2019.December.27.
おじさんではあるが、たまに気分を変えたくてアロマオイルを使うことがある。
とは言え、高いアロマポットやアロマオイルを使うのでなく100均だったり、ファンシーショップで購入したものではあるが・・・。
自作 アルミ缶 アロマウォーマー |
これまではだいぶ以前に100均で買ったアロマウォーマーを使っていた。これはこれで問題なく使える商品なのだが、欠点がひとつ。上部の水入れの容量が小さ過ぎる。タブレットキャンドル(ティーライトキャンドル?)の燃焼時間は約4時間。キャンドルが燃え尽きるまで3〜5回ほどは水を補充しなければならない。水が無くなるとアロマオイルが焦げて嫌な匂いが部屋中に充満する。
長年愛用の100均のアロマウォーマー。 |
Amazonではなかなかいいデザインのアロマウォーマーが沢山ある。デザインがおしゃれだと高い。チープだとレビューも良くない。一週間ほどどうしようかなぁ?と悩んだ末、空き缶で作ってみるか!という結論に至った。
材料は我が家のゴミ箱にあったコーヒーのボトル缶である。この缶を選んだのは、缶底の形状に段が有り細くなっているので2本を組み合わせし易いと考えたからである。
コーヒーの空きボトル缶。 |
このコーヒー缶はアルミにプリント缶ではなく、印刷されたフィルムが巻かれている。フィルムを剥がせばすぐに無地缶になる。サンダーで磨いて印刷を剥がす手間がいらない。
これまでアルミ缶で色々工作した経験から、全てのアルミ缶がこの構造になれば楽なのにと考えてしまう。
表示ラベルのフィルムを剥がす。 |
使用するのは同じ缶2本。ボトル缶の底部のみを使用する。
100均のアロマウォーマーと並べて高さを決める。次に排気孔の位置を決めたらドリルでゆっくりと穴を開ける。キャンドルの出し入れの穴をカッターで開け、ボトルの上部を切り取る。
100均のアロマウォーマーと見比べて、
各開口部の位置決め。
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切り口をリューターで滑らかにしてアロマウォーマーの本体は完成である。
完成した本体に残りのボトルを差し込んでここで失敗に気付いた。排気孔の位置が高過ぎた。まあ、これでも排気されないことはないので諦める。
本体と残りのボトル。 |
最後にポット(水入れ部)となるボトル底部の切断。あまり浅過ぎず、深過ぎずの高さにした。
出来上がったポットのサイズは直径6cm、高さ3.3cmである。概算で容量93.3cc。
左:アロマウォーマー本体。
右:ポット(上部水入れ)。
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ポットを本体に軽く押し込みこれで出来上がり。あまり強く押し込むと排気孔が塞がるだけでなく、アロマウォーマーの口が裂けてしまう。
100均のアロマウォーマーと並べてみた。 |
上から見たところ。 |
正面横から。 |
ちょっと露出を下げて。 |
後ろから。 |
斜めから。 |
ポットの口は金切りバサミで切っただけなので手を切らないように要注意である。もし、次にもう1個作る時はリューターを多用し丁寧な切り口にしたほうが良いかも。
制作してからもうすでにキャンドル3回ほど使用しているが、水の量はポットの8割程度(70cc)で良いようである。キャンドルが燃え尽きた後、水が残っている状態である。アルミ缶は薄いので、空焚きすると溶けて穴が開く危険性がある。ポットの1/5程は水を残しておきたい。
燃焼中もポット内のお湯は沸騰することはないが、よく見ると湯気が僅かに上がっているのがわかる。香りの蒸散もいい。アロマウォーマー本体の下部を横から指で挟んでみてもやけどするほどの熱さはない。注意すれば移動も可能。掌に乗せても温かいぐらいである。テーブルを焦がす心配もないようである。
陶器やガラスと違い極めて軽い。ポットの水の量が少なくなると風で飛ばされることも考えられる。窓際や強風時には要注意である。
空気が乾燥し、寒さが厳しくなる冬。加湿機能に香りを添えて。お手軽空き缶再利用。
あなたもおひとつ如何?
【追記】記事「アルミ缶で作るアロマウォーマー ②(アロマポット)」に続く。
[自作 アルミ缶 アロマポット アロマウォーマー]
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