2017年1月22日日曜日

剪定鋏の修理 柄の交換

2017.Jan.21.

20年来愛用の剪定鋏の柄が折れてしまった。
 
いつかはこうなるのはわかってはいるが、使い易かったのでショックではある。

柄が折れてしまった愛用の剪定鋏。

ポキッといってしまった。


  もうひとつ刃の短いアルミ柄の鋏があるのだが、刃が短いと切ろうとしている枝が挟む時に逃げてしまう。いまいち使い勝手が悪い。

 柄の折れた鋏は古いし、刃もサンダーで砥いでいたりと雑に使ってはいるが、刃はしっかりしていて捨てるのはもったいない。

 カインズに行った際に園芸コーナーでいいものを見つけた。「農具・立鎌柄」680円。


農具・立鎌柄 680円。

全長120cm。

 立鎌用なので棒の一端は鎌の刃を差し込めるようになっている。

鎌の刃を差し込めるように
切れ込みと口金が付属している。

 まずは折れた柄を外す。

 購入時の価格は覚えてはいないが、作りは良いので4,000~5,000円ぐらいの物ではないだろうか? 口金もしっかりした良いものである。

-ドライバを隙間に差し込み、割っていく。

 交換用の柄の長さは120cm。これ一本で2本の柄が作れる。

 サンダーで口金を差し込む段を作る。刃を刺す割り込みは電動丸鋸で入れた。



 丸鋸の刃の厚みが小さいので何度か鋸を入れ直し、口金の噛み具合と刃の差し込み具合を確認する。

口金のサイズが違うので、新品時の口金の段はカット。

 刃の目釘の穴を再利用したかったのだが、どうやっても柄の中の穴の位置を探せなかったので、新しく金工ドリルで穴を開けなおし、鉄釘を打ち込み完成。


修理が終わった剪定鋏。

目釘は柄を貫通させ、反対から叩いてカシメた。

とりあえず修理完了。

 翌日は良い天気になった。

 昨日の鋏の追加の作業を行った。 グリップ部の滑り止めの加工と木部のニス塗である。
滑り止めはサンダーに砥石を付けて溝を環状に彫るだけ。

グリップ部の汚さはご愛敬。

 反省点・・・柄を組む前に溝を彫った方が綺麗だった。回しにくくて歪んだ。
 しかしこれでまた長く使えそうである。

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