2021.February.18.
職場の記録用カメラに Canon Eos Kiss X4 がある。私が使うことはないのだが、先日、職場の子が使用しているのを目にして気になった。
グリップラバーが半分以上めくれたままで使いにくそうにしている。使用しない時を見計らって、修理するから持っといでと言ってみた。
グリップラバーのめくれたEos Kiss X4 |
ラバーの状態を確認すると、ラバー下の両面テープが溶けている。しかも、ラバー自体が伸びて大きくなっている。ラバーはそれでもしっかりしたもので、亀裂や脆くもなっていない。
面積が大きくなったグリップラバー |
横だけでなく縦方向にも伸びている。 |
ラバーの入る溝に収まらない。 |
去年の正月、私のPENTAX K-30 の絞りの故障修理の際、Amazonでラバー張り直し用に購入した「ニトムズ 超強力両面テープ PE・PP用 No.5015 20mm×20m J0990」が手元にあるのでこのテープで修理してみた。
まずは、伸びたグリップラバーを溝に入るサイズにカットする。
粘着力のなくなったもともとの両面テープをひたすら指でめくり取り、アルコールで脱脂する。グリップラバーの裏面も脱脂する。
伸びて余った部分をカットした。 |
粘着力のなくなったもともとの両面テープをひたすら指でめくり取り、アルコールで脱脂する。グリップラバーの裏面も脱脂する。