2021.March.07.
車中泊の際、助手席は畳んで、荷物置きにしている。そのまま荷物を置いても良いのだが、シートバックが汚れるのも嫌だし、荷物の座りも悪い。他の方が工夫しているのを真似てシートバックテーブルを作ってみた。
シートバック・テーブル |
材料はフルフラット化の床板に使用した「赤松パネル材」である。ホームセンターの方に聞いたら「床材」とのことではあるが、軽いが柔らかい材質なので硬いものをぶつけると簡単に凹むが、香りは素晴らしく良い。
接合した時にピッタリの噛み合う実(サネ)部もあり、パネル材だけて接合した時にズレが起きない。接合部には木工用ボンドを使用した。
手前2方向にある段が雄実(オザネ)。 |
こちら側が雌実(メザネ)。 |
パネル材4枚を平行に接合し、テーブルの天板にした。接着剤が乾燥してからシートバックのサイズに合わせてカットする。薄材の細かい加工はDREMEL SAW-MAX が便利。切り口がささくれない。
大体でカットし、接着剤で接合する。 |
接着剤が乾いてから 正確なサイズに切り出した。 |
ヘッドレストの付け根の部分は、シートバックの上部が傾斜しているのでその角度に合うよう傾けて取り付けた。
後部座席と前席との移動を考えて、角は丸くカットし、サンダーで丸みをつける。
エブリイの助手席はシートバックを倒しても、水平にはならない。ヘッドレスト側が高くなる。シートバックの背面に板を付けただけでは傾いたテーブルになる。木材の端材で高さ調節用兼ショックコード固定用の下駄を履かした。これでぼぼ水平になる。
ヘッドレスト部の角度に 合わせて傾斜をつける。 |
角は丸くした。 |
エブリイの助手席はシートバックを倒しても、水平にはならない。ヘッドレスト側が高くなる。シートバックの背面に板を付けただけでは傾いたテーブルになる。木材の端材で高さ調節用兼ショックコード固定用の下駄を履かした。これでぼぼ水平になる。
シートバックは水平にならないので、 下側には端材で高さをつける。 |
横から見るとこんな感じ。 |
シートバックの上部の角度 |
上部の状態 |
助手席を一番後ろにスライドするとテーブルと後部の床材が干渉するが、まあ、ほとんど一人使用なので問題ない。着けたままでも、助手席のシートは結構後ろまでスライドできている。
シートバックを起こした状態 |
フルフラットの床との間隔。 |
ヘッドレストの付け根の板も体に接触することもなく、問題はない。
シートバックの上部(前から) |
床板との隙間 |
ヘッドレストの取り付け方 前後に楕円の穴にしたのは、テーブルに 乗った時にヘッドレストの付け根に 重さがかからないようにするため。 |
テーブルの裏側 |
取り付けはフック付きショックコード |
テーブル使用時 |
運転席から見た状態 |
シートを前にスライドし、ヘッドレストを グローブボックスの下に押し込むと ぼぼ水平になる。 |
通常の状態 |
日頃の通勤も後部座席はフルフラットのままである。助手席のシートバック・テーブルも取り付けたまま。車中泊時はこのテーブルはクーラーボックスや着替えのバッグなどの荷物置きにする予定である。これまでもそうしていた。
軽キャンパーをネットでよく閲覧しているが、荷物のない状態ではオシャレで使い勝手の良い車が多い。でも実際に出かけてみると荷物の置き場に悩む。着替えに食材、クーラーボックス、カメラ、ノートパソコンなど。皆どうしているんだろう? ひとりでも多いのにふたり旅なんてしたら置き場がないのではなかろうか? 七不思議である。
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