2019年9月14日土曜日

Magforce のショルダーバッグにスマホホルダーを取り付ける工夫

2019.August.30.

 2013年より愛用のMagforce MF-0411 というショルダーバッグがある。

 現行品は若干モデルチェンジしており、バッグ左サイドのボトルケースがメッシュから本体と同じ布地になっている。

Magforce MF-0411
Magforce MF-0411 旧型品




 ポケットが多く、荷物の仕分けに便利なだけでなく、何より素晴らしいのは生地と縫製の頑丈さである。7年使用している現在も心持ち色あせ感があるが何ともない。

 Magforce という製品との出会いは、このバッグ購入の半年前 MF-0402 というウエストバッグを購入したことから始まる。色、デザイン、機能性、何より耐久性に惚れてしまった。



 追加オプションで次のオプションも購入した。
1. MAGFORCE #MF-0130 スマートフォン ポーチ L
2. MP-0208 Shoulder Pad




 ショルダーパッドはバッグの安定と肩への負担軽減に最適であった。
また、トランシーバーホルダはバックについてはいるが、スマホを入れるには小さすぎるし、バッグの中に入れていると着信音が聞こえない。MF-0130というスマートフォンポーチLならPixel 3 XLでも収納できる。できればこのポーチをショルダーベルトの付け根に取り付けたい。何かいい方法はないものか?と考えていた。

 今年の夏まではショルダーベルトの付け根の黒い金属フックに紐で結びつけ、MX-LOCK で下のMOLLEベルトなどに止めていた。ただ、そうするとスマートフォンポーチを他のバッグに付け替えるのが大変である。

 折角のMOLLEシステムなんだから、解決策はあるはずと調べてみた。

※MOLLEとはミリタリーショップ レプマートさんによると
「Modular Light Load-carrying Equipment」の略であり「可変式軽量耐荷重装備」の意味だそうである。

Magforce MF-0349
ショルダーベルトの付け根。

Magforce MF-0349
鍵などを取り付ける金属フック。

 

 ウェビングクリップと言うそうである。

CONDOR スリッククリップキット 221092 コヨーテブラウン
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 一番上のAmazonのリンクを見つけた一週間後、両開きのCONDOR スリッククリップキットなるものを見つけた。本来ならばこちらが欲しかったのだが、遅すぎた。

 手に入れたクリップは片開きのものである。スマホポーチの上部は筒状のベルトがあり、縫い目を解いて縫い直すわけにもいかない。

 そういえばカメラ用品メーカーの「首の負担がZEROフック KH-STH」という商品も
縫い直さなくても取り付け出来るプラスチックフックである。その工夫を真似てみた。

片開きウェビングクリップ?


 その工夫とは、下の写真のように閉じているベルト通しの1/3位の位置に切れ目を入れるだけである。斜めに切れ目を入れたのはベルトを通しやすく、抜けにくくするためである。Magforceのベルトは硬くて頑丈である。通しにくいが外れにくい。外れにくいほど良い。もし、外れるとすれば、クリップが破断した時である。

閉じている所に斜めに切れ目を入れる。



 使わない金属フックは外しても構わないので、切り外した。

Magforce MF-0349
ボルトクリッパーで金属フックを切断する。

Magforce MF-0349
金属フックのベルト通しの両端を切断。

Magforce MF-0349
とりはずした金属フック。


 金属フックを取り外し後の筒状のベルトにウェビングクリップの切り込み側を通す。素手ではなかなか通らなかったので、ラジオペンチを利用した。

Magforce MF-0349
ウェビングクリップに付け替えた。

拡大図

Magforce MF-0411
こんな感じ。


 更にコネクティング・バックルなるものをMOLLEベルトに通す。

Magforce MF-0411
コネクティング・バックルをMOLLEベルトに通す。

Magforce MF-0411
拡大図


 スマホポーチの裏にある上部の筒状のベルトにウェビングクリップ、下部のMOLLEベルトにコネクティング・バックルを通して挟む。

 これで取り外し自在である。

Magforce MF-0411 MF-0130
コネクティング・バックルをはめている。

Magforce MF-0411 MF-0130
取り付け状態を横から。

Magforce MF-0411 MF-0130
取り付け完了。

 このMF-0411というバッグは主にPENTAX Q-10一式を持って回るときに使用している。
 過去記事の「PENTAX Q-10 カメラバック その2」で紹介した「ELECOM デジタルビデオカメラケース コンパクトタイプ Lサイズ ブラック DVB-017BK」にレンズ3本とバッテリー、フィルターを入れ、ショルダーバッグの底に入れる。上部にはカメラ本体を入れても余裕がある。


DVB-017BK
ELECOM デジタルビデオカメラケース  DVB-017BKと
PENTAXQ-10一式。

Magforce MF-0411
レンズ類はバッグの底に。カメラは上部に。


 ただ、APS-CのPENTAX K-30一式は到底入らない。
 APS一眼用には一回り大きい MF-0349 を使用している。


 カメラ用蓋付きインナーバッグにレンズ3本とフィルターポーチを入れ、バックの底部に。その上にカメラ本体を入れる。カメラ上部が少し飛び出すが、ショルダーバックの蓋を閉め、バックルで止めると落下することはない。

Magforce MF-0349
MF-0439 にPENTAX K-30とレンズ3本を入れたところ。

カメラインナーバッグとレンズ

Magforce MF-0349
バッグ底のレンズ類。


 MF-0411 と MF-0439 は若干の違いはあるが、ほぼ同じ形状でサイズだけが異なる。ショルダーベルトの金属フックも同じ位置にあるので、今回の改造は2つのバッグに対して行った。これでバッグを換えてもスマホポーチはすぐに付け替えることができる。


 ショルダーバッグにはファスナーで閉じる前面ポケット内に、鍵を繋いでおく紐が付いている。ショルダーベルトの付け根の金属フックは私は使用しない。
 ウェビングクリップが出先で破損したときの予備のクリップはこの紐に付けておく。

Magforce MF-0411
ポケット内の鍵用の紐(ベルト)

Magforce MF-0411
拡大図

Magforce MF-0349
別のバッグにも・・・。



 今はまだ夏真っ盛り。日中は殺人的な陽射しが降り注ぐ宮古島である。カメラ抱えて歩いてぶらぶらしたいが、歩くとくらくらになりそうで二の足を踏んでいる。
 言い訳にしかならないが、今年の夏の始めに仕事で頚椎椎間板ヘルニアを発症し、左の肩と指先までの痛みがまだ治っていない。無理は禁物である。そう自分に言い訳している。

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