2020年11月3日火曜日

固形燃料用五徳(ゴトク)(空き缶利用)の制作

 2020.October.20

 ダイソー・メスティンに収納できる固形燃料五徳を作ってみた。

固形燃料用ゴトク
アルミ缶利用の固形燃料五徳


 材料はアルミ飲料缶では薄過ぎるので厚手の缶を使用した。アルミ飲料缶の缶材の厚さは0.1mm程らしい。

 これは厚みがありそうだと使い終わるのを待っていたのはシェービングフォームの缶である。ちなみにこの製品は容量も多く、なかなか無くならないし、使用感も抜群なのでお気に入りのシェービングフォームである。

固形燃料用ゴトク
シェービングフォームの缶


 いつものように缶のプリントを研磨し剥がす。缶を切る前に剥がすと凹みにくい。ただし、研磨中に高温になるので破裂防止のために缶の頭にドリルで空気穴を開けておく。

固形燃料用ゴトク
必要箇所のみ
プリントを剥がす。


 必要な高さにカットする。この時、ノギスで厚みを計測したら0.5mmであった。飲料缶の5倍の厚みがある。これなら固形燃料の熱でアルミが溶けてしまうことはないだろう。(期待)

固形燃料用ゴトク
高さは5cmにした。

 
 缶の底は耐圧缶なので内側に丸く凹んでいる。缶を板に載せ、車用のクロスレンチの一番大きいボックス部を当てがいハンマーで叩いて凹みを潰した。

固形燃料用ゴトク
同心円状に凹ませた缶底。


 上部に排気孔となる凹みをつけ、下部には空気穴を開ける。

固形燃料用ゴトク
空気穴と排気部を作る。


 これで完成。

 早速、固形燃料を入れてお湯を沸かしてみる。

固形燃料用ゴトク
使用状態。
(ピンぼけでごめんなさい)

固形燃料用ゴトク
拡大。
(本当にピンぼけでごめんなさい)

 思うほど安定感は悪くない。もちろん石だらけの地面の上では不安定になるとは思う。3回程使用してみたが、アルミ缶が溶けることもなく使用できた。

 この五徳の重量は23gである。


【追記】「固形燃料用ゴトク(空き缶利用)の制作 Part 2」へ続く。

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