2017年12月29日金曜日

エブリイ リアゲートストッパー

2017.August.20
エブリイにリアゲートストッパーを制作した。

 ジムニーJB23用のリアゲートストッパーがあるので流用しようと思ったが嵌めにくい。
 JB23 リアゲートストライカー
 車体のストライカーにはすぐに嵌るのだが、ドアを閉めるのに嵌りにくい。

 手持ちのS字フックを利用した。

 制作といってもただS字部分をプライヤで曲げるだけである。

S字フック。

ただ、S字部分を曲げるだけ。

使用状態。

出来上がり。

 上記写真の左側の環状部分がドアのロックにはまる箇所で、右の鈎状の部分が車体のストライカーに引っ掛ける部分である。

鈎状の部分を車体のストライカーに引っ掛ける。

車外からストッパー(ストライカー)を持ち、
バックドアをゆっくり閉めるだけ。

 S字フックが2本あったので長短2本を作った。
 上記の写真が長いリアゲートストッパー。下の写真が短いリアゲートストッパーである。



 鈎状の部分は長いので使用時にバックドアをガチャガチャしても外れない。S字フックも結構な硬さがあったので使用時に伸びる心配もない。

 雨対策と防犯対策としてこれで充分だと思う。

2017年12月28日木曜日

エブリイ DA17V ラゲッジランプ移設

2017.Dec.28.

 エブリイ購入時にメーカーオプションのネットラックを購入した。
 オールスチール製のネットと思っていたが、実物はスチールのフレームにナイロンのネットが取り付けられている。重い物を載せるとネットが下がってしまう。ここは購入前の予想とは違っていた。


 天井のネットラックは荷室を広く使用できて使い勝手がいい。ただ、既存の荷室照明を被せるようにネットラックがあるのでネットラックに荷物があると荷室に照明が届かない。

 設計上こうなることはわかっているはずなので、ラゲッジランプの位置が良くない。
 ならばネットラックに付属してラゲッジランプ移設キットを付属させるべきである。

エブリイ ラゲッジランプ
ネットラックとラゲッジランプの位置。

 前々から移設してやろうと目論んではいたが、方法を決めかねていた。

 ラゲッジランプは引き抜くと簡単に外れる。ランプアッシと配線はコネクタで接続されているので簡単に外せる。


エブリイ ラゲッジランプ
ラゲッジランプを外し、コネクタを抜いたところ。

 ラゲッジランプの穴とネットラックの間の隙間は狭い。


エブリイ ラゲッジランプ
ネットラックを取り外さなくても
ラゲッジランプは外せる。

 手持ちの化粧合板の端材で延長基台の制作を行った。工作といっても簡単なものである。

エブリイ ラゲッジランプ
切り取り線をべニアに書く。

 基台は4枚の部品をエポキシ系の接着剤で組み立てる。取り付けにはアルミ板をリベットで基台に固定したものに両面テープで車体に貼り付ける。


エブリイ ラゲッジランプ
出来上がった基台。
手前の大きな四角い穴はランプアッシをはめ込む穴。
奥の小さい四角い穴はコネクタを通す穴。

エブリイ ラゲッジランプ
基台の裏側。

 ラゲッジランプのレンズ部分がネットラックの下に出ているので荷室を広く照らせるようになった。

エブリイ ラゲッジランプ
荷室に取り付けた状態。
車両後部から見たところ。

エブリイ ラゲッジランプ
下から見たところ。

 私のエブリイはバックドア側にテーブルを設置しているのでテーブルに向かうには進行方向と反対向きに座る。机の照明としては左手に光源があるのが望ましい。したがって本当は車両の右側にラゲッジランプを移設したかったのであるが、配線の取り回しの面倒さから今回の移設方法であきらめた。
 

 電池式のLEDランプもあるのでこれでいいだろう。

2017年11月5日日曜日

エブリイ 遮光カーテン

2017.August.15.

