2016年5月14日土曜日

断熱カーサイドタープ シート グロメット(ハトメ)加工

2016.May.14

やんばる学びの森 オートキャンプ」で紹介した「最強の断熱タープ」のサイズアップを図った。

断熱!!カーサイド・タープ。
私には最強の断熱タープ。


 いつものようにAmazon商店にて「ユタカメイク クールシート シルバー 」の一回り大きい物を注文した。
 現在使用しているのが「1.8m×2.1m」。注文したものが「1.8m×2.7m」である。

 このシートの断熱性は私の知っているシートでは最強である。表面は光沢のあるシルバー。裏面は黒。表面のシルバーで光と熱を反射し、裏の黒で完全遮光。このシートをタープにするとどんな日差しの元でも大木の木陰ができる。沖縄の殺人的な陽射しも完全シャットアウト。
 一度このシートをタープにしてからは、アウトドアメーカーのお洒落なキャンプ用タープは使わなくなってしまった。

ユタカメイク クールシート シルバー。
表面は光沢のあるシルバー。裏面は黒。


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 早速、シートが届いたので必要なグロメット(ハトメ)を追加しようと駐車場に広げてみた。

 あれっ? なんか少しサイズが小さい?

なんか、ちょっこと、サイズが変?
とりあえず測ってみた。
メジャーを取り出し、シートを引っ張り測ってみた。

片端をブロックにショックコードで固定し、
メジャーの端を洗濯バサミで固定。

メジャーの端はピッタリとシートの端。

シート付属の紙には2.7mの表記。

どう見ても2.595m。

しっかり引っ張ってみた。
良くて2.6m。
※シートがたわんでいるのは
片手でカメラを持っているため。
 頑張って引っ張ってみたが、2.6mしかない。作業時の外気温は26℃。蒸し暑い。この気温で0.96に縮むものなのか?10cmも短い。少しがっかり。


 愚痴を言ってもしょうがないので、作業継続。

 これまで使用してきた1.8m×2.1mの物を重ねて広げてみた。

 幅は同じ1.8m。長さが長い。これでタープの端を少し下に折り曲げて使うこともできる。 
 1.8m×3.6mというのがあればもっと良かったのだが、規格品なので探せなかった。

ユタカメイク クールシート シルバー 。
上:1.8m×2.1m
下:1.8m×2.7m
幅は同じ1.8m。


 ではここからグロメット(ハトメ)を取り付ける。

 もともとグロメットは付いてはいるが、自分の使用法では必要な箇所に必要な数がないので、追加加工を行う。もともと付いていたハトメのサイズは12mmだった。

 準備したものは、
 1. 両面ハトメパンチ(12mm)
 2. アルミハトメ(12mm)
 3. プラスチックハンマー
  である。


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 ハトメパンチには穴あけポンチと穴あけ用の台が付いていたが、台は使わず、ベニアの端材を台にした。
左上から両面ハトメパンチ、穴あけポンチ、付属の敷台、
両面ハトメ。
下は長年愛用のプラスチックハンマー。

ハトメパンチには上下がある。
ハトメは中央が飛び出しているものとフラットなものの2枚一組。

  まずはハトメを付ける下穴を開ける。シートの下にベニアを敷き、穴あけポンチを当ててプラスチックハンマーでポンチを叩く。
ベニアやゴム板を敷き、その上にシート。

ハトメを付ける場所にポンチを当てて、

ハンマーでポンチを叩いて穴を開ける。

 お決まりのことではあるが、ハンマーで指を叩いたり、ポンチで指に穴を開けることは絶対にしないこと。

開け終わった下穴。

 もともと付いているグロメットの向きをよく観察して、ハトメを挿し組む。適当にやっても問題はないが、ハトメの裏表が異なり仕上がりが良くない。見た目だけなので気にしない人は気にしなくてもいいも。

開け終った下穴とハトメ。

ババロアの型のような側に突起の長いハトメを嵌める。

逆側のデベソの側に平たいハトメを嵌める。

ババロアの型の方にハトメを載せたところ。

下穴に突起の長いハトメを挿し込む。

反対側から平たいハトメを差し込む。
2枚のハトメでシートを挟みこむようにする。

ハトメパンチを下から合わせる。

もう一方のパンチで挟み込む。

ハトメパンチの上からハンマーで叩いて潰す。

こうなる。
完成。

  ここでまたお約束。ハトメパンチの間に指を挟んでハンマーで叩くことをしないように。私の指はそれほど逞しくないので、この隙間では挟んで潰すことはないが、変形したパンチや指の太い人は危険。普通の人でも叩きそこねてパンチが斜めに弾けると大変なことになる。

 ハトメパンチのメーカーとしても、万が一間違って指を潰さないような隙間は開けて設計してはあるようだが、転ばぬ先の杖。念には念を。安全第一。基本に忠実に。大切なことである。

ハトメを潰す前。
ハトメパンチの間に指を入れている悪い見本。

ハトメを潰した後。
最悪、ハトメパンチで指を潰すことになる。
ハンマーで叩くので一瞬で重症。

 穴あけポンチ、ハトメパンチは共に硬い所に置いてハンマーで叩くので、マンション等の集合住宅では打撃音が建物中に響き渡る。要注意。

 さて、次は天気のいい日に実際に車に設置してみよう。

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