2016年5月19日木曜日

断熱カーサイドタープ 取り付け方法

2016.May.16.

 「断熱カーサイドタープ シート グロメット(ハトメ)加工」で準備したシートを車に取り付ける。


 まずはルーフキャリアのタープの基台の紹介から。

 このキャリアの使い方は、今のJB23の前、トヨタ ブリザードの頃からである。

 タープを取り付けるキャリア側のポールはハンガー掛けのあるアルミの物干し竿である。こちらの方が、ただの円柱ポールより横方向の強度が少しでもあると思って選んだ。

 キャリアのバーへの取り付けにはステンレスバンドとアルミ板、両面テープ、ステンレスアングルを使用し、ステンレスのボルトナットで固定した。

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 アルミ物干し竿のハンガーフックの部分はサンダーでスリット状に切れ込みを入れてアルミ板とステンレスバンドが通るようにする。取付方法は写真を拡大してみて頂くとわかりやすいと思う。

物干しポールの取り付け状態①
ハンガーフック部分の穴あけ状態と各パーツの組み合わせ方。


物干しポールの取り付け状態②
キャリアバーへの取り付け状態と、
各パーツの組み合わせ方。

物干しポールの取り付け状態③
別の角度から。

物干しポールの取り付け状態④
さらに別角度から。
これまでは下の写真のように、物干しポールには紐でひとつずつ結びつけていた。これが結構面倒臭く、炎天下で作業すると、それだけで汗だくになる。

これまでの方法。
増やしたグロメットに紐を通し、選択ポールにひとつずつ
結びつけていた。
もう少し楽して取り付けができないかと考案したしたのが、次の方法である。

 グロメットに輪にしたロープを予め入れておく。ポールに一周回してアルミ棒を挿し組む。このアルミ棒をひとつずつスライドさせて留めていく。
 タープを外す時はアルミ棒を一気に引き抜くだけでいい。

ロープ留めのアルミ棒1m。
(先端を円錐に、後ろに紐留めの加工済み)
物干しポールは1.9m。アルミ棒は1mなので2本準備した。1本は後ろから、もう1本は前から差し込んでいく。

ロープ留めのアルミ棒の先端は、
輪にしたロープに通し易くするため円錐状にした。
アルミ棒の差し込み状態は下の写真を参考に。

ロープの留め方①
車両後部、斜め下から。

ロープの留め方②
車両前部、斜め上から。


 タープ用の伸縮ポールを使って、タープを張った状態が次の写真である。

 タープの高さ、ポールの位置を変えて自由自在に張れる。天気の良い日に広く張るならポールはタープの先端に挿し高くする。小雨の時はタープ上の雨水が流れるようにポールを低く、かつ横からの降り込みを少しでも押さえるように、ポールはタープの中央に挿して、タープの先端で壁を作る。

とりあえず、駐車場でタープを張ってみた。

1~2名なら充分な広さである。

下から見たところ。

 必要なら小さい方の「ユタカメイク クールシート シルバー 1.8m×2.1m」を前か後ろに壁として張ってもいい。

 見た目より実用性を重視するには「ユタカメイク クールシート シルバー」はタープとして最高である。

 かつて家内が三菱デリカに乗っていた時は、レインガーター用のフックを使って、もっと大きな「ユタカメイク クールシート シルバー」を張ってタープにしていた。今は、軽に乗っているのでこの大きなシートは炎天下の庭作業に使用している。

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 「断熱カーサイドタープ シート グロメット(ハトメ)加工」でも紹介したが、タープとして使用した「ユタカメイク クールシート シルバー」の利点は、
 1. 直射日光の完全遮断。
 2. 太陽の熱を完全遮断。
 3. 完全防水。
 4. 耐久性抜群。
 5. 夜間だけの使用なら裏返しにすると、ランタンの光量アップ。

 大きいサイズのシートをポール2本で独立した山型タープにしても良い。

 夏場はこれを使うようになると、キャンプ用品メーカーのちゃんとしたタープは使えなくなる。

 オススメです。

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