2019.April.09.
長らく愛用の古いネットブック HP Mini 110-4120TU にインストールしていた Linux Mint 17.2 がサポート終了を今月迎えた。(平成31年4月現在)
※過去記事「ネットブック HP Mini 110-4120TU SSD換装」参照
HP Mini 110-4120TU |
2012年に購入した7年前のPCである。購入直後の状態であるHDDにWindows 7 starter ではあまりに動きが悪かったのだが、上記の過去記事の通り、SSDにLinux Mintを載せてからはほとんどストレスなく使用できていた。出張や、車中泊時にもタブレットと違いキー入力が使いやすいので常に携帯してきた。
果たしてこの古い低スペックPCに最新のLinuxをインストールできるのか?不安があったが、外付け光学ドライブでDVD-ROMから起動するとすんなり動いてくれる。期待半分、ダメ元半分でクリーンインストールすることにした。
インストールするディストリビューションはやはり Linux Mint である。今回はxfceではなくMATEでチャレンジする。
PCは32bitなので Linux Mint 19.1 MATE Tessa の32bitイメージを使用した。
HP Mini 110-4120TU |
Linux Mint 19.1 MATE インストール後のシステムの状態をスクリーンショットしてみた。
このPCには現在256GBのSSDを載せている。パーテーションを切っており、データ用の領域175GBはそのままにしてある。OS用の領域は約60GBである。
PCのCPUはAtom N2600 1.6GHz/2コアの4スレッド、RAMは2GBを載せている。また、過去記事にも紹介してあるが、Wifiアダプタを載せ替えて、WifiとBluetoothが使えるようにしてある。バッテリーパックも大容量パックが2つある。まだまだ現役で使いたい。
システムの状態 |
拡大 |
ファイルシステムの状態 |
ランチャーにはPlankを使用した。これが私には一番使いやすい。また、パネルは上部に配置し、自動的に隠すようにしている。ネットブックの小さい画面を少しでも広く使うためである。 デスクトップインジケータではデスクトップは2つ。あまり多くても使うことはない。Linuxを使うようになってWindowsでデスクトップを切り替えられればと思うことが度々ある。今のWindowsではできるようだが、Linuxのように素直に行かない。
デスクトップの状態。 下に並んでいるアイコンがPlankランチャ。 カーソルを画面下に持っていくと現れる。 |
早速Gimp2.10をインストール。
最新のGimp |
キーボード下のラベルも作り直した。 |
アップグレード前に心配したPCの動きであるが、サクサクというほどではないが、さっくりと動いてくれる。起動時も早い。
試しにシャットダウン状態からの起動時間を計測してみた。電源ボタンを押してログイン画面までに約27秒。パスワード入力してから起動完了までを含めると約46秒である。
起動時のログイン画面のまで27秒。 |
起動完了まで46秒。 |
ちなみにシャットダウンはわずか5秒であった。
シャットダウンはなんと5秒。 |
ウイルススキャナーのClamTKや、ブラウザのchromium、Vivaldi、ライティングソフトのBrasero、k3b、その他いろいろ日頃使用してきたアプリケーションをインストールしている。
ブラザーの複合機での印刷もできる。ほぼLinuxだけでことは足りるようになってきている。
余談だが・・・この作業の直前に長年愛用でメインPCの富士通のテンキー付きノートPCのHDDが逝ってしまった。Windows買うのも癪なので、1TBのHDDを購入し載せ替えて、Linux Mint の64bitをインストールした。なのでLinuxのインストール作業は今月は2回目である。
LinuxでCasio ラベルプリンターやブラザーのプリンターのCDラベル印刷ができればWindowsは必要ないのだが、Windowsとの完全決別はいつになるのだろうか?
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