2016.Apr.19
もうすでに沖縄は昼間は暑く、半袖で充分である。あとしばらくすると蒸し暑い梅雨が来て、ハーリー鐘が鳴ると梅雨明けである。あの地獄のような暑い熱いそしてとても長い夏が来る。
沖縄で暮らしたことのある人ならわかると思うが、カークーラーは4月前から12月までは必需品である。
ジムニーで車中泊できるようにあの手この手の工夫はしているが、先達の知恵のひとつ「リアゲートを少し開けて寝る」ということを自分もやってみたかった。リアゲートに隙間を開けて、かつ、睡眠中に防犯ができるアイテムを「リアゲートストライカー」と言うそうだ。
ネットでは実際に製品化されているのを見つけることができた。欲しいなあ。でも、価格は3000円。数日悩んだ。
先日、同僚から偶然に金属の廃材を貰うことができたので、好機到来! 作ってみた。
鉄の板材の切れっ端をディスクグラインダーでカットし、万力に挟んでハンマーで叩きながらUの字に曲げる。この時、Uの字の内側に、JB23のストライカーがスムーズに入る隙間を確保する。
次に鉄の棒材を同様に曲げて、切断し、両者をアーク溶接。溶接部分をハンマーで叩き、ワイヤーブラシで磨く。ただ、この廃材の棒は硬さが半端無く、ひたすら叩いて叩いてを繰り返し、ようやくここまで曲げることができた。
溶接が終わったら、サンドペーパーやリューターで研磨する。
溶接後、簡単に研磨した後の リアゲートストライカー。 こちらが上。 |
右側から見た図。 |
左側から見た図。 |
下側から見た図。 棒材が綺麗に曲がらなかったのはご愛嬌。 |
完成したリアゲートストライカー。 |
なかなか良いでしょ? |
黄色のスプレー塗料が手持ちになく、 タッチペイントを使ったので塗装表面は少し凸凹。 |
塗料が乾いてから、実際に取り付けてみた。
溶接中、溶接終了後も度々、可動試験をしていたので問題はないはずだが、塗料の僅かな厚みで不具合が出ないかが心配であった。
リアゲート本来のストライカーに 差し込むだけ。 |
後は、ゆっくりドアを閉めるだけ。 |
ロックした状態でこれだけの隙間。 |
ただ、若干欠点がある。このストライカー使用時にはキーレスが全く動作しない。もちろん、車内から運転席のロックピンを押すとすべてのドアにドアロックがかかる。キーをドアに差し込んで施錠解錠はできる。キーレスだけが動作しない。その点をしっかり理解しておけば問題はない。
リアゲートの換気はこれでOK。あとはリアゲート用の虫よけ網戸をどうするかが次の課題である。
【追記】
「JB23 リアゲートバグネット」を制作しました。よければ御覧下さい。
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