 エブリイの遮光カーテンを制作した。

 カーテンは市販の車用間仕切り遮光カーテンである。

 本来は2枚1組の後部座席と前席を分けるプライバシーカーテンであるが、左右2枚を分離し、90°回転させてミシンで加工して使用した。

 バックドアとクォーターウインドウのカーテンはかつての愛車JB23Wジムニーから移植した。リアのスライドドアとフロントドアの窓は今回のカーテンでばっちり遮光。

 フロントウインドウは下の商品を使用している。これは夏場の炎天下の屋外駐車用に使用しているシェードであるが、車中泊の遮光にも充分使える。





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エブリイ遮光カーテン
左のクォーターウインドウは
ジムニーで使用していたものを移植した。
中央と右のカーテンが今回新調したもの。

 カーテンの上部をミシンで袋縫いし、付属のロープを通す。ロープの両端はホームセンターで購入したステンS字フックを取り付ける。後端は上部ネットラックのステーに引っ掛ける。センターピラーにカーテン用の専用フックを取り付ける。前端はオーバーヘッドラックに引っ掛け穴を開けているのでそこに掛ける。
 カーテンが下がる場合は「エブリイ リアバグネット バックドア用網戸」で購入したネット付属のクリップで上部ハンドルに固定すれば良い。


エブリイ遮光カーテン
メルテック ウインドーネット バックドア用に
付属していたクリップ。
このクリップは便利。

エブリイ遮光カーテン
フロント端はオーバーヘッドラックに開けた穴に固定。
さらにハンドルグリップにベルクロテープで固定。

エブリイ遮光カーテン
センターピラー用専用フックで中央は固定する。

 私のDA17Vはオプションのバイザーを取り付けているのでカーテン上部の隙間はさほど気にならない。と言うか、窓ガラスを換気のために少し開けている場合は、カーテン上部に隙間ができる方が空気の流れができるので好都合である。車内を外から覗こうとしても角度的に隙間があってもよく見えない。




 夏場の車中泊ではとにかく暑いので、遮光カーテンは使用していない。「プライバシー」より「涼」の方が最優先である。眠らないと車中泊にならない。

2017年10月30日月曜日

エブリイ サイドバグネット スライドドア用網戸

2017.August.20.

 バックドアには網戸は取り付けた。
 「エブリイ 車中泊 リアバグネット バックドア用網戸

バックドア用網戸
市販のネットを改造したエブリイのバックドア用網戸。

 快適に車中泊するには、後部座席のスライドドアにも網戸が必要である。

 ただ、エブリイのスライドドアの窓は半分ほどしか開かない。理由は子供が転落することを防止する為らしいのだが、そういうことは「ワゴン」に設定してほしい。こちらは仕事優先、貨物の「バン」である。仕事しやすいように開くべき所はキチンと開く。リアスピーカーやステアリングスイッチ等、ワゴンとは大きく差別化してあるのだから、窓がキチンと開くという差別化はバンには必要である。


 ホームセンターで軽バン用スライドドア網戸なるものを見つけた。

メルテック ウインドーネット スライドドア用 W1100×H770mm(1枚入) Meltec WP-32
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 このネットはドアの上部からすっぽり被せて使用するものであり、設置も取り外しも実に簡単である。ネットを被せたまま、気温と風の強弱で窓ガラスの開閉をしたい場合も何の問題もなくできる。よく考えられている商品である。

 ただ、欠点もある。雨に弱いことである。ネットをしたまま雨が降ると、ネット自体に水が染みてドアのウェザーストリップに挟み込まれているネットから車内に水が滴り落ちる。
 また、走行時には必ず取り外さなければならない。


 簡単に取り外しができ、装着したまま走行でき、雨にも強く、駐車時に少し窓を開けたまま換気もできるそういうネットが欲しかった。

 ネットで検索するとやはり先達は沢山おられるもので、いろんなタイプがヒットした。

 先輩諸氏のアイディアを参考にして、簡単に手に入り、比較的安価な材料で制作できるものを考えた。


 最終的に決めた材料は
 1. 3mm厚べニア
 2. 家庭用網戸の網(片面黒色、片面銀色)
 3. 1mm厚ゴム板
 4. アルミL字材
 5. 追加でアルミリベット
 6. 接着剤とグルーガン
 7. スプレー塗料
 である。

