2019年3月2日土曜日

腕時計ホルダーの制作(ダイソーのミリタリー・ウォッチ改造)

2019.February.24.

 CASIOの腕時計 PRO TRECK PRT-1400を使用していた。一度、メーカーでオーバーホールとセンサー交換の修理済みで電池が切れたままになっていたが、先日ふと思い出して自分で電池を交換し、息を吹き返した。
 PRT-1400はCASIOのサイトを見ると1999年に発売されたものらしい。もう20年も経つのかと感慨ひとしお。

 ただ、純正のベルトはオシャレだったが常夏の沖縄には適さなかった。常に汗で濡れると布製のベルトはどんなに洗っても匂いがこびり付き悪臭を放つ。この時計は剣道の籠手か?という状態になる。仕方ないので社外品のウレタンベルトを使用していた。しかし老眼に細かいデジタル表示は厳しく、いつの間にかアナログに交代していた。

 前投稿記事の「ダイソー アナログウォッチ(ミリタリー) 電池交換」で使用してるダイソーの時計をいじっている時にPRT-1400を思い出していた。そういえばPRT-1400も色は緑色だったなぁ。

腕時計ホルダー
完成した腕時計ホルダー。

 自宅に帰省した際にPRT-1400の電池交換を行い、宮古島に持ってきた。
 PRT-1400は「トリプルセンサー」が搭載されており、方位・気圧・温度のセンサーが搭載されている。しかし、温度は腕に着けていると体温の影響で正しい気温が表示されない。腕に着けなれば再利用してみる価値はある。

 まずは煙草ポーチに付けているダイソーのアナログウォッチのベルトを観察してみた。


時計ベルト
ダイソーのミリタリー・ウォッチ。

 ベルトはバネ棒を外さなくても脱着可能な構造である。ベルトを外してみた。

時計ベルト
ベルトの構造。

時計ベルト
時計の裏はベルトが二重になっている。

時計ベルト
バネ棒を外さなくても脱着可能。

時計ベルト
ベルトを抜き取った。


 金属のベルト通しとD環、D環のバネ棒などを取り外し、PRT-1400の上下のバネ棒の位置にダイソーのベルトのバネ棒穴の位置が合うようベルトをカットした。一端を袋状に折り曲げ針と糸で縫う。PRT-1400のにバネ棒で取り付け完成。

腕時計ホルダー
下がカットする前のベルト。
上がカットし縫い付けて時計を取り付けた状態。


腕時計ホルダー
腕時計ホルダー完成。


 ベルトはまだ長い状態で残っている。これも利用する。ダイソーのミリタリー・ウォッチの下側のバネ棒にベルトのバネ棒穴を取り付け固定する。上側のバネ棒は時計に付けたままベルトを通し袋状に折り曲げて縫い付けた。


残りのベルトでダイソー用の腕時計ホルダーも作れた。


 タクティカルD環(Dリング MOLLE ウェビング グリムロック と言うらしい)を取り付けて完成。
腕時計ホルダー
腕時計ホルダー完成。

腕時計ホルダー
PRT-1400腕時計ホルダーをもう一度。


 なぜ吊り下げ部分が下になっているのか? ぶら下げたら時計が上下逆じゃないかと疑問に思っている方に一言。時計は自分の体にぶら下げる。他人から見ると上下逆だが自分が時計を見るには下から持ち上げて見ることになる。なので時計の下側が体側、時計の上側が外側になるのである。

腕時計ホルダー
カメラリュックに取り付けたところ。

 ダイソーの腕時計のベルトが長くてよかった。1本で二度美味しい結果になった。長いこと眠っていたPRT-1400も再び活躍できるので満足である。

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