2016年9月17日土曜日

JB23 エアコンパネル、コンビネーションメーター、リアデフォッガースイッチの滅灯

(作業したのは)2010.Jan.30.

PCの写真を浚っていたら、JB23のパネルの電球交換をした時の写真が出できた。

 電球が切れたのは、
 1. スピードメーターの電球 × 1
 2. エアコンスイッチパネルの電球 × 1
 3. リアデフォッガーのバックライト × 1
 であった。

 まずはメータークラスタパネルを取り外す。コンビネーションメーターのすぐ上に2つのネジがある。ショートスタビ(超短いドライバ)があると便利。
 このネジ以外はプラスチックの爪で差し込まれているので、注意しながら手前に引き抜くと外れる。

 次にコンビネーションメーターは4本のネジで留められている。

 作業は、ステアリングホイールを外すとやり易いが、ここは要注意。

 エアバッグのインフレータモジュールがあるので、安易に作業するとエアバッグが爆発するらしい。
 運転席で工具を手にしたままエアバックが展開すると、工具が顔面に致命傷を与える危険性が高い。また、インフレータモジュールはいじり防止のトルクスネジで留められているのでいじり防止用トルクスレンチを持っていないと外すこともできない。

 マニュアルには「エアバッグ及びプリテンショナの動作が考えられる作業を行う時は、IGスイッチをLOCK又はバッテリを取り外したのち、90秒以上経過してから作業を行うこと」と明記されている。

 私はビビりなので、キーをロックの状態で抜き取り、さらにバッテリの端子を外し、ビニルテープで絶縁した後、30分以上放置して作業を始めた。

 エアバッグ関連は興味本位ではいじらないこと。これだけは要注意。外したインフレータモジュールの端子をテスターで安易に触って暴発した事故があったとも聞いている。

 基本、「いじり防止トルクス」はメーカーとしてはこれから先は触るな!という意思表示である。自分の知識と技能、自己責任が取れない場合は触らないこと。万が一の場合もメーカーおよび販売店には一切責任はない。

メータークラスタパネルのネジ。

メータークラスタパネルを外した状態。

ステアリングホイールを外した状態。

 途中の写真は作業に熱中したため撮り忘れています。ごめんなさい。 

 スピードメーターパネルとエアコンのコントローラパネルの電球は簡単に交換できました。
 注意点は、電球の緑のキャップを破らないように入れ替えるだけ。


 リアデフォッガーやフォグランプ、ハザードスイッチの電球は基本交換を考えられていないようで、スズキで聞いてもスイッチ丸ごとの交換になるとのこと。1個数千円で購入を断念した。

 で、スイッチ内の電球が交換できないものかとスイッチを取り外して分解してみた。

 内部には麦球がふたつ入っていた。ひとつは夜間照明用のバックライト用。もうひとつはスイッチをオンにした時の表示ランプである。

 
スイッチを分解した内部。
左右の電球はひとつはバックライト。
もうひとつはスイッチオン状態の表示ランプ。

 テスターで調べて、断線している麦球をソケットごと抜き取ってみた。

 麦球は緑のキャップを被せられ、ソケットに差し込まれ、電球の端子を折り曲げて固定されているだけである。

ソケットから電球を外したところ。

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 ホームセンターからメーターパネル用のソケット付き麦球を数種購入していたので、ほぼ同サイズの麦球と交換することにした。

上の麦球がホームセンターで購入したパネル用麦球。
右下は、切れた麦球とソケット。
ソケットの基部から麦球の足が出ている。
上の写真の一部拡大。

 新しい麦球に、切れた麦球の緑の帽子を付け替え、ソケットに取り付ける。

緑のキャップがないと、スイッチの光の色が
電球の色になってしまう。
しっかりしたピンセットがあると作業しやすい。





 麦球交換後はテスターでスイッチの通電状態を確認し、元通り組み上げて終了。

 すべての電球が正しく作動するようになった。

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