 エブリイDA17Vの後部スライドドアの窓枠の内側上部にアルミL字材を両面テープで押さえを設置する。

 べニアを窓枠に合う形でカットし、スプレーで着色。網はグルーガンで接着する。ドア枠と網戸の縁との隙間は1mm厚のゴム板で隙間を埋めた。

 網戸の取り付け方法の図解は下の図の通りである。上部はアルミL字材で固定。下部はガラスのウェザーストリップの段差の溝を利用して固定した。


エブリイのスライドドア用網戸
取り付け構造図(断面図)


  網戸上部の取り付け状態の拡大写真が次の写真である。

エブリイのスライドドア用網戸
網戸上部の取り付け状態の拡大。

 網戸の枠の縁とドア板金の隙間は1mm厚のゴム板をフラップ状に貼って埋める。

エブリイのスライドドア用網戸
1mmゴム板の効果。

 次の4枚は実際の取り付け状態である。
 ギリギリぴっちり、かつ、若干キツ目で心持ち湾曲するサイズで制作してあるので中央を押して曲げないと取り外しはできない。このおかげで窓枠にぴったり嵌ってくれる。

エブリイのスライドドア用網戸
網戸の取り付け状態。

エブリイのスライドドア用網戸
スライドドアの窓にぴったりサイズ。

エブリイのスライドドア用網戸
昼は外の景色がよく見える。

エブリイのスライドドア用網戸
こんな感じで解放感。

 通常はいつもスライドドアに取り付けたままにしている。家族を後部座席に乗せる時は視界の妨げと網戸の安全?のために取り外している。

 前述のようにエブリイのリアドアの窓は半分ほどしか開いてくれない。この網戸は窓の内側から取り付け、窓枠より大きいサイズなので走行中にテストしてみたが、外れる心配もなくぴったりくっついてくれた。

 網戸を外した時は下の写真のようにネットラックの下にゴムひもで取り付けている。

エブリイのスライドドア用網戸
網戸を外した時の定位置。

 運転席と助手席の網戸は市販の上からすっぽり被せるネットで対応したい。防犯上、寝る時は前部座席は窓は閉めたい。

2017年9月24日日曜日

エブリイ LEDランタン ホルダ

2017.August.30.

 エブリイのルームランプはフロントウインドウ上部と左荷室上部にしかない。

 車中泊で後部座席と荷室を1部屋として使用するには天井中央にルームランプがあったほうが良い。

 もう一度天井トリムを剥がして配線からやればできないことはないのだが、したたか面倒臭い。

 明る過ぎず、暗過ぎず適度な光量と使い易さでパナソニックの BF-AL01K なるものを手に入れた。


パナソニック LEDランタン 乾電池付き ホワイト BF-AL01K-W
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  ただ、このランタンには吊り下げ用の紐だけが付いており、どうやって車に固定するかで悩んだ。もちろん走行中は取り付けなくていい。なので簡易かつ安く済ませたい。
 で、思いついたのが中型の洗濯ピンチの利用である。

LEDランタン ホルダ
中型洗濯ピンチ2つと滑り止めマットを利用。

LEDランタン ホルダ
針金とインシュロックで2つを合体。

LEDランタン ホルダ
別の角度から。

LEDランタン ホルダ
天井のグリップに取り付ける。

 この位置でもなかなか使える。しかも意外に明るい。遮光カーテンで完全に覆わない状態でこのLEDランタンひとつでも車内の様子を外にアピールするようなことになる。

 狭い車内に無駄に明るいランタンは必要ないようだ。

 この暑い夏は無理だが、冬には窓を少し開けてキャンドルランタンでも雰囲気あっていいかも?

2017年9月21日木曜日

エブリイ 車中泊 リアバグネット バックドア用網戸

2017.August.20.

