2015年11月11日水曜日

JB23 ウインカー・オートキャンセラー 解除

 ウインカーのオートキャンセラーが大嫌いだ。

 右折の際、対向車を避けて後続車の邪魔にならないようにセンターラインに寄る。道路と平行に車を向けるとウインカーが切れる。いやいやまだ右折終わっていなんですが。

 通勤時、毎日通る道に90度右に曲がりつつ左折して本線に出る交差点がある。この間約10m。法律通り30m手前から左折の指示器を出し、右にステアリングを切りながら左折の指示器をキープするのは絶対に無理。フォークリフトのようなノブ付きステアリングでないと無理。




 スアリングの角度によっては指示器を入れた瞬間切れる。また入れても切れる。

 これって欠陥品じゃ? 一度は指示器を入れたのだから勝手に戻った場合、違反切符を切られるとしたら責任はメーカーが取って欲しい。

 一見便利に見えて非常に不便な余計なお世話の代表だと思う。

 かつてはオートリターンなんか無い車もあったし、バイクにはあってもプッシュキャンセラーなので自分で操作するしか無い。どうせMTなので自分で操作するのが当たり前。

 そもそもステアリングは自分で操作するしかないし、ウインカー入れるのも当然自分の意志。カチカチと音を立てて点滅しているウインカーごときを戻し忘れるのならば、ステアリングも必ず戻し忘れるはず。結果、ガードレールや電柱とお友達しているはず。(でもそれはないでしょ?)



 ステアリングボスのあった時代はリターンピンを抜くだけでよかった。エアバックが付いて構造が変わった。

 とにかくこの無用の長物を排除する。

 1. エアバックの誤作動を防ぐためバッテリーの端子を外し30分以上放置する。

 2. ステアリングの横のいじり防止トルクスネジを外す。
   (工具は予め準備しておくこと)。

 3. エアバックユニットを外しカプラーを抜く。

 4. ステアリングのセンターナットを外す
   (外す前にマジックで合わせマークを入れると後で楽)。

 5. 中のリターンカムの構造を理解し、リューターでカムを削る
   (掃除機で削りカスを吸いながら作業する)。

 6. 元通り組み上げて完了。


 すこぶる運転しやすくなった。運転に集中できる。

 今乗っているJB23は3台目の車である。前2台はリターンピンを外すだけで良かったのに。


※1 この作業は10年以上前に実施した。
※2 エアバッグ関係は怖いので写真は載せません。



※追記 去年の車検時、初めて工場から指摘されたが、事情を説明した。
      担当者はわざわざ陸運局に確認とって問題なしでしたという返事。



 余談だが、一見便利に見えて非常に不便な余計なお世話はAT車もだと思う。
 私がAT車に乗って体験した事例を紹介します。
 

恐怖体験1

 目の前に上り坂が見えてるのに勝手にシフトアップする。
 登り始めてスピードが落ちるのでアクセルを踏む。
 また勝手にシフトダウン。
 シフトアップとダウンのタイミングは車任せで突発的に起きるので、精神的にも心臓にも良くない。


恐怖体験2

 長い下り坂。アクセルから足を離していても、どんどん勝手に加速していく。
 (おいおい。)
 Dレンジから2に入れてもいまいち減速しない。
 もう少し!と、1に入れると急減速してつんのめる。
 超ビックリした。
 (ブレーキばかりパカパカ踏むのは車をコントロールできていない証拠だ。
 スピードはアクセルで調整し、ブレーキはその限界を超えた時に使うものだ。
 と、私は教えられてきたのだが・・・)
 その後は下り坂でブレーキを踏み続ける度に、ブレーキパッドやブレーキシューの
 ことばかり気になって運転に集中できなかった。
 ※いっその事、セレクトレバーの操作角度を大きくして、Dから1までの間は無段階式に変速できるようにしてくれればいいのに。


恐怖体験3

 試乗したアイドリングストップ車。
 カックンブレーキが嫌いで停止直前にブレーキベダルを緩める癖が付いている。
 信号で止まろうとした時、知らない間にアイドリングストップしていたようだ。
 停車直前にいつものようにブレーキを緩める。
 突然セルが回り車が暴走した。
 慌ててブレーキを強く踏む。
 その直後にアイドリングストップ?
 停車瞬間に無意識にブレーキを緩める。
 また突然の暴走。
 危なかった。肝を冷やした。沖縄で言う「まぶやー落としかけた。」
 事故を誘発して新車お買い上げという販促機能なのか?
 (助手席の販売員に聞いたら、エンジンを掛ける度にアイドリングストップを止める
 操作をするしか無いとのこと。)  いやいや、これホントに怖いんですけど。    

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