2023.January.30.
先週から沖縄でも結構な寒波が到来している。それでも最低気温7℃程度までしか下がらないが、風がものすごい。台風に近い強風である。屋外にいると寒い。
過去記事「ベンジンカイロの修理 ハクキンカイロと外国製カイロ」で紹介した外国製カイロを久しぶり使用してみた。
しばらく上着の脇ポケットに入れていたのだが、何気なくズボンのポケットに入れてしまっていた。20分程しか入れていないのに、太腿の付け根の皮膚がヒリヒリする。低温度やけどと言うよりベンジンにやられたようである。
実はこのカイロは今だamazonで販売されている。
と
である。
どなたかのサイトでこのカイロのつなぎ目からオイルが漏れるという物を読んだ気がする。つなぎ目とは下の写真の赤の円で囲んだ箇所である。
このカイロにハクキンの火口を使用すると、発熱量が半端ない。もしかすると気化したベンジンが漏れ出てるのかもしれない。(試しにタンクになみなみとベンジンを入れてみれば分かるのかもしれないが、安全な量まで抜き取るのに時間がかかるので試していない。)
赤い楕円の箇所がつなぎ目 |
ダメ元でつなぎ目の上部(蓋の内側になる箇所)と下部(蓋のかからない箇所)の約3mmの幅を耐熱性エポキシ接着剤 J-B ウェルド でパテ埋めをしてみた。
マスキングテープを重ね貼りし、厚みを付け、J-B ウェルドを塗る。硬化する前にマスキングテープを剥がし、硬化時間を待つ。
タンクの接合部を覆うようにJ-B ウェルドを塗る |
※ちなみにこの懐炉にハクキンの火口を付けるには火口の加工が必要である。この懐炉の火口の取り付け部分は上に湾曲している。ハクキンの火口の底部はほぼフラットである。そのまま火口を取り付けるとグラグラして両端に隙間ができる。ハクキンの火口の底部の中央部をノングノーズ(ラジオペンチ)等で曲げてやる必要がる。上の写真の火口の底部中央が傷付いているのは加工した跡である。
拡大写真 |
約一日硬化させた後に蓋を閉めてみた。
蓋は定位置より1mm程上になる |
蓋のガタツキもなく、問題なく使用可能である。
完成 |
発熱量を抑えるためにカイロ付属の巾着袋で包み、過去記事「ダイソーデジカメケースがカイロポーチにぴったり!!」で紹介したデジカメケースに入れてみた。
新しいハクキンカイロも持ってはいるが、自分が弄り回した物も愛着が湧いてしまい離し難い。 ハクキンカイロはしばらく棚の中で休んでもらって、こちらのカイロを使ってみようかな?
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