
前回外付けしたコードレス電話用の
ニッケル水素電池が付いている。

 下の写真の基盤中央の黒い両面テープの位置にボタン二次電池が付いていた。

 電池のソケットはそのまま生かしているので、コードの半田付けと絶縁だけでいい。

CSR-3S電池交換
基盤中央の黒い長方形の両面テープの上に、
本来の二次ボタン電池が付いていた。


 半田付け個所の絶縁は熱収縮チューブを使用。たまに使うので数種類持っている。

CSR-3S電池交換
2mm径の熱収縮チューブ。

 
 電装用工具箱から半田ゴテとコテ台を準備。

CSR-3S電池交換
長年愛用の半田付けの道具。


 届いた二次電池のコードをソケットのコードに半田付けし、熱収縮チューブで絶縁する。

CSR-3S電池交換
コード同士を半田付けし、熱収縮チューブで絶縁する。


 基盤中央の電池の位置にテープで固定し、レーダー探知機を組み上げて通電確認。

CSR-3S電池交換
電源スイッチをONにし、起動を確認する。


 ピッ、ピッと動作音とLEDの点滅がして、確認終了。

 取扱説明書には最初はシガーソケットケーブルで15時間の初期充電をするように書いてある。しかし、いつも机の棚には13.8Vの安定化電源が準備してあり、シガーソケットのメス自体はあるのだが、肝心のレーダー探知機CSR-3Sのケーブルがどこかに出かけているようだ。
 ソーラーパネル式なので机上の電灯で充電しようとふと気になったことがある。私の部屋の電灯はほとんどがLED化している。LED電灯でのソーラーパネルの充電効率はどうなのだろうか?
 Google先生に尋ねてみると、なんと「ソーラーパネルは紫外線での充電がメインであり、紫外線のほとんど出ないLEDでは充電できない」そうである。
 慌てて蛍光灯の蛍光管に針金でほぼ直付けのようにレーダー探知機CSR-3Sを吊り下げて充電を開始した。

 明日の朝までには大丈夫だろう。

2018年2月19日月曜日

エブリイ ミニ収納庫 飾りプレート制作

2018.February.11.

 「エブリイ 荷室ミニ収納庫 右側」の終わりに「何かプレートでも作ろう」と書いたが、実際にやってみた。
 
 絵柄はこのブログのタブに表示しているファビコン(タブのアイコン)のダックスフンドの絵柄から抜き出したブラタンのダックスフンドである。実はこのファビコンの絵柄は初めてカラー液晶の携帯を購入した時に待ち受け画像として自作したものある。
 犬の絵はアウトラインを紙に手書きし、スキャナで取り込みGimpで加工した。
 Gimpとの出会いはWindows Meがサポート終了したとき、やむなく独学でVine Linuxをインストール。Linuxに入っていた画像処理アプリケーションがGimpであった。Windows版もあるので、それ以来手持ちのWindows、Linuxには必ずインストールし、scriptのインストールをはじめ、ほぼ同一の環境を維持している。なのでどの環境でも同一の操作感と機能を得られる。


 ミニ収納庫を作った時のシナベニアの切れ端を使用する。シナベニアは芯材が茶色、両面の外皮が明るい肌色である。表皮を削ると芯材が現れる。

飾りプレート制作
4mmシナベニアの切れ端。


 べニアのサイズに合わせて画像を作成する。それをラベルシートに印刷し、べニアに貼り付ける。

飾りプレート制作
PCで作成した画像をラベルシートに印刷する。

飾りプレート制作
ラベルシートの粘着力が弱いので、
シナベニアを包むように貼り付けた。


 ルーターのドレメル4000で表面の白い板を削り茶色い芯材を剥き出しにする。




飾りプレート制作
ドレメルのリューターにビットを付けて
黒い部分を削る。


 作業中、細かい切り屑でラインが見えなくなるので使い古しの歯ブラシで掃除をしながら作業を続けた。
 
 削り終わってラベルシートの残り屑を剥がす。

飾りプレート制作
削り終わり。


 色のコントラストを強調し、細かい表皮が剥がれないよう強度を上げるためにニスを塗る。油性ニスなので筆や刷毛を使うと筆洗油がもったいない。ダスターのペーパーと割り箸で筆の代用を作った。

飾りプレート制作
油性ニスを塗る。
ニス掛けすると芯材の色が濃くなり
コントラストが強くなる。


 一晩乾燥させておく。

飾りプレート制作
ニス乾燥後。


 翌日、べニアの余分をカットしてカット面にニス掛け。

飾りプレート制作
縁の余分なべニアをカットする。


 右収納庫の後部の壁面にネジ止めで完成。

飾りプレート制作
収納庫にネジ止め。

 ただの自己満足ではあるが何もない寂しい収納庫の壁にアクセントがつけられた。

2018年2月13日火曜日

エブリイ 三脚ホルダの改良

2018.February.11.

 エブリイの三脚ホルダの機能は納得なのだが、ショックコードの固定方法がいまいち気に入らない。下の写真は制作当初の方法。
 ホルダ後方の三角形の柱の上部からショックコードを引き下げ、下の三脚受けの桟の裏にショックコード用フックを付けておりそこにコードを回して引っ掛ける。

三脚ホルダの改良
制作時のショックコードの取り回し。


 下の写真の桟の裏にコードをひっかけるフックがある。

三脚ホルダの改良
写真の赤い枠の桟の裏に
コードをひっかけるフックがある。


 一度固定すると外れる心配はなく三脚もがっちりと三脚受けに固定されるのだが、コードの取り外しが手が入りにくくて大変であった。

 やはりショックコードを引っ掛けるフックは手前に欲しい。なるべく小さめでしっかりロックできるものを工夫する必要がある。

 手元の木材を探して見ると「ステンレス包丁 柄の修理」で使用したツルハシの柄があった。この木材は結構固い。

ツルハシの柄


 サンダーに0.8mm厚の金属用切断砥石を付けてフックの切込みを入れ、切削ディスクで成型する。
 成型したフックを三脚受けの桟にエポキシ系接着剤で接着し、さらに裏からコースレッドで補強する。

三脚ホルダの改良
新しく作り直したフック。
下段用。


 こちらのフックにはショックコードを2本掛けにするのでフックの先端が折れないように下穴を開けてコースレッドを1本打ち込んである。

三脚ホルダの改良
新しく作り直したフック。
上段用。


三脚ホルダの改良
三脚の固定状態。

 三脚受けに三脚が乗るというより、後ろの柱に押し付けて固定する感じになってしまった。が、脱着が楽になった。

 これでしばらく様子を見ることにする。