2016年4月28日木曜日

JB23 ステアリングホイール(ハンドル)カバー の固定

2016.Apr.24


 殆どの車に言えることではあるが、純正ステアリングホイールは細い。

 本来、ステアリングホイールを握る時には、親指を中に入れてはいけない。

 ステアリングホイールを回すとギアボックスを介してフロントタイヤの舵が切れる。ステアリングホイールとフロントタイヤは直結している。逆に言うと、フロントタイヤが路面の凸凹で左右に動かされると、ステアリングホイールが回される。舗装路等の綺麗な路面ならば何の問題もないが、落下物、縁石、岩場等の場合、障害物にフロントタイヤが接触すると、ものすごいスピードでステアリングホイールが回ることになる。

 ステアリングホイール内に親指を入れていると、突然急回転するスポーク部によって骨折することになる。まして、内ハンドルを切る癖がある人は、手首ごと砕ける。


 ステアリングホイールのグリップが細いとどうしても親指が内側に入りやすい。自動車メーカーは「安全」を名目に余計な装置をてんこ盛りにする割には、こういう基本的な所を何故改善しないのだろうか?

 私が最初に手に入れたSJ30は中古車で、前オーナーがMomoのスポーツステアリングを付けてくれていた。グリップ部が適度に太くて握り易かった。

 トヨタ・ブリザードに車を替えて以降、ステアリングホイールが細いのでステアリングホイールカバーを付けるようになった。もちろん1000円前後の安い物ではあるが。

現在のステアリングホイールカバー。
ただ、このタイプの外から強引に被せるタイプのステアリングホイールカバーは欠点がある。使っているうちにカバー自体が少しずつズレて回ってしまい、カバーのデザインとステアリングホイールが合わなくなってしまう。ステアリングホイールを回す際にいちいちステアリングホイールを目視する訳ではないので、手のひらの感覚に違和感が生じでしまう。また、見た目もだらしない。
 もちろん、そのままカバーをはめるのではなく、滑り止めマットをカットしてカバーの内側に入れてズレないようにはしてあるのだが、それでもしばらくするとズレている。

 そこで一計を案じた。一番下のスポーク部の左右にインシュロック(ロックタイ or 結束バンド)を掛けるように加工した。


 千枚通し(目打ち)でカバーに穴を開け、インシュロックのロック部は指に当たらないようにカバーの内側に来るようにした。

本職用 千枚通し
本職用 千枚通し
posted with amazlet at 16.04.23
ARC
売り上げランキング: 1,918


カバーの外からインシュロックが回り、
ロック部は千枚通しで開けた穴からカバー内側に入る。

少し拡大。

カメラの角度を変えて。

 現在、この加工を施して3ヶ月。カバーのズレは全く生じなくなった。ステアリング操作にも違和感は無く、インシュロックのロック部が指に当たることもない。

 もっと早く気付けば良かった。

0 件のコメント:

コメントを投稿