2021年3月25日木曜日

職場のカメラ Canon Eos Kiss X4 グリップラバーの貼り直し

2021.February.18.

 職場の記録用カメラに Canon Eos Kiss X4 がある。私が使うことはないのだが、先日、職場の子が使用しているのを目にして気になった。

 グリップラバーが半分以上めくれたままで使いにくそうにしている。使用しない時を見計らって、修理するから持っといでと言ってみた。

Canon Eos Kiss X4
グリップラバーのめくれたEos Kiss X4



 ラバーの状態を確認すると、ラバー下の両面テープが溶けている。しかも、ラバー自体が伸びて大きくなっている。ラバーはそれでもしっかりしたもので、亀裂や脆くもなっていない。

Canon Eos Kiss X4
面積が大きくなったグリップラバー

Canon Eos Kiss X4
横だけでなく縦方向にも伸びている。

Canon Eos Kiss X4
ラバーの入る溝に収まらない。


 去年の正月、私のPENTAX K-30 の絞りの故障修理の際、Amazonでラバー張り直し用に購入した「ニトムズ 超強力両面テープ PE・PP用 No.5015 20mm×20m J0990」が手元にあるのでこのテープで修理してみた。

 まずは、伸びたグリップラバーを溝に入るサイズにカットする。

Canon Eos Kiss X4
伸びて余った部分をカットした。


 粘着力のなくなったもともとの両面テープをひたすら指でめくり取り、アルコールで脱脂する。グリップラバーの裏面も脱脂する。

 ニトムズ 超強力両面テープ PE・PP用をカメラのグリップ部に隙間なく貼り付ける。

Canon Eos Kiss X4
曲面が多くて手間がかかる



 グリップラバーは歪に伸びているし、立体成型されているので一筋縄には行かないが、どうにか違和感ない程度に貼り付けられた。

Canon Eos Kiss X4
ラバーの伸びがこれからもあると
考えられるので、
少し小さめにカットしている。



Canon Eos Kiss X4
これが限界と思う。


 ついでにミラーとセンサーを覗いてみると結構汚れていたので、シルボン紙と無水アルコールで清掃。

Canon Eos Kiss X4
清掃前のミラー


 翌日、カメラを返却。

 良いシーンをこれからもよろしく。

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