2020.May.06.
キャンドルランタン用 蚊取りマットホルダ |
まずは下の写真。
子供達は知らない物でしょうが、大人の私達には良くご存知の物。大抵の家庭では暑い夜、使用することが多い物。
めくるめく熱い夜に使うことが多い。 例のモノです。 |
ゴム製品だと思った人がいたら、心が汚れているかも?
最近は液体ボトルタイプや、ワンプッシュスプレータイプが主流になりつつあるので、マットは少数派なのだろうか? だが、未だにあちこちで売られている。
以前の愛車であるジムニーSJ30の頃から12Vシガーソケットタイプの蚊取りマットホルダを使用してきた。未だに完動品で手元にある。エブリイではワンプッシュタイプの物を常備しているので使わなくなりつつある。そのため9割未使用の蚊取りマットが手元に残っている。使わなくてはもったいないお化けになってしまう。
答えは蚊取りマット。 |
昨年からキャンドルランタンのオイル化に取り組んできたので、ふと思い出したのがキャンドルランタン用の蚊取りマットホルダの制作である。実は10数年以上前に一度試したことはあった。その時はキャンドルランタンの真上にアルミ板でホルダを取り付けものであったが、ほぼ直火に近い状態であったため、30分ほどでマットから薬剤が蒸発し真っ白になってしまった。
本来の蚊取りマットに適した加熱温度はわからなかったが、電気式の蚊取りマットホルダも一瞬で火傷をするような温度ではない。そこで今回は、キャンドルランタン上部の側面を利用してみた。
AR_CADで設計図を作成。 |
AR_CADで作成した設計図をラベル用紙で出力する。
手持ちの0.5mm厚アルミ板にマスキングテープを貼りその上から印刷した図面を貼る。
以前はそのままアルミ板に貼っていたがラベル用紙のノリが意外と強力で剥がすのが大変であった。最近、幅広のマスキングテープがホームセンターで出回っているので早速利用した。
図面を貼ったらその上から金切りバサミでカットする。
ラベルシートに印刷した1/1図面 |
0.5mm厚のアルミ板の切れ端。 |
アルミ板の上にマスキングテープを貼る。 |
マスキングテープの上に図面を貼る。 |
線の通りにカットする。 |
カット後のアルミ板。 |
パンチで穴を開ける。 |
図面の点線に沿って板金用バイスクリップに挟んで折り曲げる。
折り曲げる。 |
さらに折り曲げる。 |
完成。 |
実際に蚊取りマットを挟んで脱落がないかをチェックして、完成。
AR_CADは描いた各パーツをグループ化できるので、コピー・ペーストや反転、回転が自由自在である。アルミ板の端材で3個制作できた。
蚊取りマットの取り付け状態。 |
3個できた。 |
キャンドルランタンに取り付ける方法は簡単である。キャンドルランタンの上部に蚊取りマットホルダの爪を差し込むだけである。
完成後、1時間ほど使用してみたが、充分に熱くなってくれる。蚊取りマットの薬剤の香りがキチンとしてくれる。何時間持つかは未検証ではある。
キャンドルランタンは照明器具ではあるが、発熱は避けられない。その熱を有効利用しようというのが目的である。
UCOキャンドルランタンに 取り付け。 |
差込部アップ① |
差込部アップ② |
UCOミニキャンドルランタンに 取り付け。 |
差込部アップ。 |
古い真鍮製キャンドル ランタンにも使える。 |
蓋に挟み込むだけ。 |
ちなみにこれにも使えた。 |
材料は薄い工作用アルミ板だけである。コロナの外出自粛の暇つぶしに、蚊取り
マットをお持ちの方は如何でしょうか?
使用した工具は
① 金切りバサミ
② 事務用穴開けパンチ
③ ニッパ
④ ほんの少しのサンドペーパー
ぐらい。
折角作って使いたくても外出自粛で出かけられない。と、言うオチでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