2018.June.10.
きちんとした国産メーカーのヘッドランプに付属しているストラップは生地が厚めでしっかりしている。しかし、外国製の激安ヘッドランプのストラップは生地が薄くて、しかもゴムがすぐ伸びる。まあ、激安なのだから仕方がないとしても、生地が薄いのでヘッドランプのストラップ通しからよく外れることがある。ヘッドランプは暗い屋外で使うので外れると地面に落下して、破損する。
激安製品でもきちんと使えばそれなりに長く使えるのだが、破損箇所によっては一瞬でゴミになってしまう。それだけは避けたい。
サンキで購入した300円程度のLEDヘッドランプ。 |
ヘッドランプの裏側。 |
頭頂部用のゴムバンドを外したところ。 |
バンドの取り付け部は3カ所ある。 |
頭部に装着するためのゴムバンドをヘッドランプに取り付ける部分には、バンドを通すためのスリットがある。このスリットが広いとバンドの脱着がしやすい。しかし、ゴムバンドの生地が薄くて柔らかいと何かの拍子にバンドがスリットから抜け落ちてしまう。
スリットがないとバンドが脱着できない。バンドをヘッドランプに装着した後でスリットを閉じることができれば問題は解決する。
LEDヘッドランプのブリスターパック(外箱)のプラスチックをカットして円筒状にした。
外箱のプラスチックを切って、筒状にする。 |
LEDヘッドランプにゴムバンドを通した後、作ったプラスチックの筒をスリット部分に巻く。
スリット部分にプラスチックの筒を巻く。 |
これで完成である。
ゴムバンドを外す時は、プラスチックの筒の一端を摘まんで抜き取ってから外せばいい。バンド自体は頻繁に取り外しをするものでもないだろう。
ただ、プラスチックの筒は、どんなに小さく癖をつけてもヘッドランプに取り付けるとどうしても径が大きくなってしまう。どうにかぴったりに作れないかと考えてみた。
アルミ板ならどうか? ホームセンターから0.5mm厚のアルミ板を購入して筒を作ってみた。
0.5mm厚のアルミ板。 |
スニップル(金切りばさみ)でカットし、切断面をサンドペーパーでやすり掛けをする。
スニップルでカットと、切断面をやすり掛け。 |
少しずつ筒状に曲げる。
筒状に曲げる。 |
ヘッドランプにバンドを取り付けた後で制作したアルミの筒を巻くように取り付け、ロングノーズ(ラジオペンチ)で締めていく。
取り付けたアルミの筒。 |
アルミ板は0.3mm厚でも充分だろう。硬さから言うと0.5mm厚は少し厚過ぎたようだ。残りのアルミ板の利用性から言うと05mm厚の方が価値は高いので0.5mm厚を購入したのではあるが…。
プラスチックの筒よりアルミ板の方がバンド隙間が大きく取れるのと、滑りがいいので使い易くはある。バンドの脱着からいうとプラスチックの筒の方が容易ではある。 痛し痒しである。
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