沖縄は常夏の島である。

 したがって年がら年中虫が元気である。
 犬のフィラリア(蚊から媒介する)の予防薬は内地では夏場だけでいいが、沖縄は一年中投与するように獣医から指示を受けているほどである。

 この虫達を車内に入れないようにしないと快適な車中泊はおくれない。

 エブリイのバックドアの構造を観察し、ああでもないか? こうでもないか? と思案した結果、ジムニーの時と同じやり方で網戸を取り付けることにした。

 「JB23 リアゲートバグネット (車中泊・フルフラット用)

 ただ、今回使用したネットはホームセンターで購入した「メルテック ウインドーネット バックドア用」を改造した。


メルテック ウインドーネット バックドア用 W1660×H1575mm(1枚入) Meltec WP-33
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 この商品は普通車サイズのワンボックスにも使用できるので、ネットが大きい。取付は付属のクリップでウェザーストリップのゴムに挟み込む。バックドアを全開中はこれで充分なのだが、ネットをしたままドアを閉めることができない。

 「JB23 リアゲートストライカー」で紹介したような物をエブリイ用でも作る予定である。雨を防げて、防犯上も問題なく、通気性を保ったまま安心して眠れる。そのためにはドアが全閉から全開まで、どの位置にあっても網戸が機能しなければならない。


バックドア用網戸
DA17V バックドア全開状態。
ダンパーがウェザーストリップより
車内側に取り付けられている。

 DA17はバックドアの開口部をより大きくとるためなのか、ダンパーがウェザーストリップより車内側に取り付けられている。ここの処理で結構悩んだ。

 つまりダンパーの付け根より車内側(前方)に網戸の固定をしなければならない。

 市販の車種別専用ネットでは、ウェザーストリップのゴムの内側に挟み込んで取り付けるものが多いようだ。しかし、DA17のダンパーの構造ではそれができない。

エブリイ車中泊
完成状態。

 したがって「JB23 リアゲートストライカー」と同様にアルミ平角棒を使用して車体にビス止めした。

バックドア用網戸
アルミ平棒を曲げて網戸を取り付けた。

 「メルテック ウインドーネット バックドア用」はネットの中央にファスナーがひとつある。使用しない時に巻き上げるには両端にもファスナーが必要である。

 手芸店で120cmのファスナー2本を購入してきた。ネットの両端にもファスナーをつけてネットのロールアップができるようにする。
 ついでに白のチャコペンシルも購入していたので、ネットを現車に合わせて印を入れた。

 自宅室内でミシンをひっぱり出し、ファスナーの縫い付けとネットの余りの切断と端処理を行う。

 ネットの取り付けはフルフラットベッドを全て外して行う。

 アルミ平角棒を荷室内壁に合うように曲げて、ネットを取り付ける。
 アルミ平棒の固定は天井側は天井トリムのピンを外してステンボルトを入れた。両サイドには適当な位置に穴がない。やむを得ずドリルで左右各二ヵ所ずつ開けてタッピングビスで取り付けた。


バックドア用網戸
左右はネットとファスナーが常に残る。

バックドア用網戸
左側の拡大図

バックドア用網戸
左上側の拡大図

バックドア用網戸
天井トリム部
写真の向きが良くなかったかも?
写真下が前方。天井側を下から撮影した。

バックドア用網戸
フルフラットベッドを外した
状態でネットを閉めてみた。

バックドア用網戸
天井側もトリムにぴったりで隙間はない。

バックドア用網戸
網戸全閉状態。
ネットの下に隙間があるのは、
ベッドを入れると無くなる。

バックドア用網戸
全閉状態。
車内側からみたところ。

バックドア用網戸
ベッドキットの後端にはマジックテープを
貼り付けているのでネットの端は
このテープで固定する。

バックドア用網戸
こんな感じで隙間は無くなるし、
風でネットが開くこともない。

 通常、ネットはロールアップしている。荷物の出し入れとリアゲート側からのテーブルの使用など邪魔になるからである。虫対策が必要な時だけの使用になるだろう。