2021年5月12日水曜日

カメラ液晶フードの改良

 2021.April.22.

 過去記事「PENTAX Qシリーズ について」で紹介した通り、Q7とQ-S1が新たな機材として増えた。夏場に液晶が見えなくなる対策としてもう一つLCDフードが欲しくなった。次は自作ではなく、以前からAmazonで狙っていたゴム製の物を手に入れた。

MercuryGo 液晶ビューファインダー拡大鏡 3倍 ユニバーサル LCDファインダー拡大鏡 - 3.0インチ (3.0インチ)」という商品である。

カメラ液晶フード
MercuryGo
液晶ビューファインダー 3.0インチ

カメラ液晶フード
MercuryGo
液晶ビューファインダー 3.0インチ

カメラ液晶フード
MercuryGo
液晶ビューファインダー 3.0インチ




カメラ液晶フード
LCD取付用の基台も付属していた。

カメラ液晶フード
基台下部はLCDに両面テープで固定し、
爪で取り付ける。


  
 早速、Q7に合わせてみたのだが、ピントが合わず目にキツイ。接眼レンズを変えてみようと手元のレンズを探してみると、100均のルーペがぴったりサイズだった。

100均のルーペ
100均のルーペ

100均のルーペ
100均のルーペを分解


 レンズの直径も同じ、度が少し低いので交換してみるとピントも合い、目に優しい。シンデレラフィットという言葉通りである。フードから外したレンズは100均ルーペにそのまま使えた。
 ちなみにこりルーペは数年前に購入したもので、現行商品にあるかどうか不明である。


 フードの取り付けはプラスチック製の取り付け基台を両面テープでカメラもしくはLCDに貼り付ける。爪の付いたフード側の基台をスライドさせて取り付ける方式である。しかし、QシリーズのLCDはカメラギリギリのサイズであり、LCDをきちんと覆うようには付けられなかった。フードの基台の方が大き過ぎる。

 100均で髪留め用ゴム紐を購入し、ゴム紐で固定することにした。

 まずは、フードにリューターでゴム紐を通す穴を開ける。
 
カメラ液晶フード
ゴム紐を通す穴を開けた。



 ゴム紐を通し、何度かQ7に同紐を回すと上手く行くか検討した結果、片側はゴム紐、反対はステンレス針金のフックにすることにした。

 ステンレス針金を下の写真の形に成形する。針金の切断面は研磨した。

カメラ液晶フード
ゴム紐を掛けるフック。


 ゴム紐を通す穴にフックを通す。反対側にはゴム紐を通す。ゴム紐にはコードロックを付けて、テンションの調整とフックからゴム紐を外し易くした。

カメラ液晶フード
フードの下側がフック

カメラ液晶フード
反対側はゴム紐。

カメラ液晶フード
フック端の長さはLCDに傷を付けない長さに

コードロックをつけてテンションの調整と
取り外し易さを向上

カメラ液晶フード
Q7にフードを付けた状態。上から。

カメラ液晶フード
Q7にフードを付けた状態。下から。

カメラ液晶フード
フードを伸ばした状態。

カメラ液晶フード
フードを畳んだ(潰した?)状態。

カメラ液晶フード
フードの接眼レンズ越しのLCD画面


 過去記事「PENTAX Q-10 LCDフード」で紹介した自作アルミ製LCDフードも現役である。

自作アルミ製LCDフード

 自作アルミフードの重量は109g。ゴム製改良フードは68g。重量は6割程である。収納サイズは半分になった。

 自作アルミフードの方が頑丈で、使い易いが、軽量化とコンパクトに持てるのは新しく購入したフードである。軽さを求める時には新しいフード、それ以外は自作フードなどと使い分ける予定である。

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