2021.March.27.
過去記事「カメラバッグ用除湿剤(シリカゲルケース)」で使用しているシリカゲルの再生を行なった。
シリカゲルは空きペットボトルに保存している。使用済みのものもべつのペットボトルに入れている。
使用前のシリカゲルの色付きビーズは青色だが、吸湿すると青から紫に変色して状態がわかるようになっている。シリカゲルもいろいろな形状のものがあり、球状のビーズ型や砕いた破片のような形状、透明のものに色付きが混ぜてあるもの、全てに色がついているものもある。吸湿性能の違いによりA形、B形という種別もあるようである。
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左が再生後(ビーズが青い) 右が再生前(ビーズは紫) |
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再生後は元の青色に戻る |
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吸湿すると紫に変化する |
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左半分が使用前 右半分が使用後 |
電子レンジやフライパンで再生するという方法も多数紹介されているが、どちらも結構難しかった。電子レンジではなかなか青色に戻らないし、フライパンでは変色(焦げ色)したこともある。温度を一定の熱風を送り込むにはヘヤ・ドライヤーという手もあるが風が強すぎて
シリカゲルが一瞬で逃げ出してしまう。小さな粒なので掃除が大変。
温度設定と風量が使いやすいヒートガンが使いやすかった。
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ヒートガンで熱風を送る |
100均で購入していたステンレスの湯煎カップを使用した。100均のアルミ鍋でもいいだろう。
カップに使用済み
シリカゲルを入れて、 ヒートガンで熱風を送る。温度は高いほど早く放湿するはずだが、
シリカゲルが茶色くなってしまう。なので100〜200℃に設定した。ヒートガンの風量は弱にし、
シリカゲルが風で飛び散らないようにする。ヒートガンを回すように
シリカゲルに熱風を送ること5分少し。紫のビーズは青色に戻った。
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100均の湯煎カップ(大)を使用した |
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温度は100〜200℃、風量は弱 |
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まんべんなく5分ちょっと熱風を送る |
これで再生完了である。このままペットボトルに入れるとボトルが溶けてしまうので、アルミホイルで蓋をし、放熱してからペットボトルに入れる。
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再生完了 |
シリカゲルの再生可能回数は10回程度との記事も見つけたが、厳密にはもっと使えるとの記事もあった。使用環境に影響が出るようで、様子を見ながら定期的に再生・交換すれば問題はないだろう。購入しているシリカゲルは1kgもあるので当分問題ない。
ちなみに4個入りの小型湿度計も購入し、到着待ちなのでカメラバッグに湿度計も常備し、湿度の変化を見てみたい。
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